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よっしー @yosshi758
報道等で知っている人もいるだろうが、和歌山毒カレー事件で死刑判決を受けた林真須美死刑囚の長男が2019年4月からツイッターで情報発信を開始した。 その内容は自身の母親の無実を訴えるもので、それを読んだ人から冤罪ではないかという声が次々と上がっている。
よっしー @yosshi758
実を言うと、私も少し前までは林真須美死刑囚は冤罪だと思っていた。 しかし改めて裁判記録や当時の報道等を詳細に調べたところ、やはり林真須美死刑囚が犯人だろうという考えに変わったので、その根拠を詳述する。
よっしー @yosshi758
まず「冤罪の理由」として巷でよく言われているのが、警察が提出した証拠類(特にSPring-8を用いたヒ素の鑑定等)が証拠として不十分であるということ。 確かに、あの鑑定結果は林真須美死刑囚が犯人であることを決定づけているとは到底言えまい。
よっしー @yosshi758
しかしながら一応言っておくと、「林真須美死刑囚が犯人だという決定的証拠が存在しない」ということと、「林真須美死刑囚が犯人ではない」ということはイコールではない。 (なおそのことは冤罪派の人々に何度も言っているが、未だにノーコメントである)
よっしー @yosshi758
誰が犯人かを示す決定的証拠が存在しない以上、その判断は間接的証拠(状況証拠)によるしかない。 警察が状況証拠を積み重ねることで林真須美死刑囚の犯行だと立証しようとしたのもそのためだ。
よっしー @yosshi758
(なお「ヒ素(亜ヒ酸)は非人為的に混入した」という主張も一部に存在するが、ヒ素の量から判断してそれはありえない)
よっしー @yosshi758
冤罪派の人々は「マスコミの報道により、警察はろくに捜査もしないで林真須美さんを犯人だと決めつけて逮捕した」と主張するが、それは事実と全く異なる。
よっしー @yosshi758
容疑者の自白があればまた違ったのだろうが、容疑者は黙秘を貫いており、そんな中で後になって別の真犯人が浮上したら警察のメンツは丸潰れとなるので、それを防ぐために警察は当時のヒ素の分布状況を徹底的に捜査した。 その捜査資料の枚数は二十数万枚に及んだという。(法律時報86巻10号 P98)
よっしー @yosshi758
その徹底的な捜査により、祭り会場周辺では林夫妻が関係する場所以外には問題になる量のヒ素は存在しなかったことが分かっている。
よっしー @yosshi758
また、「林家から盗まれた亜ヒ酸がカレーに混ぜられた可能性」を主張する冤罪派の人もいるが、毒物を混入しうる機会があった人物は町内会の役員主婦など5人程度に絞られており、林真須美死刑囚以外はいずれも本人またはその家族が被害に遭っていることから、その可能性も考えられない。
よっしー @yosshi758
(なお、犯行が可能だったのはその数人に絞られているにもかかわらず、冤罪派の人々に「誰が真犯人だと思うか」と尋ねても答えが返ってきたことは無い。)
よっしー @yosshi758
「林真須美死刑囚には動機が無い」ということも冤罪派の人々からよく主張される。しかし「では犯行が可能な人のうち誰なら動機があったのか?」という質問には誰も根拠を持って答えられない。 なぜなら普通に考えれば、このような事件を起こすメリットはテロリスト以外には無いからだ。
よっしー @yosshi758
よって、動機はあったとしても「そのくらいのことで?」というような程度のものだと言える。
よっしー @yosshi758
そして過去に何度もヒ素を使って保険金詐欺をしていた経緯から考えれば、林真須美死刑囚が「ヒ素を混ぜても絶対バレない」と思い込んでいたとしても不思議は無い。 絶対にバレないと思っていれば、「通常は考えられないような軽い動機で無差別殺人を行った」という説明も、スジが通るのだ。
よっしー @yosshi758
またよく勘違いされているが、実際の裁判では「SPring-8の鑑定結果が有罪の決め手となった」わけではなく矛盾の可能性の排除に留まっており、どちらかと言うとその「ヒ素の所在性」と「被害状況」から林真須美死刑囚の犯行だと推認されていることは判決文を読めば分かる。
よっしー @yosshi758
(「ヒ素の所在性」に関して、冤罪派の人から「当時はどこの家庭にも人を殺せる量のヒ素があった」などと主張されることがあるが、そんな事実は全く無い。裁判でも「一般の社会生活に極めて希少」と認定されている。)
