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KUMI_Kaoru @KaoruKumi
本日も小学校英語教科書を閲覧。啓林館の『Blue Sky』。
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これで5社目ですが、今になって気が付いたことがあります。
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中学英語の基本は、教科書掲載の英文を、どう生徒に訳読させるか一方で小学校英語は、名刺交換ごっこ等のミニ・ゲームやロールプレイをどんどんやらせていく。 訳読などというたわけた思考回路を経由させない。それは買うのですが―――
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中学英語の全面チェンジは再来年の春からで、どんな教科書になるのか、もう一年待たないとわからないのですが、訳読式授業そのものは今後も改まることはないと思われます。 そんなの現実には実行不能だから。
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するとですね、小学校で訳読否定の英語の授業を受けてきたところに、中学で「ジャック&ベティ語」の壁にぶち当たるわけですよ。
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私は小学生のとき、子ども英会話教室に通わされていました。ひとつはもっと小さい子たちといっしょのところで、二つ上の姉もいっしょでした。 「あんなところでは小さい子といっしょだから伸びない」と母がいいだして、よその教室に私は移された。姉はこのとき同行しなかった。
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小6のとき、今度は地元のある英語専科の詰込み塾に通わされた。圧倒的に男の子が占める教室で、教師を尊師さまのように半円で囲い込む、長机がいっぱいの空間。イスはなくてその場に座るのです。あぐらでもなんでもよくて。 寺子屋の雰囲気がしました。授業では毎回、十の英単文を暗記させられる。
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訳文を見ながら、英単文を暗唱できれば帰宅が許される。アシの方がいて、私たち生徒が列を作って、暗唱試験を受けて、十の暗唱ができなかったら列の後ろに戻って自分の順番を待つあいだに必死に暗唱練習をするシステムです。
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懐かしいな。三人称単数のとき動詞は「s」か「es」に活用する等の、それまで英会話教室ではかけらも耳にしなかったことが、毎回授業で連射される。「I have a pen.」が「She has a pen.」に変身してしまう…何が何だかわからない。
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今振り返ると、英会話教室で私が受けたのは英語になじむためのミニ・ゲームで、小6のときのこのつめこみ塾で強制されたのは、英語をいちど日本語に置きかえて文法規則の集積体としてエーゴを眺める訓練でした。
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来年よりスタートする小学校英語科→再来年よりスタートする新・中学英語…ああいやだいやだ、私の子ども時代の悪夢が、国家の意思によって小国民の皆さんに広がるのですよ。
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話が逸れてしまいました。これが『Blue Sky』小5編の表紙。 イラストではなく写真です。閲覧5社目にして、です。 pic.twitter.com/HAFywxnnRR
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第五部終幕部を少しいじる。ひめさまが私にいたずらをしかけてきた。この子は基本的に性格は控えめで、自分から前に出ることはあまりないのですが、し好や思考回路がなんだか変わっていることもあって(それに異人さんゆえに)じわりと目立ってしまう。
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名前付きキャラクターの皆さんの紹介。 一番右の方を除けば、フルネームの子がいない。 pic.twitter.com/MdfG5EDNsD
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物語の舞台となる学校は、こんな感じだそうですが pic.twitter.com/cEkCGpT3W1
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この子たちの授業風景とかは出てこない。 教科書というよりは、ワークブックっぽい。 pic.twitter.com/PEzZjA74eA
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これまで目を通してきた小学校英語教科書には、必ずこんな風に、黒板を背にして何かミニゲームなりプレゼンごっこなりをしている絵や写真があったのですが、この『Blue Sky』にはそういうの皆無。 pic.twitter.com/eRnLe10hS4
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『Blue Sky』には、他社と同じくこういうのはあっても pic.twitter.com/E0bF2w4k5J
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教室内での英語ゲームの光景は、いっさいでてこない。 徹底してワークブック。 pic.twitter.com/CqRWpxV9nf
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これは小6編。 やはり同じくワークブックに徹した作りです。 pic.twitter.com/bR1dh9I2mZ
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ああ、ああ、この教科書でも「can」が間違って使われています。  私は料理がうまい といいたいのなら  I am a good cook.(私は腕のいいコック) とか  I like cooking.(料理は好き) あたりが好ましいのですが。 pic.twitter.com/KP8ZjVTRK8
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それからこの教科書、めずらしいことに短い読み物が小5、小6終盤にそれぞれ掲載されている。 pic.twitter.com/0BBBYQUzlB
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訳読をうながしているようにも感じられる。 小学校英語教科書をここまでいくつか拝見して感じたのは、訳読への徹底した距離の置き方でした。英語のミニ・ゲームやロールプレイでいっぱいなのは「英語は英語のまま習いましょう」という信念の現れ(というか学習指導要領の方針)。しかし
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中学に上がってしまえば、日本語に訳出していく授業が待ち構えているわけですよ。 ベーカー先生の、めっちゃくちゃな英会話。ところが「です・ます」で訳出していくと、こんなのでもちゃんと読めてしまう。 pic.twitter.com/MOX2X2Lqa5
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小さかった頃、子ども英会話教室に通わされた私が、やがて学校英語のつめこみ塾に籍を移し、あまりの空気の違いにとまどった、あのとまどいを、今の子どもたちは国家の命で味わわされるのかと思うと、ああ、ことばがみつからない。

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