編集可能
2019年6月19日

「ひとりで暮らす、ひとりを支える」高橋絵里香著 読書メモ

是非ご本をお読み下さい。めちゃ面白かったです。
1
kingstone @king1234stone

ひとりで暮らす、ひとりで支える ―フィンランド高齢者ケアのエスノグラフィ 高橋絵里香著 amazon.co.jp/%E3%81%B2%E3%8…

2019-06-19 00:09:44
kingstone @king1234stone

フィンランドの高齢者福祉について、著者は「出羽の守」にならないように、また文化人類学的に「参与観察」をされます。それも15年以上。(たぶん20年間にわたっているのじゃないかな)それでもとてもじゃないけど「全体ではない」と書かれてたと思う。

2019-06-19 00:09:59
kingstone @king1234stone

で、プライバシー確保のために「仮名」「匿住所」そして開始年月も不明とされています。で、地名は書かせて頂く高齢者さんにもうかがって「群島町(アーキペラゴ)」とされます。

2019-06-19 00:10:11
kingstone @king1234stone

まあ、そのあたり、著者の姿勢もあいまって、なんかめちゃファンタジーみがあります。(アーキペラゴと言えば、私なんかはル・グゥインのゲド戦記「影との戦い」を思い出してしまう)

2019-06-19 00:10:23
kingstone @king1234stone

で、「北欧の福祉が素晴らしい」という価値観ではなく、とにかく体験し、感じようとされています。最初は「老人の家」のボランティアとして、またホームケアのスタッフをしたりとかいろいろされています。

2019-06-19 00:10:35
kingstone @king1234stone

それ以外にも、ご自分のお子さん(乳児の時からかな)を連れていっての研究もされ、あちらの保育園を利用し、サービス利用者としても体験されています。

2019-06-19 00:10:51
kingstone @king1234stone

、人々の暮らしや価値観から理解していこうとされているので、その価値観や経済状態の違いから、制度をお互いに移入してもうまくいくってものじゃない、ということは強調してはります。

2019-06-19 00:11:06
kingstone @king1234stone

確かに、描かれているフィンランド人の高齢者(最近は難民とかも増えてきているので、ちょっと変わってきてるかも)は、みなさん自立心が旺盛で、例えばたくさんの島があるのだけど、島に夫婦二人だけで住んでいて、どちらかが亡くなられても1人暮らしを続けるとかが多い。

2019-06-19 00:11:18
kingstone @king1234stone

なお、ムーミンの原作者、トーベ・ヤンソンさんも夫と二人きりで島に住んでおられたと。しかし、ある夏、漁の網を上げるのが突然億劫になり、そして段が必要になり、仕事をする意欲はあるのに屋根に登る気がしなくなり、そして海が怖くなったそう。

2019-06-19 00:11:31
kingstone @king1234stone

で、どうやら島を離れたよう。だんだん年老いて、できていたはずのことができなくなっていく感じがよくわかる。でもきっと私などが思っている以上に、「そこまで頑張らなくても」みたいなところまで頑張ってはったんやろな。もちろん意識はせずに。

2019-06-19 00:11:45
kingstone @king1234stone

著者の関心あるキーワードとしては「自立」「孤立」「鬱」があると。

2019-06-19 00:11:57
kingstone @king1234stone

ホームサービスの仲間のサガルさんは、ある高齢者について、クリスマスに子どもたちが一人も来なかった、と憤慨してる。実はサガルさんはソマリアからの難民で、フィンランドに来て、学び、資格をとった方。つまりフィンランドはそういうふうに難民を受け入れてはるんや。

2019-06-19 00:12:13
kingstone @king1234stone

でももともと家族、親族への「家族で見守らんかい」みたいな圧力はほとんど無く、子どもは出ていくのが当たり前。でも、もちろん家族が支援している場合もあり、そのための制度もある。

2019-06-19 00:12:27
kingstone @king1234stone

一応、どんな制度があるかというと 1.ホームケア 訪問看護とホームサービスからなる、高齢者、障がい者、病気の人が対象で、自宅での生活を支える。定期利用 者の場合料金は月額で、所得(受給年金額一週ごとの訪問日数によって算定される。

2019-06-19 00:12:41
kingstone @king1234stone

2.支援サービス ①食事サービス:サービス付き住宅エリアの食堂で昼食をとることができる。また。自宅への給食配送サービスもある。いずれも1食 7.5 ユーロ(900円) 1ユーロは、今日121.60円。120円くらいでだいたいの金額で計算してみる。

2019-06-19 00:12:56
kingstone @king1234stone

②輸送サービス:デイサービス利用者のた青のり合いタクシー。1回3.3ユーロ(400円) ③安全サービス:警報付きドアと安全電話(文字盤の無い腕時計型。文字盤の部分がスイッチになってて、そこを押すと待機している人と話ができる)からなる。いずれも月額24ユーロ(2900円)

2019-06-19 00:13:10
kingstone @king1234stone

④サウナ・洗濯サービス :いずれも一回につき4.5ユーロ(540円) さすがフィンランドですね・・・サウナサービスがある。

2019-06-19 00:13:49
kingstone @king1234stone

3.親族介護者支援(2005年から) 家族・親族を会後している人に対する金銭的支援、レスパイトケアの提供、コーチングなど。「親族」となっているが「近所の人」でも良い。また他の仕事をしていても良い。(フルタイムで働いている人もいる)

2019-06-19 00:14:01
kingstone @king1234stone

親族会後者はえの給付状況は円グラフが出てる。356ユーロ(43000円)が65%くらい。474ユーロ(57000円)が25%くらい。590ユーロ(71000円)が10%くらい。これって月かな?

2019-06-19 00:14:14
kingstone @king1234stone

で、お金もだけどレスパイトがあるのがいいな。そのさいは例えば2時間ホームサービスの人が来て、その間一人で外出できるとかいうふうに使う。

2019-06-19 00:14:31
kingstone @king1234stone

4.デイサービス ①サービスハウス:後述のサービス付住宅エリアの共有施設。訪問介護のオフィス、安全サービスのオフィスの他にランチを提供する食堂がある。年中行事誕生日会などのイベントもここで開催されている。

2019-06-19 00:14:44
kingstone @king1234stone

②認知症対応型デイサービス「お日様」 : 認知症患者に特化したデイサービス。 ③自由訪問型デイサービス「老人の家」 : 近隣の住民が自由に訪問するタイプの施設。ただし、契約型のサービスを利用する人もいる。

2019-06-19 00:14:56
kingstone @king1234stone

5.サービス付き住宅とグループ住宅 ①グループ住宅:群島町にはアパートで共同生活を送るタイプのグループホームが3か所ある。一般的なアパートの一室で、四人の居住者がそれぞれ個室を持ち、居間やキッチンを共有する。日中は一人のケアワーカーが常駐している。

2019-06-19 00:15:09
kingstone @king1234stone

②サービス付き住宅:群島町は五つの旧自治体が合併しているが、それぞれの旧自治体にサービスハウスとサービス付き住宅のコンプレックスがある。 ③サービス購入 :NPOや私企業が運営するグループホームやサービス付き住宅のサービスを町が購入している。

2019-06-19 00:15:22
kingstone @king1234stone

6.施設介護 旧群島町には町営の長期介護施設があり、インターバルゲア、認知症ケア、長 遣型介護を提供している。

2019-06-19 00:15:33
残りを読む(4)

コメント

コメントがまだありません。感想を最初に伝えてみませんか?