「プロメア」 感想まとめ
- sukoyaka_lion
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世界に守られたまま「勘違いバカ」をやっていたガロが世界に裏切られてもなお「勘違いバカ」を貫き通したと言う事、ずっと世界と戦っていたリオがガロの勘違いに付き合うと言う事、そしてそれらの感情が、プロメアによって「真実」となり、世界を燃やし尽くし、救うと言う事………
2019-06-16 21:36:24マッドバーニッシュとしての正しさを信じていたリオは世界から拒絶され追い詰められた時に自分を見失いそうになるんだけど、ガロはずっと「燃えて消す」と言う矛盾を正しいと勘違いしたままプロメポリスをやっており、例え世界に裏切られて拒絶されても、ガロは自分の真実を見失わなかったんですよね
2019-06-16 21:48:49クレイとリオは対立さえしているものの組織としての正しさを信じている者同士で、そんな中ガロだけは組織に属していながらも自分自身の中にある正しさを信じているんですよね。だからガロは自分を見失わなかったし、直ぐにリオと組んで、それまで旦那と呼んで慕っていたクレイと戦う事が出来た。
2019-06-16 21:52:40そんなガロを評価した時にリオの口から出た言葉が「お前、本当に馬鹿だな。」なの、それまで組織の長として君臨していたリオの台詞として満点だし、それに対してのガロの返しが「ああ、俺は宇宙一の火消しバカなんだよ!」なの、そう言う"自覚"をした上でなお自らの正しさを信じるガロなんですよね。
2019-06-16 21:55:46ガロ・ティモス、リオやクレイと違って魂が組織に属していないんですよ。何故ならガロの魂は「燃える火消し魂」と言う矛盾の塊なので、最初からどこにも所属出来ない。でもそれを信じて、貫き通して、真実にしてしまう男がガロ・ティモスなんですよね。
2019-06-16 22:00:15リオがテロリズムに支配されてプロメシティを破壊し尽くそうとする時に「覚醒」が流れるの、マジでめちゃくちゃ良い。
2019-06-16 22:05:54リオに「バーニッシュの皆も力を貸してくれ!」と頼まれた時に「ボスの力になりたい」と言う強い感情でプロメアと共鳴したバーニッシュ達がここ1番の火力を見せるの、マジで良くないですか?私達はスキを諦めない。
2019-06-16 22:12:47ガロとリオの対立する二つの矜恃を「人を殺さずに地球を完全燃焼させてプロメアを満足させる」と言う所に着地させてくるの、マジで上手すぎてビックリするんだよな。全てが腑に落ちる。
2019-06-16 22:16:15「個人の矜恃」と「組織の長」として揃えられたガロとリオと言うキャラクターが最後には共に他者を満足させる為に魂を燃やすの、やっぱりプロメアは今石洋之の自伝なんですよね。
2019-06-16 22:19:11例え勘違いや思い過ごしだったとしてもそれでも自分の信じる「正しさ」を最後まで見捨てない人間が大好きなんですよね。
2019-06-16 22:42:48貴方の感じた感情が貴方の世界の全てだから、だからその感情は見捨てないであげてね。小さい頃一緒に寝ていた人形やぬいぐるみの様に大事にしてあげてね。と言う。
2019-06-16 22:44:43ガロ・ティモスは作中で1度だって自分の感情を疑わなかったんですよね。リオにはバカと言われたし、クレイには目障りと言われてしまったけれど、それでもガロは組織や世界を恨んだりせず最後まで自分の感情を信じた。だからガロはカッコイイんですよ。
2019-06-16 23:07:48バーニッシュに対してのガロ・ティモスの評価、「はた迷惑な炎は消してやるよ!」から「炎上したらまた俺が消してやる。」になるのがめちゃくちゃ好きで、おそらくここで言う"炎上"とはバーニッシュに対する世間からの視線の事で、ガロは火消しとしてバーニッシュを炎から守ろうとしてるんですよね。
2019-06-17 10:59:59プロメア、ガロ・ティモスのキャラクターがマジで良くて、このキャラクタの心情の変化を追ってみたいな。と一瞬で思わせてくれる強烈さを持っているんですよ。
2019-06-17 11:02:32キャラクターの魅力と言うか、求心力と言うか、やっぱりそう言うのって「ひたむきさ」が大事になってくるんですよね。きっと。
2019-06-17 11:05:11このキャラクターはこう言う理由でこの事情に対してひたむきになっている、事件に巻き込まれて行く中で最後にはどうなってしまうんだろう。と言う。
2019-06-17 11:07:35