「最終手段の書簡」 - 英国弾道ミサイル原潜への最終の指令

林司@るーしゃんず @Archangel_HT

先制核攻撃で首脳部が壊滅する事態に備えてロシアは「死者の手」システムを構築のが有名だが、一方イギリスは首相が就任すると、手書きで「最終手段の書簡(Letters of last resort)」を4枚書いて封をする。これは4隻の弾道ミサイル原潜に1枚ずつ保管され、首相と権限代行者の両方が死ぬと開封される

林司@るーしゃんず @Archangel_HT

首相が替わると古い命令書は封筒に入れたまま処分されるので内容は書いた首相以外の誰も知らない。が、伝えられるところによると「報復せよ」「報復するな」「艦長の判断に委ねる」「（残っていれば）米軍の指揮下に入れ」「オーストラリアに向かえ」などのいずれからしい。

林司@るーしゃんず @Archangel_HT

それはそれとして、イギリスの「ドレッドノート」型次世代弾道ミサイル原潜、なんぼなんでも不格好すぎる気がする。なんだよこれ… royalnavy.mod.uk/news-and-lates…

林司@るーしゃんず @Archangel_HT

「オーストラリアに向かえ」でやっぱりみんな「渚にて」を思い浮かべるんだな。まぁカナダはアメリカに巻き込まれて焦土になってるだろうから、となると生き残る可能性の一番高いコモンウェルスの先進国となるとオーストラリアしかないね。南半球だし

林司@るーしゃんず @Archangel_HT

なおアメリカは有事に地上式施設が破壊されたら、E-6B「ルッキング・グラス」空中指揮機が、大統領か指揮継承者が乗るE-4B「ナイトウォッチ」からの通信を中継し、ICBMサイロやSLBMに発射命令を出す、らしい。フランスの事情は知らん。中国はなおさらわからん

林司@るーしゃんず @Archangel_HT

英国原潜の状況確認手段、BBC ラジオ4がまだ放送しているかどうかもあるらしい。 Trident: What are the letters of last resort? bbc.co.uk/newsbeat/artic…