アーケードゲームの非公式イベントで公式画像利用冊子の有料取り扱いがあった話

2019年7月14日に「GITADORA大宴奏会」というアーケード音楽シミュレーションゲームのイベントが開催された。

その中の配布資料に問題があった。

あろうことか、冊子内に非公式イベントでありながら「公式の画像の利用」が行われていた。

このイベントでは上ツイートにも記載がある「パンフレット購入制」により入場料を含み2000円を徴収している。
つまり、観戦だけの場合でも公式画像利用のある冊子を購入することが条件となっている。

本イベント当日にこの公式画像利用について指摘があったものの、イベントは通常通り行われた。

画像内では

・冊子で使用した画像は筐体の画面を撮影したもの
・それにより配慮が足りず誤解を招く表現となった
・今後も活動は行う

という詫び文として今回の騒動の趣旨をとらえていないものが記載されていた。

本大会責任者のあきぷ氏はこの謝罪文の投稿があった当日、自身から「解禁無職」を名乗り行っている。

※解禁無職とは
beatmaniaIIDXのプレイヤーが起源であり、
「承認欲求を得るため、音楽シミュレーションゲームの『情報』をいち早く提供し、twitter上でRT、いいねを多く稼ぐという行為」である。

公式画像の利用を行い、「再発防止に向け」という詫び文を掲載した同日にこの行為を行っているのだ。
（余談だが、あきぷ氏は詫び文ツイートのRTは行っていない。）

本騒動は「著作権侵害」である。極端な話が公式の画像を商用利用したのだ。
二次創作については黙認されている現状があるが、
「この黙認がいつ変わるか分からない。」
という点については理解していただきたいものである。

冊子の売買、大会後の詫び文、詫び文掲載後の行動いずれからも危機感を持っていることが失礼ながら一切伝わってこない。
本当に今回の騒動を深く思い、今後の二次創作活動・非公式イベントが滞りなく行われることを心から願う。