【R18】真奈美の性活日記 第八話

夢乃 @iamdreamers

この前、愛魅さんに買って貰った下着が届いた。届いたのだけれど・・・そんなふうに届くとは考えなかった。 その日は愛魅さんは出掛ける用事があって、わたしが一人で留守番していた。一週間ほど前に合わせに行ったのだけれど、問題なかったから予定通りに配達されてきた。 #twnovels

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「はーい」 呼鈴に呼ばれてインターホンに出ると、女性の姿が映っている。ぴりっとしたスーツを着込んでいて、宅配便の人には見えない。てっきり、待っていた下着ではなく、訪問販売か何かかと思ってしまったけれど、用向きを尋ねると品物の配達だと言う。 #twnovels

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首を傾げながらも玄関の扉を開けると、パンツスーツ姿の女性が二人、ぴしっと立っていた。一人は、インターホンのカメラの外だったみたい。二人とも、凄く格好良い。 「この度は、弊社の製品をお買い上げ戴き、誠にありがとうございます」 深々と頭を下げる二人の女性。 #twnovels

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「あ、はい、どうも」 しどろもどろになりながら、わたしも頭を下げる。・・・って今、『弊社の製品をお買い上げ戴き』って言わなかった？　え？　え？ 「こちらが商品になります」 一人が目で合図し、もう一人の女性が頷いて、二人で自動車から大きな箱を運び出す。 #twnovels

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「あの、えっと、メーカーの方、でしょうか？」 わたしは、家に箱を運び込む二人の女性に尋ねた。 「はい、そうです」 営業用には見えないスマイルで微笑む女性。 「どうかなさいました？」 「あ、いえ、その、てっきり宅配便で届くものと思っていたので・・・」 #twnovels

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いや、普通、そう思うでしょ。 「清郷様には、いつも御贔屓にさせて戴いておりますので」 和かに微笑む女性。ひえぇ、愛魅さん、どれだけ買い物してるのよ。ってか、株主だったっけ。どんだけ株式持ってんだろ。 「こちらに、受取のサインをお願いします」 「あ、はいはい」 #twnovels

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少し呆けてしまったわたしは、女性の言葉で我に返り、差し出されたペンを慌てて取り、受領証に名前を書いた。いや、これ、万年筆？　こういう時、普通はボールペンなんじゃ。 「ありがとうございます。こちらがお客様の控になります」 「あ、はい、どうも」 #twnovels

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「もしも製品にお気付きの点がございましたら、いつなりとご連絡ください」 そう言って差し出された名刺を受け取り、ふたたび深々と頭を下げる二人におざなりにお辞儀した後も、わたしは暫く呆然としていた。 #twnovels

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玄関に置かれた下着の箱を、居間に移して開けてみる。三つの大きな箱の中に、小さな箱が四つずつ。ブラジャーとショーツが四組、それに、スポーツブラとスパッツが二組。ちょっと、試着してみようかな。一度、試作品で試着しているから大丈夫だと思うけれど。 #twnovels

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でも、今すぐに着るのは不味いかな。冷房弱めにしておいたから少し汗ばんでいるし。居間には大きな鏡も無いし。うん、シャワーを浴びてから自分の部屋で着てみよう。一度出した小箱を改めて大箱に収めたわたしは、それを持って二階の自分の部屋に上がった。 #twnovels

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シャワーを浴び、どうせ下着の試着をするのだからと裸のままで部屋に戻った。汗をかかないように冷房を強めにかけておいたから、冷んやりする。持ってきたバスタオルで改めて身体の水分を吸い取って、箱に向き直る。さてと、どっちから着てみよう。 #twnovels

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やっぱり、スポーツブラとスパッツからかな。下着はそのまま着ていてもいいし。愛魅さんとお父さんにも見せたいし。わたしはスポーツブラ手に取り、手を入れて被る。バストの下は少し広めになっているタイプ。ちょうど良い位置になると、胸がカップにぴしっと収まる。 #twnovels

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うーん、これがオーダーメイド下着の威力か。まるで何も着けていないように自然でありながら、バストをしっかりと保持している。凄い。アンダーや肩紐、背中も確認して姿見の前に立つ。ふわぁ、これでもバストアップされている、ように見えるよ。凄い。 #twnovels

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次にスパッツを穿く。身体にフィットする割に、スムーズに穿ける。これも、ブラジャーと同じく身体の一部になったかのようにしっくりする。それなりに布の厚みはあるのに。お尻もしっかりホールドしているし。軽く身体を動かしてみる。違和感はまったく無い。 #twnovels

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うーん、これで体育の授業をするの、なんだか楽しみになってくる。運動音痴（は言い過ぎかな）のわたし、今まで体育を楽しみに思ったことなんて皆無なのに。凄い。オーダーメイド下着の威力。スポブラとスパッツはこれくらいにして、普段用の下着も着てみよう。 #twnovels

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上下を脱いで再び全裸になり、脱いだ下着──運動着？──を丁寧に畳んで、いよいよブラジャーとショーツに手を伸ばす。ごくり。まずはショーツから。片脚ずつ、脚を入れて腰まで引っ張り上げる。裾又に指を入れてお尻をしっかりと収める。 #twnovels

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続けてブラジャーに手を通す。背中に手を回してホックを掛け、肩紐を掛けてカップの中の胸肉を寄せ、アンダーや肩紐に指を通して位置を調節する。うん、これで良い。こっちは、スポブラよりも更にフィット感が半端ない。本当に何も身に着けていないかのよう。 #twnovels

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いやね、布地が触れていることは判るのよ。油断すると忘れそうになるけれど。でも、身体への圧迫感がまったく感じられない。なのに、身体を動かしてみても、しっかりとホールドされた胸はそれほど揺れ動くことはない。一度、試作品を着ているのだけれど、その時よりフィット感が増している。 #twnovels

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姿見の前にも立つ。映る身体を観察しながら、ゆっくりと身体を回転させて、全身を見る。凄い。バストもヒップもワンランクアップしているよ。まるで夢のよう。本当に凄い。・・・えーと、試着を始めてから、わたし、何回“凄い”って思ったろう。でも、それだけ凄いんだもの、仕方がない。 #twnovels

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鏡に映る、自分の肉体に見惚れてしまう。愛魅さんとは比ぶるべくもないけれど、充分魅力的な身体だよ。自分の下着姿に見惚れたことなんて、これが初めて。驚異のオーダーメイド下着。凄い。あ、また“凄い”って思っちゃった。この姿、早く愛魅さんとお父さんに見せたいな。 #twnovels

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なんて言ってくれるだろう。特にお父さん。わたしの下着姿なんて見飽きるくらいに見せているけれど、これは絶対に驚くよ。自分でも驚いているんだもの。はあ、早く夜にならないかな。お父さんにこの姿、見せたい。父親に下着姿を見せたいだなんて、おかしいかもしれないけれど。 #twnovels