アーマードコア、初代の背景とか

ヒマだったので夜中にアーマードコア初代の背景設定とかを語ってみた。
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MIB@土曜日 東地区 オ12a @MIBkai

とりあえず、適当にAC初代の背景を語ってみるか。

2011-05-17 02:35:42
MIB@土曜日 東地区 オ12a @MIBkai

AC初代の世界は、いわゆる超巨大な地下シェルターだ。複数のシェルターが存在し、それらの行き来もも異論可能。そうなった原因はなにか、というと最終戦争であるところの『大破壊』である。そこから地球環境を復興するため、100年計画というものが立案され、そして国家ではなく企業に実行される。

2011-05-17 02:37:18
MIB@土曜日 東地区 オ12a @MIBkai

まあ、当然と言えば当然で、国家はすでに力を失い、代わりにその空隙を埋めたのは企業だった。そして、その中でも百年計画を実行した企業は数多くあるが、頭一つ抜け、そして指導力と、政治力を兼ね備えていたのが巨大企業『クローム』だ。

2011-05-17 02:38:33
MIB@土曜日 東地区 オ12a @MIBkai

が、人間の意思は弱い。百年計画は結果として途上で放棄された。衣食が足りており、なおかつそこまでの労力を費やしてまで地球を復興する必要が、皮肉にも地下都市によって亡くなったのである。

2011-05-17 02:39:39
MIB@土曜日 東地区 オ12a @MIBkai

空中分解した百年計画と、実施するうえでのもめ事を解消する機関は、とりあえず枠組みとして残る。当然ながら、クロームが巨大で、政治力があったとは言えども、意思を強要することは不可能だったからである。存続した理由は、金さえ払えばどんな内容の依頼でも受ける、という機関であったためだ。

2011-05-17 02:43:21
MIB@土曜日 東地区 オ12a @MIBkai

そう、アーマードコアの代名詞、レイヴンというアーマードコアを駆る傭兵の所属機関『レイヴンズ・ネスト』だ。

2011-05-17 02:44:02
MIB@土曜日 東地区 オ12a @MIBkai

さて、クロームがいかに巨大である、とはいえいつまでも頂点に居続けられるわけはなく、離反した技術者集団や、企業連合の技術はあるが、という集団、それがムラクモ・ミレニアムだ。

2011-05-17 02:45:51
MIB@土曜日 東地区 オ12a @MIBkai

歴史あるクロームと新興のムラクモ、そしてその間で暗躍するレイヴンズネスト。……これが物語の開始時点での構造である。

2011-05-17 02:47:41
MIB@土曜日 東地区 オ12a @MIBkai

では、アーマード・コアとはなぜ誕生したのか、というと、地下都市の建造時に使われていた建築機械、MT=マッスルトレーサーに端を発する。

2011-05-17 02:48:36
MIB@土曜日 東地区 オ12a @MIBkai

MTは汎用性に優れた人型に近い建築機械である。だが、同じような機械をいちいち作っていたのでは手間がかかるし、コストもかかる。では、規格化して組み換え可能にしてはどうだろうか、という発想が生まれてきた。これをCMT=Cored Muscie Tracarと呼ぶ。

2011-05-17 02:50:19
MIB@土曜日 東地区 オ12a @MIBkai

そこまでであれば、ただ単に効率化するだけ、で終わっていただろう。だが、企業間の対立は深刻を極め、本来作業用であったはずのMTを戦闘用に改修する、と言う手段も取られ始める。では、CMTにそれを適用すれば? という事になる。ここで、CMTの武装化となった。

2011-05-17 02:52:23
MIB@土曜日 東地区 オ12a @MIBkai

そして、持ち前のコアを起点に組み換え可能、というCMTの特性は状況に合わせて各パーツを組み換え可能、という利点になる。MTにはできない芸当だ。……そして、いつしか武装化したCMTのことを、AC=Armored Coreと呼ぶようになる。

2011-05-17 02:53:48
MIB@土曜日 東地区 オ12a @MIBkai

そして、そのACは維持コストは基本的に高く、専門性を持った傭兵がアウトソーシングで派遣されるようになる。ここでレイヴンズ・ネストの『金でなんでも請け負う』という部分が欠かせなくなる。レイヴンは警備からテロまで何でもこなす『何でも屋』になったわけだ。

2011-05-17 02:55:13
MIB@土曜日 東地区 オ12a @MIBkai

そしてしばらくはクローム、ムラクモ間での対立状態が続くことになる。これは何も自然にそうなったわけではない。レイヴンズ・ネストがレイヴンを使い、状況をコントロールしていたのである。状況は停滞していたが、悪化することはないのだ。

2011-05-17 02:57:12
MIB@土曜日 東地区 オ12a @MIBkai

最終的な衝突は発生しない。つまり、地球環境に無駄な負荷がかからない。レイヴンズネストは、百年計画の実行を考えていたのか?と問われれば、真相はわからない。だが、人間としては異例なほどに一貫した意思で運営されてきた。そこだけは確かだ。

2011-05-17 02:59:05
MIB@土曜日 東地区 オ12a @MIBkai

クローム、ムラクモ、ネストによる『平和』はここに生じた。だが、ここで大きく歯車は狂う。ある強力なレイヴン=主人公の存在だ。

2011-05-17 03:00:17
MIB@土曜日 東地区 オ12a @MIBkai

選択にもよるが、肩入れした企業の勢力を圧倒的に増し、そしてついには暴露されえないはずの悪事』が暴露されてしまう。人心が離れてしまえば、企業は強引な手法で人々をまとめてきただけに、不満は噴き出す一方となる。……そして、均衡と平和は崩れた。

2011-05-17 03:02:44
MIB@土曜日 東地区 オ12a @MIBkai

さて、レイヴンは何を考えていたのか? これについてはわからない。だが、結果として秩序を破壊した彼は、ついにはレイヴンズ・ネストに命を狙われるようになる。そして、しまいには『レイヴンズ・ネスト本部』におびき寄せられるのだ。

2011-05-17 03:05:34
MIB@土曜日 東地区 オ12a @MIBkai

本部深くにもぐりこむが、そこに現れる最強のレイヴン『ナインボール』を撃破するも、なんと二体目のナインボールが現れる。そしてそれを撃破して、レイヴンは真実を知ることになる。

2011-05-17 03:06:48
MIB@土曜日 東地区 オ12a @MIBkai

レイヴンズ・ネストがなぜとん挫した百年計画を停滞させこそすれ、台無しにしようとしなかったのか。……その答えは、あまりにもわかりやすい形であらわとなる。中枢にあったのは、敵の姿でもなんでもなく、AIだったのだ。

2011-05-17 03:08:06
MIB@土曜日 東地区 オ12a @MIBkai

そのAIを破壊し『操られていた』状況を破壊した主人公。そして、AIは最後に言う。

2011-05-17 03:09:28
MIB@土曜日 東地区 オ12a @MIBkai

これで満足か?…… 秩序を… 世界を滅亡させる… それがお前の目的か?…… 我々は必要だった… だからこそ我々は生まれた…

2011-05-17 03:11:25
MIB@土曜日 東地区 オ12a @MIBkai

人は秩序無しには生きていけない… たとえそれが偽りの物であってもだ…

2011-05-17 03:11:38
MIB@土曜日 東地区 オ12a @MIBkai

生き残るがいいレイヴン… …我等とお前… そのどちらが正しかったのか?… お前にはそれを見届ける権利と義務がある…

2011-05-17 03:11:50