『Angel Beats!(エンジェルビーツ)』は「人が語りたくなる何か」があるようだ

作品を良いと思うか悪いと思うかは人それぞれだが、なぜか長文をつぶやいてしまう魅力があるのか?
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橡の花 @totinohana

“それ”で何をやりたいのかは大体察しがつくのだけど、やはり対照して動かす前の画がその流れが(言葉が悪いですが)間抜けに見えてしまうのは、やっぱり挿話の総合的な画面構成に失敗したと言われても仕方がないと思うのです。僭越ながら>『Angel Beats!』

2010-04-03 06:28:51
@ZEROWORKS

「エンジェルビーツ!」にあって、主役らしき音無くんとヒロインらしきワイン色のボブカットの非実在美少女を見るまでは良かったものの、「SSS」の男性メンバーのキャラクターデザインの安っぽさを見て、否定的な印象を喚起させられた視聴者の方は多かろうと私は思います。

2010-04-04 06:05:41
@ZEROWORKS

「エンジェルビーツ!」の1話にあって、ゴタゴタと醜いのが複数のキャラをワンカットにおさめたグループカットで、(テクスト論的な見方を除き、ふつうの見方にあっては)レイアウトにいかなる美的法則性も見いだせず、画面がもっさりしてるように見えたのも、否定的な評価に繋がったのでしょうな。

2010-04-04 06:14:16
@ZEROWORKS

「アニメ屋はみんな黒澤明が好きなはずだ」という勘違いを抱いている視聴者の方がときおり見受けられますが、黒澤明の映画がちゃんと見えている演出家なら、「エンジェルビーツ!」に見られたようなグループカットはもっと美しいレイアウトでおさめられますよ。

2010-04-04 06:16:50
@ZEROWORKS

「エンジェルビーツ!」の1話にあっては、主役の男の子と天使が深い縦の構図で向かい合う必殺であるはずの「ダッチアングル」が、同じシークエンスの中で、繰り返して使われるんだが、どうしても決まらないんですよな。

2010-04-04 06:32:05
@ZEROWORKS

「エンジェルビーツ!」の1話における「ライブシーン」なんかは、3Dマッピングで済ませられそうなイメージを手描きでやっているように見えて、いかにもぎこちないし、アニメでロックバンドを写実的に描くなら、関節をバキバキ動かすか、クロースで細やかな身体の揺れを描かないと、ヘンですよ。

2010-04-04 06:36:29
@ZEROWORKS

「エンジェルビーツ!」の1話における「ライブシーン」なんかは、ロングショットであたかもカメラがキャラクターたちの周囲の弧を描くように描かれているわけですが、アレは、ミディアムじゃないと嘘くさすぎて視聴者の方から批判されます。

2010-04-04 06:39:02
@ZEROWORKS

「エンジェルビーツ!」の1話を視聴させていただいたところ、BGMの出来映えは決して悪くはないし、もう視聴者の心理を無理矢理にでも煽ろうとする効果が見え見えすぎるんだけれども、それさえも許すとして、そうじゃなくて、きわめて基本的な「SE」の使い方が下手くそ過ぎるの。擁護できん。

2010-04-04 06:43:52
@ZEROWORKS

「エンジェルビーツ!」の1話にあって、格闘ゲームの画面のように「ヒット数が表示される」カットがあるんだけれども、アレは、視聴者の多くは京アニの「クラナド」や、あるいは「バカとテストと召喚獣」で見ちゃっているので、演出家としては、絶対に避けなきゃいけないのに、やってない。怠慢。

2010-04-04 06:49:02
@ZEROWORKS

話題のテレビアニメ「エンジェルビーツ!」の反応を見て感じたのは、「麻枝准さんのような著名な物語作家の固有名を伏せておく」という作品(※商品)の売り出し方の可能性ですよな。もしも仮に「麻枝准」という名前が事前にプッシュされていなければ、反応はまるで違ったと思うのです。

2010-04-04 06:55:53
@ZEROWORKS

@bobyuka おはです。ABのライブシーンについて、「そうじゃないんだよ…」と思われるのは具体的に、どういう点でありましょうか?

