エルフその生物学的位置は

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エルフが長寿という生物的戦略を持っている場合、繁殖戦略はどうなるのだろうか？長寿な亀を参考にしたらいいのだろうか？子供はそこそこ生まれるけど、成人しにくいとか？この場合、成人まで生存しにくいのはなんでなんだろうか。

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成人する段階の第二次性徴で異常なほど神経質に成り、自殺しやすい、うつ病など神経性疾患を患いやすい、寝床の密度が高すぎると免疫力がガタ落ちする等が考えられる。この場合、学習する知的生命体として対抗するには寝床の密度管理、子供に旅をさせる等が考えられる。

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しかし、集団間競争を考えると、果たして其れでいいのか？ 有る集団はこの成人しにくいと言う形質を克服してしまうのではないか？ じゃあ成人しにくいという形質が集団維持にプラスに働くケースが存在し、この形質を失った集団より有利になる環境要因が有るのではないか？

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真っ先に思いつくのが食料調達面である。 人口増加率が一定以下に抑え込めないと大規模飢饉が発生して食料を根絶やしに食べてしまい集団が崩壊すると言うのが有る。 これは野生動物そのままですわな。しかし知的生命体でも有る。 が、人類とは生存戦略が違う。より構成員の長寿命に振った種族なので

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システムと一緒で、 長寿命にすると次の制約がかかる。 ・環境の変化に弱いので、相当な変化がない最適解に適合しないと辛い。 ・一部が不適合になるとパッチ当てする。 ・パッチの集合体より合理的な最適解が後から出現する。 ・対応不可能な部分が出てくる。作り直したほうが早い

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この、法則の一般化を出来るのかと言われると出来ると行ったほうが良いように思う。熱力学第二法則がネジ曲がらない世界であると言う前提であればなおのこと。 現在の宇宙と物理定数レベルで値が違う世界は想像が出来ないという限界もあって、地道に理解できる範囲から積み上げるしか無い。

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じゃあ、そんなの存在しないじゃないかか現実を見ようと言うのにも反対である。今の状況は数々の軌跡の積み上げであって、あの時あの偶然がなければ現在の世界線になっていない。 有る想像し得る状況は荒唐無稽であろうとも存在する前提で謎解きをしてみる。 その価値というのは往々にしてあると思う

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一番ありそうなのは、やｈり渡航不可能な海で隔てられた空間に並列存在していましたよ説かな。同じ環境に生存ニッチが重複する存在は住み分ける何かがないとほぼ不可能。 逆に同じ場所にいて混血、淘汰が無いとすると、人類側も地球人類とは違う何かになっている可能性を考慮しなければいけない。

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ダーウィンのフィンチが有名だけれども、あれは食べ物が違うから生存ニッチをずらしたから併存できるんですよと。じゃあ人間とエルフが地球環境で人間は地球人類と同じとしてエルフは人間のいないニッチに存在していればこの説で併存可能となる。 人間のいない領域?何処かな? 砂漠とか高山、熱帯雨林？

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考えれば分かるが人間さえ住まない環境はほとんど無く、化石燃料と外燃機関登場以前を考えても、エルフが何かすごい身体能力が無いと人間と抗争をしないとは言えない。 じゃあその身体能力とは?となると安直に言えばナマケモノの如く圧倒的に代謝を下げて高温、低温双方に広大な耐久性がある等になる。

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なる程、像のように癌化プロテクションも強固に構築されていれば、寿命が長いと言うのも納得である。 しかし、文化面に絞ると人間に豊かな土地を譲っている側面もある。代謝が低いので活動的ではないし、運動能力も高いとは言えない。焦土作戦で人間が一週間で餓死するのに数カ月絶食に耐えて勝利的な

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だから人間が遠征能力を自己完結的に可能にする、こうナポレオン戦争あたりになると駆逐されるのではないかと。 で、この省エネさが強みなので文化面では相当素朴なのではないだろうか。だって緑の砂漠とか何もないエリアだからこそ人類の侵入を受けずにいられる側面が大きいので。

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もしくは熊に対するパンダのようにドラスティックに食べるものが違うんだよ説もありうる。芋虫の様に其のへんの葉っぱ（※大体まずくて毒入り）をむしゃむしゃ食べる事が出来て、イネ科もOKとか言う、歯がどうやってもすりつぶす系にナリそうなだが。おかげで人類の食料はパンチが効き過ぎてる的な

