科学的に消費者問題を考えるため「科学」と「法学」を学ぶ会。
参加中です。まずは畝山智賀子先生からご報告。消費生活相談員が知っておくべきことについてご講演。 #科学と法学in国セン pic.twitter.com/2lU5JK2hmE
2019-08-02 17:13:31食品安全情報ブログで有名な畝山先生の講義を拝聴中。初っぱなの「食品=食べてもすぐに明確な有害影響が出ないことがわかっている未知の化学物質の固まり」に、ぞくぞくします。 #科学と法学in国セン
2019-08-02 17:24:27食品とは。食べてもすぐに明確な有害影響がないとわかっている。長期の安全性が分からない物もある。寿命が延びて始めてわかる被害もある。 #科学と法学in国セン
2019-08-02 17:16:45食品とは、食べてもすぐに明確な有害影響がないことがわかっている未知の化学物質のかたまり…とはいえ長期の安全性は基本的にはわからない。平均寿命がこんなに長くなったのは人類史上初めてだし。壮大な人体実験をしながら食べている。 #科学と法学in国セン 確かにそうだ
2019-08-02 17:18:36食品にはリスクがある。そうすると、食品安全の定義は「意図された用途で、作ったり食べたりした場合に消費者に害を与えない保証」。例えば、生肉はちゃんと火を通して口から入れたり…そうすれば「食品由来のリスクが許容できる程度に低い」状態になる。一義的に決まらない #科学と法学in国セン
2019-08-02 17:21:14意図された用途で作ったり食べたりする(意図しない用途とは,食品なのに化粧品として使った,など),という条件で,リスクが許容できる程度に低い。許容できる程度は国によっても時代によっても変わる。 #科学と法学in国セン
2019-08-02 17:21:55「添加物や残留農薬」の色は同じで、錯視のために一般の人のイメージではより黒く見えるということが表現されています(凝ってる) twitter.com/kfpause/status… #科学と法学in国セン
2019-08-02 17:25:55この図自体が人間の錯覚を利用しているというメタな図解。同じ色、らしいですよ。 #科学と法学in国セン twitter.com/kfpause/status…
2019-08-02 17:25:05添加物は管理されている。元々含まれているものはよく分からないし管理できていない。専門家と一般の人のリスクに対するイメージが全く違う。 #科学と法学in国セン
2019-08-02 17:25:44意図的に使われる添加物などはコントロールされている。実質的にゼロリスクを目指して管理。非意図的に含まれるものの方が管理は難しい。現実的に管理できる目標を設定。消費者が気にすべきは非意図的な成分の方。 #科学と法学in国セン
2019-08-02 17:29:44意図的に使われる食品添加物や残留農薬、動物用医薬品は全て許認可…意図的に使うものであるからコントロールされ実質的ゼロリスクで管理。 他方、非意図的に入る食品成分や病原性微生物、カビ毒や副生成物はどうしようもないので現実的管理目標でやってる。難しいのはこちら #科学と法学in国セン
2019-08-02 17:30:17「カドミウム」の問題と「放射能」の問題、非常に興味深いです… #科学と法学in国セン twitter.com/_nagashimam/st… pic.twitter.com/CxFBjUCe27
2019-08-02 17:42:32カドミウムの安全係数は2でデフォルトの10にしないのは10にしちゃうとコメが食べられなくなるから #科学と法学in国セン
2019-08-02 17:32:29カドミウムの安全係数は2でデフォルトの10にしないのは10にしちゃうとコメが食べられなくなるから #科学と法学in国セン
2019-08-02 17:32:29カドミウムの場合。日本ではβ2-MG排泄量を指標にして,安全係数は2。安全係数を大きく取れなかったのは,摂取源が日本人の場合は米なので,安全係数を大きくとると米が食べられなくなる。現実には近年米食割合が減ってるので改善。 #科学と法学in国セン
2019-08-02 17:34:38