全員対象がん検診をやってはいけないとき

onkapi @onkapi

”がんであるかどうかは自分も他人もわからない。医療機関で検査してがんであるかどうかを判断してもらう。がんであるかどうかがわかる。” 我々の認識の常道だけど、これで完璧ではないのですね。そうがんを検出しても治療して命を救えるがんもあれば別に何もしなくて悪さをしないがんもあるという。

onkapi @onkapi

何もしなくても悪さをしないがんもあるのだけど、悪さをしないかどうかは姿形が同じで区別できないから、がんが検出されれば最悪の場合を考えて全てが治療される。何も悪さしないがんがあるのだけど、治療で命を救えるがんがあるからこそ、悪さをしないがんのやらなくてもいい治療が許される。

onkapi @onkapi

我々が普通の健康診断で受ける肺がん検診や大腸がん検診は、検診することで命を救えるがんが確かにあるからこそ、検診が行われていると言うことである。

onkapi @onkapi

胃がんの検診、乳がんの検診、我々がよく聞く健診はそう言う健診らしい。 健診があればがんをやっつけられると思うのだけど、心配な膵臓、肝臓などのこともあるけど、それらは検診をしたからと言って必ずしも命を助けられるケースがあるとは限らないと言うことだと思われる。

onkapi @onkapi

甲状腺がんもそう言うがん。 今回の原発事故で関係した若い人の場合、一般には日本で年間70例ほどが治療されているよう。治療の結果としては１００例に１件ほどの亡くなる例を見ているらしい。１県に年間２例なく、亡くなる例は１県で５０年に１人あるかどうかという形。強く心配されるがんではない。

onkapi @onkapi

強く心配されるがんではないとき、検診をしてがんを検出し、１県で５０年に１件あるかと言う亡くなる方をないようにする、と言う目標を達成できるか、と言うと、素人目にも難しそうな気がする。

onkapi @onkapi

そう言うがんは検診をしてはいけないようだ。もし、１県で５０年に１件あるかと言う甲状腺がんの若い人の亡くなるとも考えられる例が見えたとき、検診をしようとなるのかもしれない。しかし、平穏そうな場合はあえて検診をしない方が良いと言うことが素人目にも感じることができる。

onkapi @onkapi

治療がなくても問題にならないがんの治療ばかりになるかもしれないからだ。

onkapi @onkapi

肺や胃、大腸、乳房の検診以外にがんをしらべて治療されると言うのはどう言うものかと言われるだろう。 それらは患者当人が何かのきっかけで、自分で、家族が、気になって、受ける検診。それは自由な検診、当人の希望の検診、偶然行われる健診。それを止める手立てはない。また気になるものは調べたい

onkapi @onkapi

がんの検出となったら、心配であるから治療をする。命が助かることもあるだろう、よかった。何もしなくて良いがんだったかもしれないし、全て何もしなくても良いものかもしれない。だけど、偶然または心配で受ける健診と治療は当人を満足させるものとなるだろう。

onkapi @onkapi

また全体ととしてそれが許されるのは、偶然または心配でがん検診を受けるのであって、人口の中の一部であること。 検診というのは不特定多数、偶然検診を受けるべくもない人、心配もしてない人区別なく人口の中の対象者全員を検査する。その数は偶然または心配でがん検診を受ける人の数どころではない

onkapi @onkapi

がんの診断があれば心配だから治療する。だけどそれが全て治療しなくてもいいようながんだったら、その被害の数は偶然または心配だった人だけががん検診を受ける場合の何倍の人数になるのだろう、ということだ。

onkapi @onkapi

全員対象がん検診というものは、命に関わるがんが必ずあるので、なんとか見つけてやっつけるのだ、という場合でなければ、簡単にはできないのだろう。 素人考えでもこのようになんとか考えつける。

onkapi @onkapi

そういう所、カワカミ先生とかに考えてもらいたい。反論は反論でいいけど。 福島では甲状腺がん検診が行われてたくさん検出されたけど、皆治療しなくてもいいがんなのかもしれない。少なくとも多発であるとか、治療しなくてもいいがんではないとか、そんなことも全く言えない。そういう検診なんだと。

onkapi @onkapi

若い人の甲状腺がんが原発事故影響で誘発されているかと全員対象がん検診があったのだろうけど、 影響が若い人の甲状腺にあったとは考えられない、と被ばく量から考えられるので、健診はしない方がいいのだと。 もう一つ重要点。命に関わる例があると確信できないがん検診はしてはいけない。

onkapi @onkapi

甲状腺がん検診があって実際治療が行われているのだけど、その例に対しては全てなにがしかの援助はされないといけない。放射線影響にかかわらず、事故要因で実施されたがん検診であるから。 このように賠償の問題と、放射線影響の問題はきり話すことが肝要。