【R18】絶倫ペアの情交模様・EP10・伴侶交換
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エピソード10・伴侶交換
待て待て待て待てちょっと待て。紗世理、あなた一体、何言ってんの。ついこの間まで処女だった彼女の口からそんな提案が出てくるとか、びっくりだよ。えーと、取り敢えず落ち着こう。すー、はー、すー、はー。 「あのね、まず、そういうことは場所を選んで言おうよ」 #twnovels
2019-06-30 14:23:41四限の講義の終わった火曜日の午後。大学そばの喫茶店。あたしは紗世理と向かい合っている。 「いいじゃない、ここの新作ケーキ、食べたかったんだから」 はあ、まったく。あたしはケーキを一欠片、口に運び、紅茶を一口飲んだ。うん、美味しい。・・・じゃなくて。 #twnovels
2019-06-30 14:24:17「紗世理、本気で言ってる?」 「うん。流太くんも、ヤってみたいって」 あたしは雄弁な溜息を吐いた。お店に入って注文した紅茶とケーキをテーブルに置いたウェイトレスが離れると、紗世理は『今度、スワッピングしようっ』と宣ったのだった。 #twnovels
2019-06-30 14:24:51いや、ね、いいよ、ヤりたいなら、口に出しても。でもね、他のお客もいる飲食店でいきなりって、どうなの。誰にも聞こえなかったみたいだからいいようなものの。それに、紗世理と清河くんって、あの時処女と童貞じゃなかった? #twnovels
2019-06-30 14:25:29初体験から一ヶ月も経っていないのにスワッピングとか、普段、どんだけハードなプレイを積み重ねてんのよ。 「無理に、ってわけじゃないんだけど。華純と、あの高校生くんが良ければ」 「猛くん、ね。でもさ、なんでそれをしようってことになったのよ」 #twnovels
2019-06-30 14:26:00「えーと、流太くんと付き合うようになってから、毎日シてるんだけど」 「毎日?」 「あ、毎日って言葉の綾よ。週五くらいかな」 ・・・それでも多いよ。処女童貞捨てたばかりで。あたしと猛くんだって週三〜四日なのに。あ、猛くんが童貞捨てたのは紗世理と同じ日か。 #twnovels
2019-06-30 14:26:33「それで、マンネリ化してきたから、最近はいろいろ試しているんだけど、どこまでヤれるか、お互い、自分の限界を知っておいた方がいいかなって」 説明がこれで終わりと思わなかったあたしは、しばらく待った。けれど、紗世理は全部説明したつもりみたい。 #twnovels
2019-06-30 14:27:02「あのね、それがどうして、あたしたちと交換ってことになるのよ」 「だって、華純も高校生くん、猛くんか、二人とも精力有り余ってるじゃない。二人に相手して貰えば、限界も判りやすいんじゃないかと思って」 「有り余ってるってほどじゃないし」 #twnovels
2019-06-30 14:27:30いや、そうとも言い切れないかな。でもここは、否定しておかないと、あたしたちが常に発情しているみたいじゃないの。 「でも解るでしょう? わたしも、華純が凄いのはこの目で見てるし、猛くんの方は経験させて貰ったし、二人なら、わたしたちに限界を教えてくれるはず」 #twnovels
2019-06-30 14:28:00真昼間から、他の人もいる喫茶店で、そんな濡れた瞳にならないで欲しい。 「紗世理はいいかもしれないけどさ、清河くんは本当に平気なわけ? 紗世理も、あたしがあいつら潰すとこ見てたよね。清河くん、再起不能になるかもよ?」 #twnovels
2019-06-30 14:28:39何しろ、スイッチが入ったら自制する自信ないし。傍に猛くんがいれば、抑えていられるかもしれないけれど。 「大丈夫よ。流太くん、ああ見えてかなり凄いのよ」 そうだっけ? 乱交の時の彼、何度か射精した後なのに、あたしの手コキ十秒くらいでイッてなかったっけ? 別の人だったかな? #twnovels
