【R18】絶倫ペアの情交模様・EP12・セックスフレンド─依子
- iamdreamers
- 4506
- 1
- 0
- 0
エピソード12・セックスフレンド─依子
猛くんのお母様のお話を聞いた夜、そのまま眠りについたあたしたちは、翌朝早めに目を覚まして一緒にシャワーを浴びた。けれど、一緒に浴びたらシャワーだけで済む筈もなく。 「あ、あ、あ、ああっ」 「ふ、ふ、ふ、あ、で、射精るっ」 #twnovels
2019-07-14 07:43:09どっくどっくどっくどっく。 浴槽に両手を掛けて背後から何度も愛を注がれ、イキっぱなしのあたし。最初の三回くらいはまだイッてなかったけれど、その後の連続射精の間、あたしは愉悦の頂から降りることなく、精液を注入されて幸せだった。 #twnovels
2019-07-14 07:43:44流石に平日の朝は、何度もヤりまくれない。あたしは自主休講でもいいけれど、猛くんはまだ高校生だもの、そうそう休ませるわけにはいかないもの。背後からの一発(“一発”じゃないけれど)だけで交合を終えて、汗と体液を洗い流す。 #twnovels
2019-07-14 07:44:24「華純さん、本当に綺麗だよね。スカウトされたことないの?」 あたしの肉体にシャワーのお湯をかけながら、うっとりした瞳で猛くんが言う。 「スカウト?」 「うん。モデルとかタレントの」 「そういうのはないかな。あ、でも一個あった」 #twnovels
2019-07-14 07:45:29「やっぱりあるんだ。因みに、どんな奴?」 「うんとね、アダルトビデオ」 「へ?」 猛くんの目が丸くなる。驚いた顔も可愛い。 「えっと、華純さん、AVに出たことあるの?」 「ううん。誘われはしたけど、あたし演技なんてできないもん。断ったよ」 「そっか、驚いた」 #twnovels
2019-07-14 07:46:10心底ほっとしたような猛くん。ほんと、可愛いんだから。 「あたしがAVに出演るのは、嫌?」 「えーっと、出るのがって言うか、華純さんの喘ぐ姿を不特定多数の変態に見られたくないって感じ」 「そっか。じゃ、これからも出演ないようにするよ」 #twnovels
2019-07-14 07:46:45「そうしてもらった方が嬉しいかな。・・・華純さん、男性経験って何人くらい?」 「気になる?」 「それは、まあ」 「そうよね。ええと」 あたしは指折り数えた。アレでしょ、ソレでしょ、・・・ 「全部で二十人ね。猛くんが十五人目」 #twnovels
2019-07-14 07:47:18「え? ぼくと付き合うようになってからも・・・あ、そっか」 「うん、そう。猛くんと知り合った時、乱交になったでしょ。あの時参加してた他の五人が、十六から二十人目ね」 「じゃ、今はぼくとだけなんだね」 「うん。こないだの紗世理たちとのスワッピングは別にして」 #twnovels
2019-07-14 07:48:03「そう言えば、そうだった」 「猛くんの女性経験は、それじゃ、六人? あたしとヤった時、初めてって言ってたし」 「そう。華純さんと、あの時の五人だけ」 「じゃ、セフレができたら、七人目と八人目になるのね」 #twnovels
2019-07-14 07:48:34「まだ判らないし、ぼくとしては華純さんとデきれば満足なんだけどね」 「嬉しいこと言ってくれるね。あたしも、猛くんとヤれれば満足よ」 顔が近付く。唇が触れる。舌が挿入り込む。あーん、シたい。シたいよぉ。 #twnovels
2019-07-14 07:49:09あたしの太腿にはシャワーから流れるお湯とは違う滑る液体が流れているし、下腹にはいきり勃った猛くんが擦りつけられているし、猛くんの胸でおっぱいは押し潰されているし。さっきイッたばかりなのに、とってもシたい。でも我慢。我慢よ華純。今は、忙しい朝なんだから。 #twnovels
2019-07-14 07:49:44今朝はヤバかった。昨夜、華純さんのところに泊まって、終電前の時間に眠ってしまったせいか、今朝は二人とも早い時間に起きた。そこまでは良いのだけれど、一緒にシャワーを浴びながらバスルームで一発(八発、か)ヤって、それでも興奮冷めやらず第二ラウンドにイキそうになった。 #twnovels
2019-07-14 07:51:35流石に自重して(華純さんもヤりたそうだったけれど)支度して出て来たけれど、ほんと、朝のシャワーを華純さんと一緒に浴びるのはヤバい。ヤバ過ぎる。今度から気を付けよう。今までも気を付けているつもりではあったのだけれど、今まで以上に。 #twnovels
2019-07-14 07:52:36それはそれとして、堰脊さんは思いの外、早く答えを出した。朝、遅刻間際に教室に滑り込んで席に着くと、横を通った堰脊さんがさり気なくメモを机に置いて行った。 『放課後、昨日の場所で』 そこには答えはなく、それだけ。それで今、三日連続で堰脊さんとの逢引をしている。 #twnovels
2019-07-14 07:53:27いや、もう一人、昨日もいた堰脊さんの友達もいるから、逢引とは言わないのかな。 「お待たせ」 先に来ていた二人に声を掛けると、その返事も返さずに堰脊さんは目を閉じ、深呼吸した。その瞼が開くと、中の瞳は真っ直ぐぼくに向けられている。 #twnovels
2019-07-14 07:54:18「鹿古下くん、私をあなたのセフレにしてください」 「・・・」 大人しい堰脊さんが僅か一日でこういう結論を出すとは思ってもいなかった。一週間、あるいはもっと時間をかけて断るか、それともこの件に関してはずっと音沙汰がなくなる、どちらかと思っていたのに。 #twnovels
2019-07-14 07:55:13「ほら、何黙ってんだよ。依子が言ってんだから、応えてやれよ」 隣のショートヘアの女の子が相変わらず乱暴な口調で言う。折角可愛いんだから、もうちょっと視線を柔らかくして、言葉遣いも丁寧にすれば、周りの男子が放っておかないだろうに。 #twnovels
2019-07-14 07:55:52けれど、今は彼女の言うことに一理ある。いや、二理も三理もある。このまま黙っているわけにはいかない。 「えっと、堰脊さん、本当にいいの? こんな大事なこと、一晩で決めちゃって」 けれど、昨日とは打って変わって、堰脊さんの目力は強かった。 #twnovels
2019-07-14 07:56:35「うん、一晩良く考えて出した結論がこれなの。私、初めてをあげるなら、最初に好きになった人に貰って欲しい。鹿古下くん、私の処女を貰ってください」 セフレにして、から、処女を貰って、にグレードアップしているのだけれど・・・いや、どちらもほぼ同義かな。 #twnovels
2019-07-14 07:57:05「でも、ぼくは堰脊さんのことを好きじゃない、っていや、その、人間的にはどっちかっていうと好きだよ。でも、異性としては好きじゃないし、恋愛対象とは見てあげられないんだけど、本当にそれでもいいの?」 「うん。それでも、私が好きなのは鹿古下くんだから」 #twnovels
2019-07-14 07:57:46瞳を輝かせてぼくを真っ直ぐに見つめる堰脊さん。穢れない視線が眩しくて、気を入れていないと受け止めきれない。ここまで女の子に言わせてしまったら、ぼくとしては否とは言えない。 「解った。堰脊さんのセフレになるよ」 そう言った時の堰脊さんの顔。その表情。 #twnovels
2019-07-14 07:58:26