大学教育と運営の今後、大学はどうあるべきか?
教育の話になると、だいたいモチベーション維持の話になるのは何故だろうか?? ( #MediaSymphony live at http://ustre.am/xZh9)
2011-05-21 10:41:59日本の学生の教育論について語るときモチベーション維持の話に陥りがちなのは、学生自身が大学教育に対するモチベーションを自発的に持っているわけではないからだと思う。極論すれば大学への入学はあくまでも就職のためであり、大学に在籍し学ぶという行為は学生にとってなんの意義もないから。
2011-05-21 14:54:47ただその原因を現代の学生だけに求めるのは間違ってる。社会システム全体が新卒採用にはじまる終身雇用に根付いたシステムとして動いている以上、これは避けがたい問題。それをどう変えていくのかというのはすさまじく難しい問題。
2011-05-21 14:56:58今は、先生が生徒を見捨てないことについて。 大学の先生に聞きたい。大学経営と教育は関連性はいかほどにある? ( #MediaSymphony live at http://ustre.am/xZh9)
2011-05-21 11:02:05まず日本の大学が変えるべきことはカリキュラムの一貫性とシラバスの充実、オフィスアワーの充実だと思う。何を勉強すれば何に繋がっていくのか、そういう応用までがハッキリみえる基礎教養カリキュラムが必要だし、授業時間外にポスドクやドクターを使った学生のフォローもやるべきだと思ってる。
2011-05-21 15:00:55それから学部学生にはチューター制度の導入をする。2年次以降は必ず下の学年の学生の面倒をみる。下の学生の成績や評価がその年のチューターの成績を決定する。教えることで見えてくることは多いし、責任感やモチベーションの向上にも繋がると個人的には思ってる。
2011-05-21 15:03:31できれば学部学生をインターンみたいに研究室のプロジェクトにガンガン登用できる制度もあるといいなと思ってる。最先端の応用に触れさせることで、今何が必要かってのも見えてくるし。とにかく下からビルドアップするんじゃなくて、上をみてから再度下におりることができるといい。
2011-05-21 15:06:37この話出たけど実現可能性低いしメリットもあまりないなーRT @kojiis: それから学部学生にはチューター制度の導入をする。2年次以降は必ず下の学年の学生の面倒をみる。下の学生の成績や評価がその年のチューターの成績を決定する。教えることで見えてくることは多いし、責任感やモ
2011-05-21 15:19:25@paojo 僕も実際にやるとうまくいかないというのは分かってます。ただ修士の学生にTAをやらせるとすごく成長するというのは僕の経験上分かっていて、何かそういう経験を積ませることが大事なのかなとは思ってます。学部教育で無理でも修士のカリキュラムにいれられたらいいなとは思ってます。
2011-05-21 15:42:38@jicoom 若手がそう思っても上にはなかなか理解されないんです。研究室に所属する学生の数が増えるから運営に支障がでるという問題もあるし、システム全体を変えていかないといけないというのは正しい指摘だとは思いますが。僕自身はこの手の議論はもっとされるべきだと思いますね。
2011-05-21 15:45:34アメリカではサマースクールで2、3ヶ月学部生が研究機間へ研究しに来る制度があります。僕も関わってみてこれはいい制度だなと実感しました。 @kojiis: できれば学部学生をインターンみたいに研究室のプロジェクトにガンガン登用できる制度もあるといいなと思ってる。
2011-05-21 15:47:30@tessui そのシステム賛成です。ただ日本の場合、学生の面倒をみれるPDやDの数が少なく、教員の負担が多すぎるってのも原因のひとつなんですよね。その結果としてそういうインターンのようなシステムをやった場合、運営に支障がでるから嫌だ!って反対意見がでてくるっていう。うーん。
2011-05-21 15:51:41日本の大学はまず分業化を押し進めることが先決だと思う。金をとれ、事務もやれ、雑用もやれ、論文もかけ、授業もやれ、全てを万能にできる人間を求めまくった結果みんな疲弊してパワーを失ってる。
2011-05-21 15:52:58地方大の場合、特に顕著な問題だけど、まず教員の数を減らし、正規の事務方の数を増やす。教員2, 3人に一人事務が個別対応できるぐらいにしてからじゃないと教員の本来の能力を発揮できない。その上でシステム改革に取り組んでいかないと結局負担が増えるから嫌だで終わっちゃう。
2011-05-21 15:54:59それって教員や学生の質のような。。。制度の問題なのでしょうか。僕のいた研究室では修士の学生でも後輩に教えることができる人が多かったです。@kojiis: @tessui 日本の場合、学生の面倒をみれるPDやDの数が少なく、教員の負担が多すぎるってのも原因のひとつなんですよね。
2011-05-21 15:58:47@tessui 昔は僕もそう思ってたんですが、制度を変えた場合、大学全体でそれを行わなければならないので、言い方は悪いですが平均以下の質をもつ研究室や教員のことも考慮にいれざるをえないと僕は思ってます。というかそういう人の方が教授会では声がでかい・・。
2011-05-21 16:01:29今の大学は、どこに向かいたいのか、何をしたいのか、がよく分からないままにただ文科省からの運営費交付金を減らされないために四苦八苦してる。そんなことしてれば最後はどん詰まりだし、大学のあるべき姿とは乖離してる。もう一度原点に戻って、よく考えようよ。
2011-05-21 16:04:18一人一人の教員と話せば、みんな色んなことを考えてる。沢山の考え方や沢山のアイデアがある。なのにそれが全然どこにも出てこない。だって誰も責任をとりたくないから。だけどそんなこといってたらその大学という存在そのものが消えるよ?
2011-05-21 16:05:19そのうち大学および学問のルネッサンス期になって欲しいです。 RT @kojiis: 今の大学は、どこに向かいたいのか、何をしたいのか、がよく分からないままにただ文科省からの運営費交付金を減らされないために四苦八苦してる。
2011-05-21 16:14:43@yshikano 仰るとおりですね。僕にとって大学とは好きなだけ理想論を語れる場所であって欲しいと思ってます。もう一度原点に戻って、大学とは一体なんなのか?みんなが考えるべきときにきてるんだと思います。
2011-05-21 16:19:24@kojiis 大学経営だけが大学のやることではないと思いますね。細かいところで言えば、運営交付金のあり方とか、間接経費の配分とか、問題は山積しています。一つ一つクリアしていって、新しい大学の姿をこれから見せていく時代なのだと思います。
2011-05-21 16:21:22@yshikano 大学がどうありたいのか?まずそこを突き詰めて、そこからしっかりとシステムを再構築しないと結局また中途半端なパッチワークになってしまう気はします。全てを変えるのは難しいですが、今若手と呼ばれる世代が上にたつにつれて変えていけたらというのが僕の思いです。
2011-05-21 16:28:01@kojiis その思い共感します。しっかりと大学の果たすべき役割を論じる段階にきたのだと思うので、社会情勢だけに限らず、もっと大局的な立場から物事を発言できればと思います。切にそう願ってます。
2011-05-21 16:30:26