海外のスポーツ現場で、日本人トレーナーとして求められてること

現地はあなたの感性を求めてる
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西川 匠🌏鰹BAR for Sports @physio_tennis

需要あるかわかりませんが、ミニコラムです。 テーマは、 『海外のスポーツ現場で、日本人トレーナーとして求められてること』 現地に呼ばれて仕事して、求められてることや僕が心がけてることを中心に。 トレーナーやPTとして海外で仕事したい方にとって、何かの参考になれば↓

2019-07-31 21:47:46

現地はあなたの感性を求めてる

西川 匠🌏鰹BAR for Sports @physio_tennis

海外のスポーツ現場から呼ばれて仕事しに行くときは、意外かもしれませんが「日本人的な、繊細で細やかな視点」が求められます。 bad motionや代償動作の繰り返しが、負の学習につながったり離れた部位の怪我に繋がる、みたいな考えは海外では新鮮なので。 あと時間守るとか仕事投げ出さないとか↓ pic.twitter.com/Sy4DZFyAPj

2019-07-31 21:53:25
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西川 匠🌏鰹BAR for Sports @physio_tennis

日本で当たり前にやってることを求めてきます。 現地式でいいなら現地人雇えばいいので、当たり前ですが。 なので、海外に呼ばれて仕事しに行くときは、トレーナーのやり方としては向こうに合わせる必要はないです。海外の人たちは、あなたの「日本人的な感性」を求めて呼んでくれてるので。

2019-07-31 21:54:53
西川 匠🌏鰹BAR for Sports @physio_tennis

けど、日本人の多くは「相手に合わせる、尊重する」を大切にするので、現地の考え方や雰囲気に合わせてしまいがちです。僕もそうでした。 文化や人付き合いなど、相手を尊重するのは無論大事です。が、こと仕事においては、あなたが日本で培ってきた感性を貫くこと。そこは一歩も引いちゃダメです。

2019-07-31 21:57:58
西川 匠🌏鰹BAR for Sports @physio_tennis

例えば中国の場合、練習時間に選手が来ないことがよくあります。 午後2時からスタートだと、日本では「2時に練習が始められる状態」ですが、向こうだと「ホテルの部屋を出る時間」だったりします。そして、2時5分とか10分にチョロチョロとフィールドに現れたりします笑 pic.twitter.com/Z08TX60K5F

2019-07-31 22:01:36
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西川 匠🌏鰹BAR for Sports @physio_tennis

そこからアップを始めると、エンジンがかかるまで30分はかかります。 が、こうした「逆算してスケジューリングする」概念がなかったりします。 日本にあった概念がないことが多いんです。海外では。 で、これにイラっとしてはいけません笑 だけど、なぁなぁで向こうの文化に合わせるのもダメです。

2019-07-31 22:04:28
西川 匠🌏鰹BAR for Sports @physio_tennis

なぜ、逆算してスケジュールリングすることが大事なのか? 体と心は普段のリズムに慣れるので、自己管理できないと最終的に自分が困る。 というのを、丁寧に伝えることです。 彼らは文化の違いなどで「知らないだけ」なので。 概念を伝え理解してくれると、ちゃんと実践してくれます。 pic.twitter.com/nVWPYUaojV

2019-07-31 22:07:11
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西川 匠🌏鰹BAR for Sports @physio_tennis

他にも、嘘みたいな話ですが、試合開始の20分前になってカップラーメンどか食いしだす選手とかもいました。 色々ツッコミどころ多すぎですが笑、これも文化の違いというか概念がないというか、単に「知らない」だけのことが多いんですよね。 pic.twitter.com/roVlNy5QSM

2019-07-31 22:09:53
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西川 匠🌏鰹BAR for Sports @physio_tennis

で、日本人はこうした場面で「向こうの文化だから」と空気読んじゃいがちですが、それはダメで丁寧に指摘しなければいけません。

2019-07-31 22:13:17
西川 匠🌏鰹BAR for Sports @physio_tennis

なぜなら、選手同様、指導者やスタッフも「知らない」ことが多いから。 そして、それを知り改善するために僕ら日本人スタッフを呼んでるからです。 だからもし、海外のスポーツ現場で(あれ?おかしくね?)と自分の感性で思ったなら、これをうやむやにしてはダメなんです。話し合いが必要です。

2019-07-31 22:17:01
西川 匠🌏鰹BAR for Sports @physio_tennis

一方で普段の生活場面では、彼らの文化や想い、価値観を最大限尊重します。 そして自分もその色に染まること。 例えば「空気を読む」よりも「主張する」文化なら、つべこべ言わず実践しましょう。人見知りとかってる場合じゃないです。 そして、都度主張してくる相手を最大限理解しようと努めること。 pic.twitter.com/SQZf2VlE6k

2019-07-31 22:19:41
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西川 匠🌏鰹BAR for Sports @physio_tennis

海外で仕事すると、いろんな場面で「自分を貫くべきなの?こっちに合わせるべきなの?中間を探るべきなの?」と、普段日本では考えないような葛藤が出てきます。ある意味、向こうに試されてるような。 誰も答えを言ってくれないので、トライ&エラーを繰り返し自分でスタンスを確率するしかないです。

2019-07-31 22:23:47
西川 匠🌏鰹BAR for Sports @physio_tennis

もし、あなたが日本人スタッフとして評価されて現地に行く以上は、現地はあなたの感性を求めてるはずです。 ここを伝えるのに言葉の壁なんかもありますが、放り投げず日頃誠実に仕事することが一番です。自分自身もそれで強くなっていくので。 脈絡もオチもないですが、海外ではこんな感じです。

2019-07-31 22:27:17
西川 匠🌏鰹BAR for Sports @physio_tennis

ミニコラム終わります!ありがとうございました!

2019-07-31 22:30:23
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