【シナリオ】スライム娘⑦

スライム娘の話
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@akuochiken

「あなたに喜んでもらえる身体になったの」って恍惚な笑みを浮かべながらスライムと化した自らの身体を惜しげもなく披露し、全身から触手状に変化させた自らの身体でもって相手を包み込む展開ですって?

2019-07-19 13:35:56
@akuochiken

「あなたに喜んでもらえる身体になったの」 彼女は恍惚な笑みを浮かべながら来ていた服を静かに脱ぎ捨て、裸になった。 瞬間、彼女の全身の皮膚が波打ったかと思うと、徐々に彼女の身体が透き通る赤色の物質へと変化していく。 「どう? 私の身体、美しくて……」 液体化した右手を自らの胸に添える。

2019-07-19 14:49:11
@akuochiken

「気持ちよさそうでしょう?」 にやりと微笑む彼女の透明な顔。 その表情と連動するように、まるで蠟燭が急激に融けるかのように全身からぽたりと液体が水滴となって零れ落ちる。 「……あら、私のこの身体では不満かしら?」 彼女がこちらの様子を見て、不思議そうな顔をした。

2019-07-19 14:52:28
@akuochiken

「くすくす、あなたに喜んでもらえる身体になった、と言ったでしょう? これならお眼鏡に叶うかしら?」 彼女は自らの胸に添えていた右手をゆっくりと引き剥がす。 ねっとりとした彼女の胸部の液体がその右手に引きずられ、彼女の胸の谷間から、ぼこり、と胸とは違った形状の物体が形成されていく。

2019-07-19 15:01:15
@akuochiken

彼女の胸から腹部にかけて、その赤く透明な液体状の身体を滑らかに変形させながら、赤い液体の塊が彼女の前面へとせり出していく。 「あはっ、お兄ちゃんだ」 それは、少女の頭部となって口開いた。 彼女の身体の前面から、同じく赤い液体で構成された少女の上半身が析出している状態。

2019-07-19 19:02:53
@akuochiken

頭部は彼女の豊満に膨れた胸の谷間へと埋まり、腹部の境界と融合する形で少女の上半身が形成され、両者の股間部にてお互いが結合し合っていた。 少女の両腕は彼女の腹部へと埋まっており、身動きが取れない状況ではあるが、その胸の谷間の、蕩けるように見つめる顔は、彼の妹のものに間違いなかった。

2019-07-19 19:10:20
@akuochiken

「お兄ちゃんも気持ちよくなろうよ。私、お兄ちゃんの帰りを待ってたら、お姉ちゃんが来て、私を抱きしめて。そしたら私がお姉ちゃんの中に溶けちゃって……すごい気持ちよかったよ。だから次はお兄ちゃんと気持ちよくなりたいな」 彼女の右手が少女の胸へ、左手が股間部へと伸び、それぞれを弄る。

2019-07-19 19:19:54
@akuochiken

「ふ、ふえぇ……」 少女の口から、少女らしい嬌声が漏れる。 「この子は私と感覚を共有しているの。だから……あんっ……この子が悦べば私も気持ちいいし、逆もそうよ。あなたはこの子のことを好き。私が『あなたに喜んでもらえる身体になった』と言ったのはそういうこと。これなら満足でしょう?」

2019-07-19 19:24:13
@akuochiken

彼女が両手を自らの身体から離し、再びその赤く透明になった全身を見せつけてくる。 「はー……はー……」 彼女の前面に埋まっている少女が息も絶え絶えに喘ぐ。 「お兄ちゃん、来てよ……」 その言葉に反応するように、彼女の全身から水柱が立つようにして、液体状の身体が分化して触手のようになる。

2019-07-19 23:02:12
@akuochiken

彼女の胸に埋まった少女の顔は蕩けそうに口端から液体を垂らし、一方で両手を広げ、全身から何本もの触手を展開している彼女は、その美しく、妖しく輝く透き通る全身を見せつけつつ、自信に満ち溢れた表情で静かに眺めていた。 「あはっ、お兄ちゃん捕まえたっ」

2019-07-19 23:09:28
@akuochiken

「ほら、心配しないで。私たちがあなたを愉しませてあげるから」 何本もの触手が彼の身体に絡みつき、溶け、お互いに融合していく。 そして絡みつく触手が増えるごとに彼の身体は彼女の方へと引きずられ、全身が赤い液体に包まれていく。 「さぁ、じっくり楽しみましょう」 「お兄ちゃん?」

2019-07-19 23:12:54