ステファニー・ケルトンのレセプションQ&A / JGPに関する議論

レセプションで口頭で対応いただいたケルトンのQ&Aと、シンポジウムでのケルトンのJGPに関するQ&Aについての一連の議論をまとめました。
MMT ケルトン JGP 中央銀行 経済 金融政策 財政政策
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望月夜 @motidukinoyoru
Q「ミッチェルはOMFの採用によって国債を廃止し、富裕層への不当な施しをやめるべきだと主張していますが、このことについてケルトンさんはどう思われますか?」 これに対するケルトン氏の回答は興味深かった。要約すると、
望月夜 @motidukinoyoru
ケルトン氏「ビル(ミッチェル)はまず、国債が富裕層への施しであるという批判と同時に、政府債務という言葉のイメージの悪さから、それを廃止することによる"政治的"な効果を狙っていると思う。 また、富裕層への施しになっているということへの問題意識には同感ですが、
望月夜 @motidukinoyoru
金融機関の安定収入を減らすことが、金融機関によりリスキーな投資を促してしまい、金融不安定性が増すという問題も無視できません。 私個人としては、一年未満のもっと短い国債だけを発行して、過剰に大きい国債金利収入を抑制するのが望ましいのではないかと考えています。」
望月夜 @motidukinoyoru
Q「通貨発行権のある国が変動相場制を導入すれば財政スペースが最大化されるのは事実ですが、実際には弱小国はコモディティ輸入のため固定相場制を採用せざるを得ず、対外赤字も蓄積し、財政スペースは制約され、国際的金融不安定性に晒されます。このことについてケルトンさんはどう考えますか?」
望月夜 @motidukinoyoru
ケルトン氏「その通りで、国際的インバランスがある中では、弱小国では財政スペースの制約が生じます。IMFなどの既存の枠組みではそうしたインバランスを是正するのに不十分ないし不適切です。より適切かつ十分な是正システムが必要です。(バンコールなども比較的良いアイデアの一つかもしれません)」
望月夜 @motidukinoyoru
すごく複雑な質問を口頭で英語でやってる望月さんすごい! と素直に感動してくれるのが理想ですが、実際にはかなりアルコールが回っていたので滅茶苦茶辿々しい質問になってしまい、ケルトン先生に苦笑いを頂いたことを付言させていただきます。 twitter.com/motidukinoyoru…
望月夜 @motidukinoyoru
確かええなさんだったと思うけど、シンポで 「例えば図書館の司書が失職してJGPを利用する際、志望やスペシャリティに関係のない仕事を割り当てられてしまうのはどう思いますか?」みたいな質問をしていて、ケルトン先生は極めて真面目に答えられていたのですが、正直ナンセンスな質問だと思っていて、
望月夜 @motidukinoyoru
以前からの志望や磨いたスペシャリティ等を活かせる職に就けないなんてことは、JGPに限らず普通に起きることだし、私自身、就きたいと思って努力した職に就くことは出来なかったし、今後就ける見込みも無いわけですけど、それは社会の常であって、JGPがどうとか全く関係ない話だと思います。
望月夜 @motidukinoyoru
ちなみにケルトン先生は、 「JGPの原資は中央政府支出ですが、JGPの職務は地域のニーズに合わせて分権的に決定されます。例えば司書を必要とする図書館が地域にあれば、JGPを通じて、失職した秘書が望んだ職に就くことが出来るでしょう」 と回答なさっていた。
望月夜 @motidukinoyoru
要するに、JGPには地域のニーズと各人の能力をマッチングするような仕組みも含まれますよ、ということでしょう。 民間派遣会社が上前はねてやっているようなマッチングを公共的にやるということかと。 twitter.com/motidukinoyoru…
望月夜 @motidukinoyoru
@KF0612 何ヶ月か確信が持てなかったので、とりあえず中期債だということを言いたくて、一年未満というある意味間違っていない表現を使いました。 言われてみれば三ヶ月だった気がします。
望月夜 @motidukinoyoru
@yumiharizuki12 直接質問をしたのは私ですが、1番目の質問を考えたのは確かware_bluefieldさんかKFさんのどちらかで、2番目の質問を考えたのはwankonyankorickyさんですね。(rickyさんは残念ながら来られなかったので、代理で質問した次第です)。
望月夜 @motidukinoyoru
@yumiharizuki12 以下お2人のご尽力があってのことです。 @WARE_bluefield さん @chietherabbit さん まさしく日本国の誇りでありまして、掛け値無しの賞賛に値する方々と存じます。
望月夜 @motidukinoyoru
同席者にご指摘いただきましたが、より具体的には、三ヶ月以内の国債、とのことでした。
ええな@🐽ばらまーくニャ @WATERMAN1996
@motidukinoyoru 私が言いたかったのは、我慢すれば職はありますと言うのであれば現状でもそうだろうということだったのですよ。となると企業に雇用助成金を出すのと実質変わりがない。
ええな@🐽ばらまーくニャ @WATERMAN1996
@motidukinoyoru 供給が絶対的に足りない職に多くの希望者が集まるのであれば、無理してでも希望する職を作らない限り、職の希望は我慢してね、と言っていることになるのです。それは民間企業に助成金を出して人を雇ってもらうのと同じことなわけです。
望月夜 @motidukinoyoru
@WATERMAN1996 まず第一に、我慢しても(大した)職が無いという状況(いわゆる不況)に対してバッファーとして働くのがJGPという話ですし、JGPによって「我慢したら得られる職」の待遇(の底)が保障されます。 ここらへんが単なる雇用助成金とはかなり違うポイントではないかと。
望月夜 @motidukinoyoru
@WATERMAN1996 雇用助成金の場合、就業状況や労働待遇の変化に応じてAutomaticallyに調節するのはほとんど不可能でしょうから、この点でもJGPに軍配を上げざるを得ないのではないでしょうか。
望月夜 @motidukinoyoru
@WATERMAN1996 JGPがあろうがなかろうが、そのような雇用のミスマッチが恰も魔法のように消えると想定するのは不可能ですし(それこそ計画経済でもない限り!)、そうしたアンマッチを解消できないからJGPは雇用助成金と同じだという議論は、JGPの基本的議論を蔑ろにしているように思えます。
ええな@🐽ばらまーくニャ @WATERMAN1996
@motidukinoyoru 仰ることは分かるのです。 ただ、期限付き条件付き公務員を働きたいという人だけ雇う、というのと同じじゃないかとも思うんですね。そうなるとスキルとか希望と関係ない仕事を当てるしかないでしょうと。
望月夜 @motidukinoyoru
@WATERMAN1996 「期限付き条件付き」というのが具体的にどのような期限・条件なのかはわからないですが、公務員(のようなもの)を働きたいときに雇う、というのがまさしくJGPの本質というか実態なので、「それはそうですね」という他ないとは思います。
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