緑のイメージ療法

📖お茶受けさとりさん🍵 @SatoriGahara

今回は色を使ったイメージ療法を紹介していきたいと思います。 まずは、緑のイメージを用いたものを紹介します。

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・樹木のシーン （樹木や森林をイメージして瞑想する方法） 静けさや安心感に浸りたい時や、疲労感やイライラを感じている時に効果的です。 また、都会から出られず、自然に触れることが少ない時などに、落ち着きと安心感に包まれたい時にイメージするとよいです。

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深い緑の森や林の中で木々の下を歩くと気分がよくなることはありませんか？ 近年、木々がフィトンチッドという天然の揮発性物質を発生させていること、それを人が浴びると気持ちがよくなることが解明されたのです。 解明は最近になりますが、大昔から人間は森林の効果を実感していたと思われます。

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緑を鮮明にイメージできれば、体に刻まれた色への反応を呼び起こし、効果を上げる可能性も出てくるので、ぜひ試してみたいところです。 実際に森林や樹木をイメージする場合は、写真やポストカードなどを用意して、それをよく見てイメージするとやりやすいでしょう。

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a.リラックスして目を閉じる 体を締め付けるものを取り除き、椅子に深く腰掛けるなどして、リラックスした状態を作り、軽く目を閉じましょう。 照明は自由ですが、温度は心地よい程度の暖かさが理想的です。

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b.体の力を抜く 息を吸いながら肩をきゅっと上げ、息を勢いよく吐きながら肩を下げ、それを２，３回繰り返し行い、体の力を抜きましょう。

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c.腹式呼吸をする 鼻から息を吸い、お腹を膨らませます（３つ数える） 吐く時は鼻からでも口からでもどちらでも構いません、お腹を凹ませましょう（６つ数える） この深呼吸を２，３回行います。

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d.樹木や森林をイメージする 普通の呼吸をしながらイメージを開始します。 参考文献からストーリーを抜粋しますので、これを自由にアレンジしてみるとよいでしょう。

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今、私は緑の森の中にいる。 たくさんの緑の木々。 その色を感じている。 目の前すべてが、美しい緑の葉で生い茂る木々。 どこまでも広がる緑。 見上げると葉の間からは木漏れ日が落ちている。 ちらちらと光が見える。 それを体験している私がいる。

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森林の空気はしっとり潤っている。 緑の葉の香り、どこからか花の甘い香りも風に運ばれてくる。 肌の上を風が通り過ぎる。 緑の葉、幹のデコボコとした感触に触れている私がいる。 小鳥もさえずっている。

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私は今、木の下に座っている。 そして深く呼吸をしている。 息を吸うたびに新鮮な空気が私の胸に広がってくる。 体に心地よい風を感じている。 鼻から息を吸い、また息を吐くたびに、全身に緑の空気が満ちていく。 木々がやさしく私を見守っていることを感じている。 私は今、この緑の中にいる。

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イメージを終了する時は、大きく深呼吸をし、手を握ったり開いたりして意識を現実に戻しながら目を開けましょう。

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参考文献 心理カウンセラー・芸術療法講師　山脇惠子著 「史上最強カラー図解 色彩心理のすべてがわかる本」 ナツメ社