事故で放射能汚染があったため、放射線管理区域(一時管理区域)を設定していた実例
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MasakiOshikawa
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放射能汚染濃度とリスクについてのメモが一応できた。その準備中に小ネタを発見。原発事故後、かなり広い地域が放射線管理区域になるのではないかと言う指摘があった。たとえば武田邦彦氏: http://bit.ly/fmmZXK
2011-05-15 20:59:14
3ヶ月で1.3 mSv、(平均約0.6μSv/h)以上は放射線管理区域に該当、に加え、表面密度に関する規定も。α核種以外の場合は 4 Bq/cm^2 = 4万 Bq/m^2 以上になる恐れがある場合は、放射線管理区域にする。http://bit.ly/gjpim5
2011-05-15 21:08:40
実はこれだと、現在の柏周辺を含め、0.6μSv/h以下の地域でも該当する地域が多い可能性が高い。(算定根拠はこのあとポストするメモを見てください)。もちろん、福島県には今でも 0.6μSv/h以上の場所はたくさんある。法的には、広大な地域が放射線管理区域、のはず。
2011-05-15 21:10:39
私の概算では、高さ1mの空気中線量が0.2μSv/h以上であれば(バックグラウンドを0.05として)現状ではCs-134,137合算で地表の汚染密度が4万Bq/m^2に達するので、放射線管理区域に該当と思われます。
2011-11-30 18:20:30
ただ、そういう指摘はあったものの、放射線管理区域は今まで原発とか工場とか研究室の内部だけで設定されていたのかな、と何となく思っていた。つまり、今回の事故のような状況は「想定外」だったのかな、と。(それはそれでもちろん問題だけど。)
2011-05-15 21:12:17
ところが、過去にはちゃんと事故で汚染が起きた際には放射線管理区域を設定していたらしい。平成9年3月11日に発生した、動燃(当時)のアスファルト固化処理施設事故の報告: http://bit.ly/krQRzm
2011-05-15 21:14:00
事故による屋外の放射能汚染で一時管理区域を設定した実例。 以前と同じ件ですが、こちらの資料の方が明快なので追加します: http://t.co/RPDqsvVu
2011-12-05 23:46:20
引用すると、「3月12日にアスファルト固化処理施設周辺の汚染状況を調査したところ、一部にβγ線による表面密度4Bq/cm2を超える汚染が認められたため施設周辺(約10000m2)を一時管理区域に設定するとともに放射線モニタリングを開始した。」ちゃんとやってたんですね。
2011-05-15 21:16:26
その事故はたぶんあまり世間で大きな騒ぎにならない程度の事故だったようだが、小さな事故では法令遵守、大きな事故ではうやむやになってしまう、のでは何のための法令なのだろうか。まあ、緊急事態で守れない状況と言うのはあるだろうが、今の状況をそれで正当化はできないような気がする。
2011-05-15 21:19:26
0.6μSv を越える地域を放射線管理区域に指定しないのは法律違反なのだから、警察に通報するか、裁判所に訴えるべきでは? @MasakiOshikawa かなり広い地域が放射線管理区域になる:たとえば武田邦彦氏: http://bit.ly/fmmZXK
2011-05-15 21:05:04
@anmintei 確かに、、、どこに訴えるのが良いのでしょうかね。とか言っている間に、元の「電離放射線障害防止規則」の基準が変更されて問題が無いことになってしまうかもしれませんが。
2011-05-15 21:23:46
今回は出来ないんですね。RT @MasakiOshikawa: ところが、過去にはちゃんと事故で汚染が起きた際には放射線管理区域を設定していたらしい。平成9年3月11日に発生した、動燃(当時)のアスファルト固化処理施設事故の報告: http://bit.ly/krQRzm
2011-05-15 21:18:40
@daizo3 事実上不可能、なのかもしれませんが、その前にやる気と言うか問題意識が消滅しているような。
2011-05-15 21:24:47
はい、何故でしょうね。法律論は、(どうしても不確定性の残る)科学的検討よりある意味明確なんですけどね。有害かどうかを決めるのは難しいですが、基準値を超えているかどうかは、あまり議論の余地がない。RT @daizo3 報道機関も放射線管理区域の件は全く取り上げていない
2011-05-15 21:34:47