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じゃがいも @ROONAVY
アズレンで話題になってた重巡ロンドン、実は現代中国史においても、軍事的にも重要な場面に登場しているので、ちょこっと書いてみる。 pic.twitter.com/RwWdTG5AEh
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じゃがいも @ROONAVY
国共内戦中に発生したアメジスト事件がそれで、長江を巡る国共両軍の戦闘中に南京の英国大使館員の救出を行うべく上海から遡行中だった英スループ「アメジスト」が人民解放軍に捕捉され、脱出困難となる。その救出に向かったのがロンドンたちなのです。
リンク Wikipedia アメジスト号事件 アメジスト号事件(アメジストごうじけん)とは、1949年中国の揚子江(長江)でイギリス海軍艦艇アメジスト(アミシスト)が中国人民解放軍から砲撃を受けた事件。揚子江事件とも呼ばれる。 1949年4月20日、国共内戦終盤で混乱していた中国において、イギリス大使館員避難護衛の任務で揚子江を上海から南京に向かっていたイギリス海軍スループ艦アメジストが中国人民解放軍から砲撃され..
じゃがいも @ROONAVY
ロンドンはカウンティ級として唯一1939年に近代化改装を受けており、また備砲の8インチ砲は中国においては最大級の火砲であり、この困難な任務においても成功が期待されてた訳ですが、解放軍第23軍はこの動きを渡河作戦への妨害として、鹵獲装備の米105ミリ榴弾砲8門で攻撃。壮絶な打ち合いとなります
じゃがいも @ROONAVY
結果、解放軍側も200名を超える戦死者を出したものの、ロンドンは4つある主砲塔の実に3つまでを無力化され、艦橋にも被弾し英東洋艦隊副司令官が戦死。遂にアメジスト救援を断念して撤退することになります。中国ではこの時中国人をアヘン戦争以来悩まし続けた「砲艦外交」が終わったとしています。
じゃがいも @ROONAVY
空母部隊を派遣し報復を要求するチャーチルでしたが、政権の座は労働党にあり、軍事力に代わり外交交渉での解決が模索されますが、事態は中々進捗しません。結果、取り残されたままのアメジストですがその士気を支えたのはサイモンという猫でした。戦闘で重傷を負いましたが、回復が乗員を喜ばせました pic.twitter.com/cO7VVFpZvH
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じゃがいも @ROONAVY
アメジストは自力で脱出。英海軍と合流後、その支援をうけて本国に回航されます。英国ではこの脱出行に対してお祭り騒ぎとなり、アメジストの本国への帰還時にはパレードまで行われ、映画化されました。サイモンもまた大人気、勲章授与となり、その勲章の模造品が土産物になるなど未だに人気があります
じゃがいも @ROONAVY
一方、大破したロンドンですが修繕コストが見合わないとされ、廃艦処分となってしまいます。 当時、英巡洋艦オーロラ改め重慶も国府軍から中共側への寝返りから、国府軍の爆撃を受け自沈する羽目になっていますので、この年、国共ともに英巡洋艦を撃破するという奇縁に巡り合わせたことになります。
じゃがいも @ROONAVY
艦歴を通じてどうにも間が悪く、頑張ってはいるのだけれど報われないところが、昔から気になる軍艦ではありました。まぁこんなことになるなんて毛ほども思いませんでしたが・・・ pic.twitter.com/o5ZSv96ino
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minelayer @minelayer11
重巡1隻喪失したとみるか、軍艦があれば領事館スタッフを拘禁されずに脱出させられると見るかは視点次第かな twitter.com/ROONAVY/status…
じゃがいも @ROONAVY
@minelayer11 この場合は無為に喪失し、英国の威信低下に拍車を掛けただけでしょうね。結局大使館の職員救出任務には失敗してる訳ですし、更には英の軍事力では香港の維持などとても期待出来ないことをハッキリさせてしまったので。
minelayer @minelayer11
@ROONAVY まあ、今までの状況考えたら象徴的な大敗案件でしょうねぇ
