地点「三人姉妹」感想まとめ 2019.7.4-11 @神奈川芸術劇場 KAAT

菜々水 @saisai152_8

はじめて観た『三人姉妹』が地点のそれだったので、ひな鳥が生まれて初めて見たものを親と認識するようなシステムで地点以外の『三人姉妹』は物足りなく感じる

ヒ＿デ @yomohide

地点『三人姉妹』@神奈川芸術劇場 ぶっちゃけ最初ついてけてなかったけど徐々に見方？がわかってくるとあぁとなる。じつは三人姉妹のノーマルな演出を見たことがないっていうのが問題なのだ。

ありた @ari_my

地点の『三人姉妹』おもしろかった…。セットがめちゃかっこいい、観客が巻き込まれるように感じてキリキリした。体をはった群像劇。とても興奮してる

HOSHI.T (ho, shit!) @oriha_10y_later

地点『三人姉妹』地に足つけた生活をそのまま肉体化したような組んず解れつ。言表される依存も反発も俳優の体重が保証する。這いつくばる肉体に絡め取られた時計盤の文字がナフタレンの白い粉になって生活を200年後まで防虫する。

HOSHI.T (ho, shit!) @oriha_10y_later

岩波文庫の『三人姉妹』ではちっともついていけないト書きの感情の起伏（それより新しい訳では解消されているのかもしれない）、それがまとめて肉体の絡み合いのなかに溶けているような気がした。あれほどの運動量、叫び、衝突をもってはじめて日本語として発話し得る台詞群。

HOSHI.T (ho, shit!) @oriha_10y_later

そういう意味では、翻訳言語が、岩波文庫が肉体を得て転げ回っている、そんな印象もあった。感嘆語なども、日本語の着心地が悪そうでモヤモヤしながら読み飛ばすほかないのだが、地点がその日本語の折り合わなさで遊ぶのを聴くと、なにかこう、活路を見るようで気が安らぐ。

HOSHI.T (ho, shit!) @oriha_10y_later

わたしは地点に言葉の振る舞いそのものを立体化したものを期待しているのだろう。それも言葉の発されたときの振る舞い、決して聞かれた言葉ではなく。意味による分節化とは異なるメカニズムで抑揚する、ヴァーバルではなくモーラに潜在する遊びに開かれた発語。

TMTMTR（てぃーえむ、とみたみつる） @mjtsuru

地点『三人姉妹』。ちょっとの一言が足を引っ張り絡んで都会に出なかったり、り、聞いてるのか聞いてないのか分からない音韻のシッ、シンクロでも夜が明けてしまったり。3女の目線と木に、最も釘付けになった。

北村隆志 @kitayan63

全く斬新であっけにとられたまま終わる75分。九人の登場人物は、四つん這いで現れ、くんずほぐれつ、相手を変えながら、二人組で絡み合い転げ回りながら、コラージュされたセリフをしゃべる。 舞台の… stage.corich.jp/watch/373554/s… #地点 #三人姉妹 #舞台 #演劇

山本 のぼる @baskojisan

KAATで地点の三人姉妹を観ました。チェーホフ。感動したんだけど、全編レスリング。

山本 のぼる @baskojisan

これは事前に「シベリアへ！シベリアへ！シベリアへ！」を観ていたのでよかった。この地点という劇団というか演出の三浦さんは俳優を肉体的な極限状態に置いて演技させることで、観客の精神状態もそこにシンクロする。

山本 のぼる @baskojisan

三浦さんは「女たちは嘘でもいいから希望を口にしなければならない。」「私の演出では、この嘘のために手段は選びませんでした。」「登場人物たちは、誰もが戦うことをやめません。」とありますからレスリングなんだ。手段は。

山本 のぼる @baskojisan

小林洋平さんの長ゼリフは圧巻。独特の「単語」を強調するのはこの劇団の特徴ですね。ただ、みんな馬に見えてしまう。シベリア観ただけに。岸本さんはよかったですよ。ニーナ会議に続いて２回目。