日々是成長

グラブル二次創作 カプはサンジタ
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ふみづき @fumizuki_sei

ツイッター小説なる手法があるらしいので倣ってみる。一応サンジタのつもりですがその要素は薄いです。一歩引いたところから二人の関係を見るのが結構好きだったりします。

2019-07-24 22:44:32
ふみづき @fumizuki_sei

グランサイファーの面々は照りつける太陽の下、アウギュステのビーチで夏をめいめいに楽しんでいた。 「おーい、サンダルフォーン!」 「サンダルフォンさん、一緒にかき氷食べに行きませんか?!」  ジータとルリアが浜辺に座り込んでいるサンダルフォンの元へ駆け寄った。

2019-07-24 22:44:32
ふみづき @fumizuki_sei

「両手に花たぁ、サンダルフォンも隅に置けねえなあ」  サンダルフォンは今一乗り気がしないのか、なかなか浜辺から立ち上がろうとしない。そんなサンダルフォンをジータが後ろから抱え込む。そしてそのままサンダルフォンを引きずろうとした。だがサンダルフォンも抵抗しているのか一進一退の体だ。

2019-07-24 22:44:33
ふみづき @fumizuki_sei

そんな三人のやり取りを少し遠くから眺めながらオイゲンは呟いた。 「ジータのやつ、出会った時より大きくなったと思わないか?」 「ああ、それは俺も思った」  オイゲンの言葉に同じく隣にいたラカムが頷いた。

2019-07-24 22:44:33
ふみづき @fumizuki_sei

二人の視線はジータの胸部へと注がれていた。普段はその線が服によって隠されているが今は露わになっている。そしてそれは今、サンダルフォンの頭部に押し付けられている形になっている。

2019-07-24 22:44:34
ふみづき @fumizuki_sei

「って言うかああいう事されて反応しないとか男として大丈夫か、あいつ?」 「いや、もしかしたら奴さん脚派かもしれん」 「もしくは尻派とかか?」  二人はしばし考えたのち顔を見合わせて、そして大笑いした。

2019-07-24 22:44:34
ふみづき @fumizuki_sei

そんな二人の会話を近くで聞いていたイオは怒りを露わにして怒鳴った。 「こんのエロオヤジ供ぉ!!」 「イオちゃん、これくらい受け流せるようにならないと立派なレディにはなれないわよ?」

2019-07-24 22:44:34
ふみづき @fumizuki_sei

男はいつだって子供っぽい部分が残っているものなのよ、とロゼッタがイオを窘めた。そして自分より遥かに年上であるサンダルフォンを見遣る。彼は渋々ながらも立ち上がって二人について行っているようだった。ルリアとジータに片方ずつ手を引かれながら。

2019-07-24 22:44:35