2010-04-04 08:24:51
今井哲也 @imaitetsuya

@ZEROWORKS ついったーで流れてきた感想をざっと拾って読みましたが、「神がかったライブ演奏シーン」といって皆が期待したのはまずハルヒやけいおんですよね。ですがそれらが「神がかっていた」のはなぜかというと、物語的にそこがクライマックスだったからというのが半分あると思うのです

2010-04-04 08:36:41
今井哲也 @imaitetsuya

@ZEROWORKS ライブに至るまでの紆余曲折みたいなものを何話もかけて描ききって、観ている人が全力で感情移入したキャラクターが最後に演奏したから感動があったのだと思うのですが、AB1話のライブシーンは別にそこは目指してはいなかったろうと思うのです。そこでがっかりされてもなあと

2010-04-04 08:37:47
今井哲也 @imaitetsuya

@ZEROWORKS ABのライブシーンは正直に言ってしまえば、レイアウトも作画も超絶すごいわけでもなかったですが、それでも見せ方の工夫でこのくらいケレン味が出せるんだよという意味で僕はかっこいいという感想を持ちました。扇風機で巻き上げられた食券が夜の空に舞うところとか好きです

2010-04-04 08:41:35
今井哲也 @imaitetsuya

@ZEROWORKS 問題点としてはむしろ、舞台になる学園の仕組みとか天使といった設定や、主人公の行動原理がよくわからなかったところとか、おもに男キャラが微妙なところなどのほうにあったと思うのですが、そのへんをごっちゃにして全部ライブシーンが悪いという感想が目立った気がしたのです

2010-04-04 08:46:55
@ZEROWORKS

@bobyuka なるほど。無数の食券が空からキラキラと光りながら、「ライブ会場」と「銃撃戦が繰り広げられる戦場」という異なる空間を繋げる画面の連鎖は、交互に両者の場面が切り替わる「カットバック」をキレイに収束させておりましたよな。

2010-04-04 09:01:44
@ZEROWORKS

「麻枝准的なノリをファンのために踏襲すれば、最低限のソフトの売り上げは確保できるだろう」などという甘いレベルで、商業アニメは作れませんよ。問題なのは、「そういうやり方で作れるし、作れるだろう」と思い込んでいる偉い人と評論家と視聴者の方がマレに存在することです。

2010-04-04 10:13:05
@ZEROWORKS

「AB!」にかぎらず「マクロス」もそうですが、見せ場のシーンを「戦闘」と「演奏・歌唱」のカットバックで構成し、「銃声のSE」とポップな「演奏・歌唱のBGM」を重ねると、感情移入の度合いを抜群に高められますが、その場面が来るまで、サウンドを抑制して「タメ」を作る必要がありますな。

2010-04-05 00:41:00
@ZEROWORKS

見せ場の「カットバック」にあっては、「戦闘のカット」と「演奏・歌唱のカット」を可能なかぎり高速で切り替えて、視聴者の方を焦らして興奮させた後、大爆発とか、大量の光る食券とかで画面を覆い尽くしてカタルシスを与える、というのは丁寧なストーリーテリングの仕方ですよ。

2010-04-05 00:52:40
@shostakovich

Angel Beats!第1話。これホント酷いな。映像はまあ綺麗な方なんだけど、一個の作品として、それ以外の要素(世界観の構成の仕方や物語の描き方、ストーリの語り方など)においてこの程度のものしか作るノウハウや発想しかないのなら、素直に既存の漫画やラノベをアニメ化してりゃいいのに

2010-04-06 06:50:43
@shostakovich

PAWスタッフブログ「皆さんもうABは見て頂けたでしょうか?沢山の方に観て頂けている様で嬉しい限りです!そんな#01、気づいた方も居るかと思いますが1カットだけユイが出ています!気づきましたか」>ユイって誰だよ!オリジナルなんだから本編でまだ出てきてないキャラ名言われても知るか!

2010-04-08 06:43:11
橡の花 @totinohana

第2話は普通に面白かったな、「AB!」。…ところで、あの忍者娘が○○するシーン、『銃夢』でノヴァ博士との死闘を終えたのもつかの間、ふいに簡単なデコイ・トラップで散華するガリィちゃんを思い出したのは俺だけでいい(最終巻参照)。

2010-04-10 04:58:51
橡の花 @totinohana

ええっ、ゆりっぺが○○話をはじめたときには当然エロい(=ヒドい)内容なんだろうと想像した汚れたおっさんですよ、アタシは…>「AB!」

2010-04-10 05:43:51
橡の花 @totinohana

ええっ、今回も終盤の見せ場、天使に○○されて大ピンチなSSSの姿を見て、初撃で毒でも仕込めんものかなあとか対ジャバウォック戦(「ARMS」)みたいなことを一瞬は考えたケレン味もなにもあったもんじゃないツマラナイ大人ですよ、アタシは……>「AB!」

2010-04-10 05:51:00
@shostakovich

まさか、.hack的なオチはないよな。あの世界は、現実世界で意識を失い植物状態となったことの治療のために施した処置の結果、飛ばされた意識世界での出来事だったりして。

2010-04-10 05:58:42