2019-06-30 14:30:46「わたしたちがどれだけヤれるか目安を測るのに、華純たちに是非協力して欲しいの。駄目かなぁ?」 濡れていた瞳を今度は潤ませて、上目遣いで聞いてくる紗世理。そんな目で見つめられたら無碍に断れないじゃないのよ。この娘、大学に来る前、演劇をやってたんじゃないかと時々思う。 #twnovels
2019-06-30 14:31:17以前、本人には否定されたけれど。 「解った。猛くんにも聞いてみる。でも、彼が絶対駄目って言ったら駄目だからね」 「うん、ありがとう」 満面の笑みの紗世理を前に、あたしはこっそり溜息を吐いた。 #twnovels
2019-06-30 14:32:02華純さんも合意のもと、別の女性を抱く。こんなことがぼくの身に起こるだなんて、想像もしていなかった。小中学生時代は女子と話すことすら稀だったのに。女子と言うより、他人と、と言った方が適切だけれど。でも、華純さんと出会ったあの日の内に、他に五人の女性を抱いたっけ。 #twnovels
2019-06-30 14:54:34それを思えば、こんな状況も想定して然るべき、だったのかもしれない。 「猛くん、て言うのよね。今日はわたしが気絶するまで、好きに突きまくってね」 あの時と同じホテル──部屋は違うけれど──のベッドの上でブラウスの前をはだけながら、妖艶な笑みを浮かべてぼくを誘う女性。 #twnovels
2019-06-30 14:55:17あの夜抱いたお姉様の一人、都志見紗世理さん。艶やかな黒髪は、前は眉の上で、後ろは肩にかかる程の長さで、真っ直ぐにカットされている。肌の白さも相まって、まるで日本人形のよう。華純さんとは別の美しさを持っている。その綺麗なお姉様が、自ら裸身を晒してゆく。 #twnovels
2019-06-30 14:56:26華純さんの肌も白いけれど、都志見さんの肌はもっと白い。 「猛くんも脱いで」 「あ、はい」 言われるがままに、裸になるぼく。股間が元気なのは、ホテルまで華純さんと腕を組んできたから。おまけに。 「ふ、ふあぅっ」 「あ、もう一発目、イッちゃった?」 #twnovels
2019-06-30 14:57:00隣のベッドで当の華純さんが、都志見さんの彼氏の清河さんを責めてるんだもの。 全裸になって、都志見さんと向かい合う。 「猛くん、服をきちんと畳むのね」 「え、あ、癖で、つい」 「偉いね。流太くんにも見習わせようかな」 普段から、脱いだら畳むようにしているから、癖になっている。 #twnovels
2019-06-30 14:57:44尤も、華純さんとセックスしながら脱いでいく時は放ったらかしだけれど。と言うか、畳む余裕がない。 「わたしたちも始めよ」 おっと、今は都志見さんだ。脳内だけで頭を振って彼女を見ると、準備万端。左手で身体を支え、膝を立てた両脚を広げ、右手で大事なところを御開帳している・・・・ #twnovels
2019-06-30 14:58:16ぼくは生唾を呑み込んで、綺麗な脚の間に顔を寄せた。形良く整えられた陰毛の下、広げられた陰唇の間に口を開けた膣穴からは、濃厚な蜜が滲み出している。舌を伸ばして掬い取る。 「あん」 か細い喘ぎ声。ぼくは唇を押し当て、陰唇に沿ってゆっくりと舌を動かす。 #twnovels
2019-06-30 14:58:43「あ、あ、あ」 増える蜜を啜りとる。華純さんのとは違うけれど、美味しい。陰毛が顔を擽る。そういえば、華純さんには下の毛が生えていないな、と初めて気付いた。いや、今は都志見さんを責めているんだ。ぼくは一心に舌を使った。 #twnovels
2019-06-30 14:59:15