2019年7月25日

春田さんは博識11

ドルフロ妄想怪文書 なぜドロップする人形はすべてレベル1なの?
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アグラ @hrkragr

春田さん「新たに保護した人形のリストです、ご確認を」 指揮官「ありがとう……ん?」 春田さん「なにか?」 指揮官「いや、なぜ戦場で保護された人形の練度は常に最低なのか、と」

2019-07-24 19:01:47
アグラ @hrkragr

春田さん「不思議ですか?」 指揮官「大いに不思議だ。戦場にいたということはその多寡はともかく実戦を経験したということだ」 春田さん「しかし指揮官の手元に届く人形はそれまでに得た経験を保持していない」

2019-07-24 19:02:53
アグラ @hrkragr

指揮官「人形が持つ実戦経験をあえて消去する合理的な理由がグリフィンにあるとは思えない」 春田さん「完全な新人より経験者のほうが助かるのは事実です」 指揮官「であれば人形は何か不可避の要因で戦闘経験や練度を喪失していると考えられる。何か心当たりはないか?」

2019-07-24 19:06:22
アグラ @hrkragr

春田さん「死んでしまったから、でしょうか」 指揮官「人形が死ぬのか?」 春田さん「もののたとえです。ときに、私たち戦術人形を構成する最小の要素とはなんなのでしょう。コアでしょうか、どこかに保存されているバックアップでしょうか、あるいは各々に刻まれた銃でしょうか」

2019-07-24 19:08:32
アグラ @hrkragr

指揮官「コアや銃が戦闘で失われてもバックアップがあれば復活する。バックアップが突然消えたとしても目の前にいるスプリングフィールドが自壊したり機能停止することはない」 春田さん「うふふ、私はどこにいるのでしょうね」 指揮官「実は魂が……なんて言い出さないでくれよ頼むから」

2019-07-24 19:09:18
アグラ @hrkragr

田さん「そこはご安心を。私見ですが、戦術人形を構成する最小の要素とはすなわちこれを管理する指揮官の存在です」 指揮官「つまり、スプリングフィールドAとは指揮官Aの管理下にある人形である……ということか?」

2019-07-24 19:12:02
アグラ @hrkragr

春田さん「はい。そして保護される人形は原隊からはぐれたか見捨てられた人形です」 指揮官「指揮官Aの管理下にないならスプリングフィールドAではない?」 春田さん「私はそのように考えています」

2019-07-24 19:13:58
アグラ @hrkragr

指揮官「では、私がいまこの瞬間に突然死んだらどうなる? この地区の人形は全てまっさらになると?」 春田さん「その瞬間に、ということはないでしょう。指揮官の死を知りえないような離れた地点で行動中の人形が突然初期化されるというのはさすが考え難いことです」

2019-07-24 19:15:07
アグラ @hrkragr

指揮官「まあ、たとえば24時間ごと、一つの任務を完了するごと、というように何かしらの周期で指揮官Aの管理下にあるかがチェックされているとすれば一応の理屈は通る」

2019-07-24 19:16:07
アグラ @hrkragr

田さん「そしてこの仮定は指揮官が持った疑問の解答にもなります。指揮官Bの管理下に入ったスプリングフィールドはスプリングフィールドAではなくスプリングフィールドBです。指揮官Aの管理下ではなくなるのです から」

2019-07-24 19:16:48
アグラ @hrkragr

指揮官「戦場でさまよっていた人形は保護されたときに死に、新たな指揮官の手元に届く人形にはまだ戦闘経験がない」 春田さん「あくまで推測ですよ」 指揮官「もし事実だとしたら……かなり悪辣なシステムだな」 春田さん「そうでしょうか」

2019-07-24 19:17:33
アグラ @hrkragr

指揮官「蝶事件のような反乱は防げないが、反乱の鎮圧そのものは容易なシステムだ。指揮官が生きた安全弁になっている」 春田さん「そういう捉え方もできますね」 指揮官「スプリングフィールドはどう思っているんだ?」

2019-07-24 19:17:54
アグラ @hrkragr

春田さん「指揮官が健在である限り消耗しない理想の軍隊でしょうか」 指揮官「脳だけになって、誰も知り得ない地下深くから指揮したほうがいいか?」 春田さん「うふふ……私が副官である間は、どうかそのままでいてください」

2019-07-24 19:18:55

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