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ウォルフガング・ゴッテンベルグ【残余二万四千字】 @C11katao
定期的に蒸気機関の話がしたくなる(悪い病気) なろうで蒸気機関の活躍する世界を作りたくて(でもどのみち電化する気がする)色々漁ってたからだな ということでこの前ちらっと上げたスタンレースチーマーについて話をしようと思う 蒸気自動車というものはみんなあまりみたことがないだろう、私もない pic.twitter.com/8Ly4TatnPa
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ウォルフガング・ゴッテンベルグ【残余二万四千字】 @C11katao
そして、一般的に蒸気自動車というとたぶんこのツイートみたいなのを思い浮かべる人が多いと思う たぶん蒸気機関車のせいだ このようなものをトラクションエンジンと呼ぶ。トラクターみたいなイメージだな ロードローラもあるしその用途なら完璧だ、重たくてどのみち速度は出さんからな pic.twitter.com/28H0RFy6qI
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そしてその一段階前のがこちら、『ポータブルエンジン』だ どこがポータブルやねん、とか言われそうだが馬で牽いてもって行けるので充分ポータブルといえよう (定置でないならそう言っていいんだよ!) このでかい弾み車の軸から動力を取り出すことができる 付属のプーリーベルトで何かに繋げるのだ pic.twitter.com/OXNygsyy65
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水車小屋の水車の置き換えだってできるし、活用法は様々だ。 牛馬で牽けるとはいえ自走してくれるのが一番いいので、トラクションエンジンに進化するのはあっという間であった であるから実はトラクションエンジンもプーリーベルトのかけ変えで別のところに動力を供給できるのだ 実に便利だろう?
ウォルフガング・ゴッテンベルグ【残余二万四千字】 @C11katao
とはいえ、これはあくまでも『可搬式蒸気機関』であるから許されることで、市街地や普通の道路を走るには向かない でかい、おもい、おそい そんなものが公道を走ってたらイラつくだろう? 何しろ馬車の方が速い、渋滞だ(馬車の渋滞は見てみたくはある) 乗用車は可搬式蒸気機関である必要はない
ウォルフガング・ゴッテンベルグ【残余二万四千字】 @C11katao
軽快に走れればよいわけである であるならそれに特化できる 様々なメーカーが挑んだようだ スタンレースチーマーもその一つ みよ、この現代的な乗用車を たぶんこれを蒸気自動車であると言わなければ、わからない者もいるだろう しかしこの自動車も蒸気機関で走っているのだ それも当時最新の技術で pic.twitter.com/rMBkiWDP4v
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ウォルフガング・ゴッテンベルグ【残余二万四千字】 @C11katao
ボンネット、というのかね、車両前端に入っているのがボイラだ。ここにはこれがほとんどを占めている 26気圧の高圧ボイラだ。しかもガソリン焚き(ぶっちゃけ灯油でも走る)だそうな 水も大量に積むが、これは当たり前だろう 床下に水平横置き二気筒複動蒸気レシプロ機関がついているそうな 複動とは?
ウォルフガング・ゴッテンベルグ【残余二万四千字】 @C11katao
蒸気機関車よろしく、シリンダーの中でピストンが前後(上下)の死点どちらの端に来たときも蒸気を供給して動かすものだ 普通の自動車のガソリンエンジンは単動といい、上死点に来たときのみ燃料を発火させている 内燃機関で複動なのは氷川丸の主機しか知らんぞ そんなエンジンを床下に搭載している pic.twitter.com/bES89Eq2Cu
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ウォルフガング・ゴッテンベルグ【残余二万四千字】 @C11katao
蒸気機関はトルクの動きがモーターに近い 走り出しから一定の速度までは大のトルクを出し、ある一定の速度からトルクは減って行くそして負荷とトルクが釣り合えば等速で走るわけである モーターのは適当に探せばたくさんグラフが出てくるだろうから、C11形式蒸気機関車のそれをここに付けておく pic.twitter.com/t4jlgzD127
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ウォルフガング・ゴッテンベルグ【残余二万四千字】 @C11katao
蒸気機関車の場合勾配に弱いのでこのようなグラフになるな(勾配によって線がたくさんある) 自動車のは私は知らない とにかく動力車としての走行特性はこのモーターや蒸気機関のトルク曲線が理想的なものに近い、と覚えておくとよいだろう 重たいリヤカーを引いてみればたぶんイメージがつくだろう
ウォルフガング・ゴッテンベルグ【残余二万四千字】 @C11katao
であるから蒸気自動車は普及したのだ ただ、始動性はよろしくない 何せ蒸気圧力が上がらねば動けないのだ まあ、沸いたあとは暖機運転はいらない (蒸気タービンなら暖機運転はいるけれど、さすがに動力車に蒸気タービンなんて使い用はないので無視できる) 凄く蒸気自動車は使い勝手がよかったろう
ウォルフガング・ゴッテンベルグ【残余二万四千字】 @C11katao
自動車のようなシフトチェンジは要らないからだ というか蒸気機関車の場合(自動車の方は私の手元に細かい資料がない)、加減弁満開で逆転機だけで速度が変わるのだ 走り出しはともかく、加減弁満開までいったら徐々に速度に合わせて逆転機を中立に近づけて行くと経済的にはしれるし、速度も上がる
ウォルフガング・ゴッテンベルグ【残余二万四千字】 @C11katao
私は正直スタンレースチーマーのような自動車なら欲しいと思う(車検通らないかな?) まあ私は自動車免許持っていないのだが。 とりあえず蒸気機関の話ができて満足したので、質疑応答だけ残してここで投下させてもらうよ

コメント

九十九 @hakqq 2019年6月17日
暑そう。あと、復水器はついてない感じです?
ウォルフガング・ゴッテンベルグ【残余二万四千字】 @C11katao 2019年6月17日
hakqq 複水器までつけてしまうと走るには重たくなりすぎてしまうので、あまり聞かないですね。 ドイツの蒸気機関車では聞くのですが、あれもあまりに大きく、たぶん自動車程度には使いようがないと思われます
Ukat.U @t_UJ 2019年6月17日
C11katao ウィキペディアには1915年に「凝縮器」を載せたって書いてますね。英語版を見ても1915年に"condenser"が着けられたって書いてあるので後期モデルは復水器ついてたっぽい。
ウォルフガング・ゴッテンベルグ【残余二万四千字】 @C11katao 2019年6月17日
t_UJ 1915年には付いたんですか、ご指摘ありがとうございます。さらに精進して参ります ああ、凄く興味が湧いてきた! 図面が見てみたいぞ、たまらない!
九十九 @hakqq 2019年6月18日
機関車で復水器は(孫引き的知識だが)ロシアのイメージが。自動車もつけることがあったんですねぇ…
ひろ@猫もふ欠乏症 @hiro_h 2019年6月20日
蒸気タービン、自動車には無いが機関車ならあったりする。性能自体は良かったそうな。
kartis56 @kartis56 2019年6月20日
C11katao 以前のまとめで南アフリカあたりで使用してたとか。まとめ主アフリカ鉄道さんだったかな
夜更至ヒルネスキー @hiruneskey 2019年6月26日
《蒸気機関はトルクの動きがモーターに近い》 電池式電動兼蒸気のハイブリッドカーだったら始動も巡航も両立したんだろうか。
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