よっしー @yosshi758
確かに個人的には、警察が証拠として提出したものの中には(特に容器類など)、警察の捏造ではないかと疑われるような物も存在する。 実際、警察による証拠の捏造は過去に行われたこともあるし、「家からヒ素が見つかった」と言えば容疑者が自白すると捜査員が考えたとしてもおかしくはない。
よっしー @yosshi758
だがしかし、警察による証拠の捏造は許されていいことではないが、カレー事件に関して言えば二十数万枚もの捜査資料やそれに伴う4000件に上る鑑定結果が全て捏造だとは考えられない。 その意味では(たまたまではあるが)もしも証拠の捏造が明らかになったとしても判決に影響はしないだろう。
よっしー @yosshi758
また状況証拠だけでなく、林真須美死刑囚の周辺状況や言動が犯行に矛盾しないのも大きな根拠と言える。
よっしー @yosshi758
巷でよく言われているような、「ヒ素を使った保険金詐欺や殺人未遂を過去に何度も起こしているから」というのもその1つであろうが、個人的には黙秘を貫いたことも怪しいと感じる根拠である。
よっしー @yosshi758
普通、冤罪で捕まった人は自分のアリバイを立証しようとする。自分はやってないのだから、どうにかしてそれを証明できるはずだと。 しかし林真須美死刑囚は2審が開始するまで黙秘を貫いた。
よっしー @yosshi758
もしも私が犯人なら、林真須美死刑囚と同じように徹底的に黙秘をしようと考えるだろう。 なぜなら、取り調べの段階では警察がどこまでの証拠を握っているか分からない。 もしうかつな供述などしてしまったら、それが嘘だという証拠を出されれば一気に窮地に陥ってしまう。
よっしー @yosshi758
よって1審が終わるまでは黙秘を続けておき、検察の出してきた証拠を全て把握できてから否認に転じるのが最善ということになる。 (完全黙秘のデメリットとしては「反省していない」と判断されかねないというものがあるが、カレー事件の場合は有罪なら確実に死刑なのでデメリットにはなりえない。)
よっしー @yosshi758
(また、冤罪派の人々によって「当時の容疑者は話ができないほど心身が消耗していたのだ」と主張されることもあるが、捜査員の世間話には応じていたのでそれはありえない。)
よっしー @yosshi758
黙秘権は憲法で保障された容疑者および被告の重要な権利であり、その事実は否定しないが、逮捕当初からの一貫した「完全黙秘」という行動が、全く身に覚えのない無実の罪で逮捕された一主婦のものであるとしたら、それが他に類を見ないこともまた事実である。
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コメント

九十九 @hakqq 2019年6月4日
騒いでる連中が安定の面子なのでやっていることだけは確信できる
zzz @zzz09288714 2019年6月5日
これ超難関が犯罪者の息子として辛い人生を送ってる、ってのは記事で読んで 気の毒に・・ と思ってたけど冤罪主張までしてると流石にふざけるなと 変な奴らに焚きつけられたか
いやいや-ネオニコ系 @lattertwinkle 2019年6月15日
>「徹底的な捜査により、祭り会場周辺では林夫妻が関係する場所以外には問題になる量のヒ素は存在しなかったことが分かっている。」  そのソースを示してください。ググっても出てきません。
よっしー @yosshi758 2019年6月18日
lattertwinkle https://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/kanren/curryjiken/curry.html >「他の住民が家から出て会社に行く道筋にヒ素を売ってる店はないか全部調べた」(捜査幹部)。ヒ素を混入できたのは真須美被告だけ、と結論付ける。
よっしー @yosshi758 2019年6月18日
lattertwinkle http://enzai-shikei.com/blog/497/ >凶器のヒ素の製造から末端小売り業者に至るまでの流通状況の捜査に加え、4000点を超える鑑定等を実施した。その捜査関係書類は20数万枚を越える。
よっしー @yosshi758 2019年6月18日
