『記者たち~衝撃と畏怖の真実~』を見てきたよ

911後に流されたフェイクニュースと戦うジャーナリスト。『記者たち~衝撃と畏怖の真実~』アップリンク渋谷にて上映中
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建築エコノミスト森山高至「土建国防論」執筆中 @mori_arch_econo

『記者たち~衝撃と畏怖の真実~』アップリンク渋谷にて上映中 shibuya.uplink.co.jp/movie/2019/542… 5月13日発行の私のメルマガでレビュー書きましたよね。 この映画もぜひ見て欲しいので、みんなが見たくなるように紹介します。

2019-05-27 23:33:31
建築エコノミスト森山高至「土建国防論」執筆中 @mori_arch_econo

「バイス」とセットで鑑賞をお勧めする映画。 チェイニーが副大統領になってラムズフェルドと組んで仲間を集めて、アメリカ憲法をさまざまな法解釈により読み替えて、大統領のジョージ・ブッシュの阿呆さ加減を利用して無茶苦茶をしていくプロセスを笑えるほどに悲しく描いたのが「バイス」でしたが、

2019-05-27 23:35:26
建築エコノミスト森山高至「土建国防論」執筆中 @mori_arch_econo

「記者たち」は、チェイニー副大統領を中心とした当時のアメリカ政府の欺瞞を暴き続けたジャーナリスト達の映画です。 ジャーナリストといっても、著名かつ大企業で権威と歴史のある新聞社ニューズウィークとかワシントンポストとか大手テレビ局や雑誌含め大手のジャーナリストは含まれていません。

2019-05-27 23:36:58
建築エコノミスト森山高至「土建国防論」執筆中 @mori_arch_econo

その人たちは、おかしいなあ、と思いながらも、食い扶持のため、上司に言われて、出世のために、真実を報道することから逃げていました、という映画です。 ナイトリッダー社という会社です。 この映画見るまでまったく知りませんでした。 日本でいえば共同通信みたいな、

2019-05-27 23:38:37
建築エコノミスト森山高至「土建国防論」執筆中 @mori_arch_econo

独自の媒体をもたずに記事を各紙に配信している、そんな会社のようなんです。 だから、一般のアメリカ人も、ナイトリッダー社のことを知りません。 主人公の恋人の親も知りませんでした、君の新聞ってどこなの?読んだことないけど…という感じなんです。 911のことは覚えていますよね。

2019-05-27 23:39:00
建築エコノミスト森山高至「土建国防論」執筆中 @mori_arch_econo

ニューヨークの摩天楼のひとつワールドトレードセンターWTCビルに旅客機が二機突っ込んで、あっという間に超高層ビルが燃え落ちた。 当時、私は仕事終わって家に戻ったら、ニュースステーションに煙がモクモクと発生するWTCが望遠カメラの拡大映像として映っていた。 えっ?火事?と思ったら、

2019-05-27 23:39:47
建築エコノミスト森山高至「土建国防論」執筆中 @mori_arch_econo

飛行機が突っ込んできた。 何が起こっているんだろう…、もはや想像を超えていましたよ、現実なんだろうか…と。 当事者である米国民は、もっと衝撃だったでしょう。 映画の中でも、何が起こっているんだ!!という人々の困惑と焦りを描きます。 ペンタゴンにも飛行機が突っ込んだ…という報道、

2019-05-27 23:40:36
建築エコノミスト森山高至「土建国防論」執筆中 @mori_arch_econo

もはや、これは何か、とてつもない事態が起きている! ということがわかります。 で、犯人は一体だれで、どんな目的でこのような、大規模なテロがおこなわれたのか…ということは、もはや置いておいて、 時の政府は発表します、犯人は許さん、徹底的に報復する、と

2019-05-27 23:41:19
建築エコノミスト森山高至「土建国防論」執筆中 @mori_arch_econo

全米が怒りと悲しみに包まれていますから、もう全米中がそうだそうだ!クソ犯人、やっちまえ!となります。 でも、まだ犯人がだれかわかっていないんですよ。 なのに、この事態に早く犯人を決めてしまおうとするんです。 米政府はいきなりなんの証拠もないのに、イラクがテロの犯人と言い出します。

2019-05-27 23:42:15
建築エコノミスト森山高至「土建国防論」執筆中 @mori_arch_econo

で、全米のマスコミもイラクが大量破壊兵器を所有していると言い出します。 ここに飛躍というか仕込みがあって、イラクにそのような事実はないのですが、 ラムズフェルドやチェイニーはイラクを悪者にするためにどうすればいいか、どんな些細なことでもいいから見つけてでっちあげようとするんですね。

2019-05-27 23:43:27
建築エコノミスト森山高至「土建国防論」執筆中 @mori_arch_econo

それに協力するマスコミ、コメンテーター、キャスター、上院議員、文化人、タレントがガンガン出て来ます。 それに対し、ナイトリッダーの記者たちが、真実の報道で抵抗しようとしますが…というストーリー。 この映画に戦場ジャーナリストの重鎮ジョー・ギャロウェイ役でトミー・リー・ジョーンズが

2019-05-27 23:44:50
建築エコノミスト森山高至「土建国防論」執筆中 @mori_arch_econo

この役を引き受けたトミー・リー・ジョーンズの気概が小気味がよいです。同時に、事実をねじ曲げてフェイク報道をする大手マスコミの姿、というのは、新国立競技場問題でも豊洲市場問題でも私が実際に体験したことですので、 この映画の主人公たちの姿には気持ちには痛いほどの共感を覚えましたよ。

2019-05-27 23:46:22
建築エコノミスト森山高至「土建国防論」執筆中 @mori_arch_econo

ぜひ、この映画も見てください。 実話です。 『記者たち~衝撃と畏怖の真実~』アップリンク渋谷にて上映中 shibuya.uplink.co.jp/movie/2019/542…

2019-05-27 23:48:01