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とは言ってもセルロースを消化する細菌を飼って、反芻しないとイケない制約かパンダのようにもりもり食べてモリモリ出そうで消化率3割的なスタイルなのかはある。少食、草食、タンパク質は消化細菌経由で摂取、一日中ぼーっとしているナマケモノスタイルの生活が賢者的な何かに成り得るだろうか？

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多分、果物や蜂蜜など、高カロリーな食料を量産出来る農耕が可能になると脳みそだけが活発に動いてなのだろうか。高度な知性は文明を作るが、文明は不幸を減らそうとする。即ちより生存率のアップを目指す。安全と清潔を労力軽減、利便性を追求する。服が出来、未知の領域の探索となるが・・・

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この時点で、人類と競合状態に入ると思われる。少なくとも栽培品種については人類と共通であり、野菜に該当する部分が相容れない。チョコの犬猫と同じようにアルカロイド耐性が食い違っている感じになるのか？相手の主食をそのまま食べると卒倒、運が悪ければ死にます的な。

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牛乳はダメ、海藻OKとか、これだけ食べ物が違うと互いをゲテモノ食いと罵りながら共存はできそうではある。ただ、戦いは数だよ兄貴！なので、数が少ない方が僻地に追いやられるのは必定。身体的特徴が即座に見分けがつくほど違うのならばなおさら。（でも普通に洋の違う外国人と大差はない感じがする）

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もう一つ、混血が行われない可能性としては、生殖様式が全く違う可能性が有る。私が挙げられるだけで卵生、体外受精、精嚢交換、分裂等が有る訳だけど哺乳類でここが異なるレベルは無いし、人類側のケモナーの存在も考慮するとクモガタ動物ぐらい様式が離れていれば会話が成立しないような気がする。

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ま、其れってかなり系統が離れてますよね、そもそも混血以前に染色体の数も合わないんじゃ・・・的な。でもアレだけ人類と同じ外見をしておきながら、そこが違う？そこからなのか？的な発想もあっていいように思う。多分、興奮する対象が全く違う感じ。

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人類の姿が、他に文明を持つ知的生命体が見つかってないので最適解で有る可能性は有るものの本当にそうかと言われるとまだ議論の余地は有るように思われる。しかし、器用な加工が可能な二本以上物をつかめて投げれる腕、音声通信が可能な口と耳、立体視可能なレンズ眼まででだいぶ絞りこめる

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じゃあ、蜘蛛だとどうか？はあって節足動物が陸上で火を使えるサイズに外骨格の素材的制約から巨大化出来ないから無理で、仮に出来ても半分内骨格のようになっている気配がする。ただ、人間の認識的に不気味の谷を超えて接近する容姿を手に入れるのはどんな要因が有るかは考える必要が有る。

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不気味の谷は同族を其れも健康な生殖相手の個体を識別する為に存在していると思っていて、そこまで別種が接近してくるとなると、擬態と言わざる得ない。人間を騙す必要が有るからそこまで接近するんだ説を採用すると、騙す理由を考慮しなければいけない。ホラー作品なら捕食なのだが・・・

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長寿で高貴な種族がなぜ、下級と卑下する種族に生来的に似てしまうのか？まず人間がありき、そこから容姿接近が始まったなのか、人間の形状は知的生命体の局所最適解であり収斂進化の過程で何らかの相互作用により似せたのか？になる。こう、フレンドリーに描かれるエルフが不気味の谷の底だと辛いし

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エルフが美形なのは美形になる遺伝子だけが生き残れたなので、毛がないとか耳がながいとか言うのではない。それでも同族内個人識別は必要なので、ほぼ同一の顔立ちになるとすると人間には理解できないレベルで顔認証していることになる。猫の顔がよくわからないレベルで見分けがつかない的な。

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人間に似せるとどんなメリットがあるのだろうか？ それとも一旦、人間の中でも過去に行われたであろう、不細工な者に生きる資格はないを繰り返したのだろうか。その可能性は有るが、生き残ることと、美形であることには余り相関は無いように思われる。勿論性選択でドライブがかかる可能性はあるが