少子化×技術的失業で、日本の将来はバラ色に出来る!?
「日本の年金制度をみんな少しでも信じてきたのか?」「世の中自己責任だ」「投資や貯蓄し各自が備えていかなければだめだ」なんて声であふれるようになってるのをうけての、連続ツイートです。
自分が信じてるのは日本という国家の総生産能力、また今後必ずや来る「(深刻な)技術的失業」「シンギュラリティ」なんですよね。人手不足だ、少子化だと騒ぐ声ばかり大きいけど、2030年、40年までにこれだけの仕事が機械に奪われるという議論も「同時」にされているのが昨今の現状なわけです。
2019-06-08 01:00:44少子化が問題になるのは「人間だけを生産力と考える」からであって、なぜ機械を計算に含まないの? 「機械が人間の労働を奪う」なら、生産性はプラマイゼロか、むしろプラスのはずでしょう? マイナスになるのに奪われる意味がないんだから。残るのは生産物の分配法だけですよ。
2019-06-08 01:00:44問題になるのは、機械の生産性向上が少子化による労働力減少より遅い場合です。それは確かに大問題。そして少子化というのは急に青年年齢の国民を増やすことは出来ないけど、機械化は一気に進展しうる。であれば、今できる少子化対策とは「技術的失業をドラスティックに進めること」意外にないんです。
2019-06-08 01:00:44少子化は問題だ、技術的失業は問題だ、この2つを個別に言う人は多いです。だけどくっつければプラマイゼロか、プラスに出来る話なんですよ。技術的失業もなぜか「機械に奪われない仕事を探せ」となってしまう。なぜくっつけて考える人がこんなに少ないのか、それが自分には理解できない。
2019-06-08 01:00:45政府は「人生100年時代、退職後2000万円不足」の話を出すなら、同時に「その穴を技術的失業で埋めます。人が減った分の生産性は機械で穴埋めすることを目指します。実際に2040年までにこれだけの仕事が機械に代替されるようになるのだから、そこから税収を得ればいいのです」と言えばいい。
2019-06-08 01:05:48この考え方はあのビル・ゲイツも言ってます。おかしな話でも何でも無い。繰り返しますが、大事なのは「どれだけ生産できるか」であって、「労働人口がどれだけいるか」ではありません。少子化自体は、日本という国、いや、人類の存亡自体に関わる話ではありますけどね。 itmedia.co.jp/news/articles/…
2019-06-08 01:05:48自分のこうした主張に反対できる立場は「少子化で福祉は崩壊、その穴も機械では埋められない(技術的失業は進展しないし、シンギュラリティーも来ない)」だけです。技術的失業は進展するが新たな職も生まれるってのは、実は関係ない。だって、衣食住の生産能力が人口以上分あればとりあえずOKだから。
2019-06-08 01:15:34現実に衣食住はすでに余りまくってます。少子化になれば住だってどんどん余っていくでしょう。それらを分配し、さらに余剰のなにかについて、希少となった労働を奪い合って、職につけたものがそれを得て豊かな生活を送れるというのはあるかもしれない。だけど衣食住レベルで困る話になるわけがない。
2019-06-08 01:15:34「年金によって保証されるものとはなにか?」といえば、第一には衣食住でしょう。年金基金が枯渇したら、それらの生産施設は破壊でもされるんですかね? すでに余って捨てまくってるくらいなのに? だったらそれを年金(実際はBI)として配ればいいだけでしょう。
2019-06-08 01:15:34そんなわけで自分個人は、今の年金制度がそのまま存続することは無理としても、「100年安心」の生存保証の制度は今からでも十分に構築可能だし、出来るとも思ってます。だけど今の自民党のままじゃ、生産物を一部の人間が無意味に独占し腐らせ、分けない未来が来るだけだろうなと思います。
2019-06-08 01:15:34将来的に年金が枯渇し、人口ピラミッドが下向きの三角形になったとしましょう。でもその時、街中の車は自動運転で、工場も農家の作業もほとんど自動化され、十分に生産されているにもかかわらず、国民は「分け前に与るための口実づくりとしての仕事探し」に奔走してることでしょう。今のままではね。
2019-06-08 01:18:56個人個人が投資や貯蓄をして老後資金を貯めるべきだというのは「より豊かな」老後をむかえるための話であって、生存のレベルで必要だなんて話は、今のいろんなものが余りまくってる日本社会を見渡したって、誰だっておかしいと気づけるはずなんですよ。本当ならね。
2019-06-08 01:33:25自分らが本当に恐れるべきことは「技術的失業が進展しない、思ったよりそのスピードが遅い」ことです。もちろんそれも、無理な雇用創出をせず、機械が奪うに任せた上での話ですよ。2040年に半分の仕事がなくなると言うなら、労働者だって今の半分で済むはずでしょう? それで解決じゃない?
2019-06-08 01:33:25言ってしまえば足りない2000万円分など、技術的失業によって機械に奪われる職のぶんの生産性で、十分に賄えるのではないですか? それが無理というのは、その生産物を機械の所有者なり株主なりが自己責任の勝者として独占し、分け与えようとしないから、それだけでしょう。
2019-06-08 01:39:32いままでは若者という存在が(言ってしまえば賦課制度の年金における)搾取される側だった。その若者人口が減るけど、同時に職も減り機械化されると言うなら、その機械から(言い方は悪いが)搾取すればいいだけでしょう。なぜこんな簡単な話に誰も気づかないのか?
2019-06-08 01:39:32たとえば100の生産を100人で行っていたとする。機械化で50人不要になり、新たな雇用が10人分生み出された。40人いらなくなるけど、それが少子化の減少分以内なら、なんの問題もないわけです。介護する人が多く必要になるというのは、新たな雇用誕生の部分に相当する話ですね。
2019-06-08 09:24:54不要になる人数<新たに必要になる人数(主に介護?)だと、社会はたしかに回らなくなります。だからこの不等号を逆にすることを目指していかなきゃいけない。技術的失業を進めるのは社会や労働者を不幸にするどころか、日本社会を救うために必要なことなんですよ。
2019-06-08 09:24:54中には不幸になる(収入が減る)人も現れるかもしれない。例えば複雑怪奇な税制を整理したら、税理士はエストニアのように職を失うかもしれない。でもそれは既得権益を守れと言ってるだけの話であって、そんなのを気にしてたら社会を変えることなんか、無理です。少子化対策も出来ない。
2019-06-08 09:24:54