「敗戦の日に考えた事と誓う事」おしどりマコさんのツイートまとめ(2019.8.15)

おしどりマコ@脱被ばく。知りたがりの怒りんぼで半径５ｍを変えていく。 @makomelo

原発事故後に取材を始めてから、その前より、 第二次世界大戦のこと常日頃考えるようになりました。 1945年8月15日に戦争が終わってから、敗戦がずっと続いてました。 でも、私はうっかり気付いていなかった。 地震国なのに日本全国にある原発も、米軍基地も、敗戦が続いているだけでした。

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2)ドイツに毎年取材に行くようになってから、同時期に敗戦したのに、社会の在りようがなぜ日本と異なるのだろう？と考えていました。ドイツでは学校でも普段の生活の中でも第二次世界大戦のことがよく話題に上ります。特別な日だけではなく普段から。そして今でも戦争のモニュメントを作り続けています

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3)ドイツの今も作り続けられているモニュメント「躓きの石」を見たとき驚きました。どこの住所の方をいつどこの収容所に連れていき、いつどういう死に方をしたのかが今も資料が残っているということに。 日本は敗戦の時に資料を焼き払いました。霞ヶ関に煙と炎が何日も続き、公文書を焼き続けました。

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4) この違いは大きいと思うのです。 情報を残さないということは、 私たちがその後、検証する権利を、 思考して議論する権利を、 より良い社会を作ろうとする権利を、 民主主義のための様々な権利を奪う行為だと思うのです。

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5)今の情報が、今の私たちに与える影響ではなく 後世のために情報は残さねばならないのです。 今分からなくても将来は分かることもあるから。 いろいろな情報を分析して分かることもあるから。 戦後の情報を焼き払ったように 原発事故後の情報を廃棄していくことは 私は恐ろしいことだと考えています

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6)原発事故だけではなく、様々な公文書が、情報が、 省みられずに、軽んじられていき、廃棄されていき、 そのことに対して、私たちが無頓着でいることは、 今現在の私たちの、そして後世の方々の 民主主義の権利を踏みにじっていることになるのでしょう。

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7) 敗戦の日に。 情報が焼き払われ、 今の私たちの民主主義が踏みにじられた日に。 そしてそれが今も続いていることに、 敗戦が続き、情報を残さないという民主主義の様々な権利を踏みにじり続けてる社会が続いていることに、 強い抗議と、 そしてより良い社会にするために動き続けることを誓います。