岩波書店・科学より2019年7月8日の福島県「県民健康調査」検討委員会開催に向けてされた情報提供の参考資料と添状の重大さ(2019.7.5作成)

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添田孝史 @sayawudon

岩波科学がウェブで公開している福島県民健康調査検討委員会の鈴木元部会長への電話取材記録が、とてつもなく興味深い。「福島原発事故と科学者のふるまい」というテーマで取材したり、記事を書いたりするときは、今後100年にわたって必読文献とされるだろう。 iwanami.co.jp/kagaku/2019070…

2019-07-06 09:42:06
添田孝史 @sayawudon

マキノ先生が指摘しておられるが、「「甲状腺がんと放射線被ばくの間の関連」については、論文になる前に密室で非公開データから結論だします」と、鈴木先生は恥ずかしげもなく宣言している。社会に大きく影響するテーマを、「関係者だけで、密室で」議論してはいけない、と理解していない科学者多すぎ

2019-07-06 09:48:36
添田孝史 @sayawudon

事故原因となった津波も、今村文彦・東北大教授が「関係者だけで、密室で」想定見直しの先延ばしを認めたことが、大きな問題だった。学界や学術誌での世界でのルールには詳しくても、社会と直接かかわる審議会や検討委員会などの場で、学者はどう振舞わなければならないか、ということに無知なのだ。

2019-07-06 09:52:30
添田孝史 @sayawudon

今村氏は、原発の安全審査をする審議会メンバーだったが、規制対象の東電社員と「関係者だけで、密室で」何度も面談し、津波想定を3年から4年先延ばししてしまうことを認めてしまった(2008年)。これ、「いけないこと」と総括されていないから、電力会社も研究者も、またやるに違いない。

2019-07-06 09:56:50

上のまとめから抜粋収録

Jun Makino @jun_makino

合わせて公開されている iwanami.co.jp/kagaku/2019070… 情報提供に際しての 添状と参考資料 には、関係者の信じ難い発言が記録されています。

2019-07-04 23:17:06
Jun Makino @jun_makino

Q:先生、でも、いままだ論文になっていないので…… A:はい、ですから、今ね、論文になる前に、いろいろ議論を始めるということ自身、問題があるんですよ。

2019-07-04 23:18:46
Jun Makino @jun_makino

要するに、論文になってないので、他の人に勝手に議論されては困る、しかし、俺達が(「部会まとめ(案)」で「甲状腺がんと放射線被ばくの間の関連は認められない」と)結論をだす分には、俺達が正しいと確認したんだから問題ない、と。

2019-07-04 23:19:20
Jun Makino @jun_makino

言い換えると、「甲状腺がんと放射線被ばくの間の関連」については、論文になる前に密室で非公開データから結論だします、と宣言していることになります。

2019-07-04 23:19:36
Jun Makino @jun_makino

で、何故そうするかというと、「それはおそらく、『科学』もある一定の責任をもっていると思うんですけれども、数字を出すと勝手に別な解析をして、いろいろ書いてしまいますよね。それは、やりたくなかった。やってもらいたくなかったんです。」

2019-07-04 23:19:55
Jun Makino @jun_makino

ちょっともうどう反応すればいいのかわかりません。「部会まとめ」で結論だしてしまえばそれが後で間違ってると証明されようがどうしようが知ったことではないが、その前に証明されたらやりにくい、といってるようにしか見えないわけで。

2019-07-04 23:20:13
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

Unicode設定にしたら読める。

2019-07-05 04:41:40
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

これ、超重要。 参考資料:2019年6月26日の鈴木元部会長への電話取材記録より iwanami.co.jp/kagaku/2019070… どこから突っ込んでいいのかわからんけど、とにかく、これ、おかしいでしょ? 「あくまで査読を経た論文として公表されて初めて、皆さんに納得していただく」

2019-07-05 04:54:11
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

そもそも、これまでの甲状腺検査結果に関する論文って、たとえ査読されていたとしても、結果を再現できるようなデータが公開されていないのにちゃんと査読できてるのか?と思うようなことあるし。被ばく線量が少ないという「前提」からして恣意的・誘導的なのに、それで査読を通ったと言われても・・。

2019-07-05 04:57:37
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

一番大きな問題は、福島医大が論文化しているデータセットが「不完全」なことでは?枠外・検査外症例が、まったく入っておらず、経過観察という「ブラックボックス」で何が起こっているのか、さっぱりわからない。そういうことがなかったことにされ、論文化されて査読通っても、非科学的でしかない。

2019-07-05 05:00:35
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

そういう漏れてるデータを突き止めて「検討」「評価」していくのが、検討委員会「甲状腺検査」評価部会の本来の役割であるべきなのに、論文作成の邪魔にならないように遠慮(忖度?)しながらコソコソと裏で解析するのを許容してるようにしか見えないわけですよ。

2019-07-05 05:04:40
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

@uchida_kawasaki 吉田部会員や南谷部会員のような臨床医がいくら頑張っても、部会長+大阪すり替え部会がひどすぎたにゃ。

2019-07-05 05:55:16
Love & Peace @taneichiseikei

県民健康調査検討委員会 当初は非公開で行われていたが、第4回から公開になった委員会。様々な批判に対し、第9回検討委員会で改善策を公表し、透明性を確保したことになっている。しかし、最新の甲状腺検査評価部会では透明性に疑問が、、、 pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attac… pic.twitter.com/UNMIZVGL0j

2019-07-03 20:41:06
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Love & Peace @taneichiseikei

第13回甲状腺検査評価部会 終了直前の祖父江氏のコメント。「実はこの部会の間にですね、解析ワーキンググループとして、実際の甲状腺検査のデータを解析するという、そのー、主にSkype会議、WEB会議ですけども、それに参加させてもらったので、かなりデータに関しての理解が深まりました。」

2019-07-03 20:49:17
Love & Peace @taneichiseikei

ということで、非公開ワーキンググループを開催していたということは間違いないですね。第9回県民健康調査検討委員会で報告した改善策によって、非公開のものであっても透明性を確保するため議事録等を公開すると規定されています。

2019-07-03 20:52:02
Love & Peace @taneichiseikei

甲状腺検査評価部会は前回のもので最終ということですが、県民健康調査検討委員会は7月8日月曜日に行われます。委員の皆さん、正式に報告もせず議事録の提出もないまま、甲状腺検査評価部会長一任で出た結論をそのまま追認して良いのでしょうか?

2019-07-03 20:54:51
Love & Peace @taneichiseikei

@YuriHiranuma 第13回甲状腺検査評価部会のこのやりとりで、忖度がわかる。 (祖父江)詳細が説明をしていただいたのですが、実数が全然示されていなくて線量がわからないんですね。実数が全然示されていなくて線量がわからないんですね。それぞれの受診者数を示してもらわないと後の数値が非常に理解しにくい。

2019-07-05 10:53:07