コシザイ @k_s_z_i
川べりの低い位置から105mm榴弾砲で猛射を加えてきたが、巡洋艦の砲では俯角をつけて狙うことが難しく、思うように反撃できなかった……と書籍で読んだ記憶がある<重巡ロンドンと解放軍
夜想亭@金曜 南セ22a @yasoutei
ロンドン、榴弾砲の砲撃で大破してたんですか…。重巡といえど、むやみに陸岸に寄るものじゃないですなあ。
じゃむ猫 @jamnekodd
陸砲と艦砲の戦いは古今東西あるけれども、地形効果を期待できる陸砲と違って艦側の分が悪いことも結構多い。 対する艦側の工夫もいろいろあって興味深い。 南北戦争の河岸砲台vsモニター艦が一番めちゃくちゃで面白い。
SUDO@大和さん可愛い @sudo_simoigusa
まあロンドンは夥しい被弾をしたとはいえ、死傷者続出とか大破とかってレベルでもないのよ。実際香港で応急修理してまた該当海域で活動続けてるしね
じゃがいも @ROONAVY
@jamnekodd 解放軍の砲兵陣地はしっかり隠蔽されてて、ロンドンはこれに対して遂に有効な打撃を与えられなかったようなのですが、代わりに露出して行動していた解放軍歩兵部隊がフルボッコされており、8インチ155発、4インチ492発、その他2625発のうち相当数を打ち込まれて歩兵連隊長戦死してたりします。
じゃがいも @ROONAVY
@jamnekodd といっても死者は300名に届いてないので、実際の戦死者数の英中の対比はどうであれ、戦略的にも戦術的にも解放軍の勝利でしょうねえ。
じゃむ猫 @jamnekodd
@ROONAVY 一隻じゃなぁ、さすがに舐めすぎだろ。
じゃがいも @ROONAVY
@jamnekodd 一応もう一隻居たけど、焼け石に水ですわね。
じゃむ猫 @jamnekodd
@ROONAVY 日帝だって苦戦したんだから。
じゃがいも @ROONAVY
@jamnekodd 1941年、中国人の腐敗した軍隊すら打倒出来ない連中だから戦艦の2ハイも送ればヘーキヘーキ。 1949年、あの手この手を凝らしても出雲も沈められない軍隊なんだから、甲巡送ればヘーキヘーキ。 何故なのか。
じゃむ猫 @jamnekodd
@ROONAVY えげれすは一度痛い目に遭わないとエンジンかからないように出来てるんだからしゃあない。
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コメント

大滝よしえもん @gyokusaiclub 2019年7月22日
>>重巡の砲塔が「10cm砲程度」の「榴弾」の被弾で戦闘不能になるって        だって重巡の主砲塔の装甲って弾片防御レベル、戦艦とは比較にならないほど薄いもの。  例えば日本の高雄型でたったの25mm、九七式中戦車チハの前面装甲と同じ厚さ
しもウサ△🇺🇦 @shimousasougou 2019年7月22日
戦艦の砲塔は別として、巡洋艦程度だと榴弾砲2門並べてカッコいいカバー付けたくらいですもんね
kartis56 @kartis56 2019年7月22日
パリってフネがあればなぁ
m.t @Ellfas3 2019年7月23日
条約型ならまあそうなるなと。直射に近いなら砲塔前面が203mmあるボルティモア級なら何とかなったのかなあ
SUDO@大和さん可愛い @sudo_simoigusa 2019年7月23日
相手が自分と同様の軍艦なら、多数被弾から主砲にかかわらず設備使用不能になる間に相手軍艦に命中を送り込むことで勝負できますから、装甲重量を武装なりに回すのも選択肢の一つで、砲塔重防御は優先順位が低いんです。これが条件次第ではこのように一方的に撃たれ続けるような対地戦では一定の防御力が必要になるわけですね
SUDO@大和さん可愛い @sudo_simoigusa 2019年7月23日
まあペンサコラやブリュッヒャーの事例でもわかりますが、重巡といえども地上砲台との交戦は危ないのです
tamama @tamama666 2019年7月24日
せめてキングジョージ5世なら…
やし○ @kkr8612 2019年7月24日
射程の有利がなければ陸と海の撃ち合いだと土台が揺れ動かない分陸上からのほうが圧倒的に命中精度高いしね…
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