lattertwinkle https://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/kanren/curryjiken/hanketsu03.html >被告宅の敷地の汚泥や被告宅に接する用水路の泥などから、周辺と比べて顕著に高濃度のヒ素が検出された。少なくとも台所シンクから汚泥中に顕著な差をもたらす量のヒ素が流されたことがあった。 (中略)  以上から、逮捕時期からそれほど離れていない時期まで、被告周辺に亜ヒ酸が存在していたといえる。
よっしー @yosshi758 2019年6月18日
lattertwinkle https://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/kanren/curryjiken/hanketsu06.html >存在自体が極めて希少である猛毒のヒ素を、人を殺害する道具として使っていたという点で、被告以外の事件関係者には認められない特徴である。被告の犯人性を肯定する重要な間接事実といえる。
いやいや-ネオニコ系 @lattertwinkle 2019年7月2日
>yosshi758さん  頂戴した上記4つの回答は全て、私の疑問に対する回答になっていないと判断せざるを得ません。  逆に、林さん宅の他にも当地域周辺には、ヒ素を保管している民家が複数あったという話があります。そして死刑判決の根拠である事件に使われたヒ素は、林さんの家に保管されていたものとは特定できない、という科学鑑定もされています。
いやいや-ネオニコ系 @lattertwinkle 2019年7月2日
「ある地域に砂糖を2kg持っているお宅を見つけろ」は簡単ですが、逆に「この地域には砂糖を2kg保管している家が1軒しかないことを確かめろ」は、たとえ「徹底的な捜査」をされたって、極めて困難。全く無いことの証明は、あることの証明よりも難しい。それこそ全家庭を家宅捜索し全所有物を押収でもしない限り不可能。当カレー事件の捜査でも、そこまでは行なわれていない。ならば、証明にはなりません。
潮騒 @fYgmaaXHTzULJvC 2019年7月6日
判決文には 調査内容がすべて表現されてない。おそらく何千人の 集落住民、学校 保険会社などに 当人の日常的な言動風評を聴取してるはず。このカレー事件が起きるまでの詐欺で一回も捕まってなかったのが不思議。もともとヒ素を商売にしてた夫婦。余りの状況証拠に対し、成分の鑑定云々だけでえん罪と決めつけるはきびしい。
潮騒 @fYgmaaXHTzULJvC 2019年7月6日
当人の家族はだれも中毒してない。鍋が二つあり 一緒にいた長女に毒を入れてないほうの鍋の味見をさせていた、しかも「何もせえへんかったよ」と交代時にだれも聞いてないのに 当人が自分から言ってたと証言されている。 これはすでに 母子が不審な対象として見られていたともとれる。
みかん @left42 2019年7月20日
lattertwinkle >林さん宅の他にも当地域周辺には、ヒ素を保管している民家が複数あったという話があります。 ソースは?
潮騒 @fYgmaaXHTzULJvC 2019年7月24日
保険金搾取目的で殺人未遂が 何十回もなかったら 死刑にならなかったとおもいます。 被告の弁護士は死刑廃止論で有名な方ですが、これまでのえん罪事件と比較して 状況証拠が余りに多い。 検察がねつ造なら あれだけテレビでも注目された中 もっと反証事実が出てきたはずです。 ただテレビが裁判に利用されるのはおかしいと テレビ連中が言ったらしいですが 本当にダメなテレビです。
アリ〜 @Rn3oAxnzuRvPt9l 2019年8月5日
ホースを記者に向かって発射されたのは理解できます。とりあえずひつこい質問で生活に支障をきたされてたと理解します。一番は被害者さまのお気持ちに立つと解決を願うのは当然です。長男さんは何の関係もありません。親としての情の部分で信じておられる御気持ちもお察し致します。然し一冊でも本を出された以上は一般人とはみなされませんので、その辺りの御覚悟はできておられたと思います。他に犯人が見つかることを期待申し上げます。
アリ〜 @Rn3oAxnzuRvPt9l 2019年8月5日
連投ちゃんでごめんなさい。下からですいません。放火とか落書きとかエスカレートしてた事はたしかです。放火の犯人は捕まったのかしら?!週刊誌によりますとMさんが御近所から嫌がらせを受けておられたという報道も見かけます。ヒ素はシロあり苦情に使われるってお聞きしますけど、今はあまり使われてないとか?!冤罪でシケイならば?可哀想を通り越してこれまでの時間を返せ!」って事になりますし一気に被害者の立場に入れ替わります。困ったもんでんなぁ〜