ツイッターの社会

zetumu @zetumu

ここでツイッターについて私の考え方を。 http://togetter.com/li/137496なんかも見て思うのだが。 ツイッター上で@が付くことの意味を理解しているのかなと思うことがある。

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私は最初アカウントを作って少し使ってみて、これは情報世界における強者のメディアだなと思ってしばらく放置していた。 しかしハッシュタグや@付きで検索することを知って、認識を新たにした。 つまりどのようなアカウント名であっても、@が付いた時点でアイコン化するということである。

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どのような多くのフォローワーを抱えていようと、@がついた時点で単なるハブにしか過ぎなくなるということである。 これは多くのフォロワーを抱えていても、いやむしろ逆に抱えている人の方が勘違いしている人が多いように思う。

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@付き発言されるというのは、そのアカウント主に向かって発言しているのではない。 そのアイコン、@をタグとして発言しているのである。

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だからフォロー・アンフォロー、またブロックしてそれが自分には見えないようにはできるが、@付きの発言は制御できない（まあ当たり前のことであるが）。

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ツイッター上の、特に@付きはあくまでもその@アカウントのアイコンであり、たとえアカウント主であってもその@付き発言を検索して見ているその他の人達と立場は同じなのだ。

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一対一の人間関係をネット上で求めるのなら、SNSでやれば良い。 ツイッターではありとあらゆる事がアイコン化する。 だからどれほど多くのフォロワーを抱えていても、それは単にツイッター上でのハブにしか過ぎない。

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そのハブの中心にはそのアカウント主がいるが、多くのその他のツイッターをやる人達はそのハブを自由に使うことができる。 それはアカウント主であってもコントロールすることはできない。 そしてその状況をアカウント主はどのように利用するのかに過ぎない。

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そして多くのその他のツイッターをやる人達もそれを好きなように利用する。

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実名か匿名かと言われることがあるが、それはツイッター上のアイコンとリアルの自分をつなげるかどうかの問題であって、ツイッター上では本質的な問題ではない。 つまりツイッターというのは実名でも匿名でもなくアイコン社会なのである。

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そしてツイッターではあらゆる単語が検索可能なので、実はアカウントやタグだけではなくすべてがアイコン化する社会なのである。 そのアイコンをクリックした時にそのアイコンを使用しているあらゆる事が引っかかる。 それがツイッターの社会である。

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だから影響力社会の構造と言う事をいう人がいるが、実はツイッターはそれを超えている。 その構造をあらゆる人が自由に使用できる社会なのである。

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インターネットとネット検索は情報をフラット化し自在に使うことができるようにしたが。 ツイッターはそれを情報だけではなくネットの社会においても実現したツールなのである。