稲川淳二の『つぶやき怪談』(2019.06.26)

まとめました。
つぶやき ログ 怪談 稲川淳二
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稲川淳二 @Junji_Inagawa

こんにちは。稲川淳二です。不定期ですが、Twitterで怪談をつぶやいています。

http://t.co/vWNsq1KrjO
稲川淳二 @Junji_Inagawa
爽やかな季節が過ぎると、梅雨ですね。 雨上りの晴れ間が見せる 洗い立ての夏空に入道雲が広がって、 眩しい陽射しに、照り映える木々の緑となると、 ミステリーナイトツアーも間も無く。
稲川淳二 @Junji_Inagawa
みなさん、お元気ですか?  稲川淳二です。
稲川淳二 @Junji_Inagawa
只今、恒例の怪談ナイトキャンペーン真っ只中。
稲川淳二 @Junji_Inagawa
九州、四国、中国、関西、東海、東北、北陸と、 連日、移動から移動で、 朝から晩まで、TV、ラジオの生と収録、新聞、雑誌etc・・・。
稲川淳二 @Junji_Inagawa
と、がんじがらめのスケジュール、正に“死のロード” いよいよ、令和元年の公演本番! 期待していて下さいね。
稲川淳二 @Junji_Inagawa
それでは、今回の「つぶやき怪談」そろそろ始めましょうか。
稲川淳二 @Junji_Inagawa
ゆったりと、くつろいで、お付き合いいただければと思います。 そんな訳で、怖ーい噺で楽しんで下さい。 稲川淳二の「つぶやき怪談」、怖・楽しい時間を、共有しましょうね。
稲川淳二 @Junji_Inagawa
私の先輩にあたる人で、学生のころから写真が好きで、 「いずれはカメラマンになりたい」 って言っていた知人が、いたんですよ。
稲川淳二 @Junji_Inagawa
その人は普段からカメラを持ち歩いて、 何かあると雑誌社や新聞社にちょくちょく投稿してたんです。
稲川淳二 @Junji_Inagawa
ある日、いつものように街を歩いていた時、 “ガシャーン”と音がして、周りにいた人がみんな集まりだしたんです。
稲川淳二 @Junji_Inagawa
彼は、 (事故だ!)と思って、
稲川淳二 @Junji_Inagawa
(これを写真に撮ってやろう) と現場に行ったんです。
稲川淳二 @Junji_Inagawa
行ってみたら、人が自動車にひかれたらしく、 交差点の角に男の人が放り出されていて、 血が周りにしたたっていたそうです。
稲川淳二 @Junji_Inagawa
すごい人だったんですが、 ほら、みんな恐いから遠巻きにして見てるでしょ。
稲川淳二 @Junji_Inagawa
だから彼はカメラをかまえて、 その輪の中に飛び込んで行きました。
稲川淳二 @Junji_Inagawa
彼は、これが(最高のチャンス) だと思ったんですね。
稲川淳二 @Junji_Inagawa
(これで、カメラマンになる夢がかなう) と考えたんです。
稲川淳二 @Junji_Inagawa
だから、全然かまわず近寄ってったんです。
稲川淳二 @Junji_Inagawa
その男の人は、頭が割れてしまったらしくて、 後頭部から血が流れ出てました。
稲川淳二 @Junji_Inagawa
彼がレンズを向けると、 苦しんでいる男の人が、かすかに目を開きました。
稲川淳二 @Junji_Inagawa
彼はここぞとばかりにシャッターを切りました。
稲川淳二 @Junji_Inagawa
男の人は、彼に向かって手をのばしてきました。
稲川淳二 @Junji_Inagawa
どうやら、 「助けてくれよ。死にたくないよ」 と、言ってるらしかったんですが、
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