ハガレンの話をすることになったけど…

三沢文也 @tm2501

なろう嫌いでハガレン好きだから 「おお！？名誉毀損かな？」 って受け取ったので言わせてもらうけど…ハガレンはちゃんと独自設定があるファンタジーじゃん でも、なろうって世界観そのものはドラクエかなろう初期のヒット作品と同じティーパックを再利用したN番煎じ 一緒にされること自体が不愉快 pic.twitter.com/XqfugKiH7O

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三沢文也 @tm2501

ハガレンについて熱く語ってほしい的な要望があるんだけど…いかんせん小出しに色々語ってるものが、ハガレン評と被っちゃうんですよね。 エヴァ的な親子の話とか実在するモチーフをいい意味で再解釈研究する部分、クレしん的な世界観設計と物語上のメタファライズの話とか

三沢文也 @tm2501

有名作品があまりやってなくてハガレン独自の部分って言うとギャグやおまけの部分に偏っちゃうから、 「丁寧に独自の設定を突き詰めたからこそ、おまけマンガや節々のギャグが他では楽しめないセンスになってて面白いし、それを自分でやってる」 とかになっていくんだけど、この話需要あるのか？

三沢文也 @tm2501

下調べや実体験をキチッとやり抜いて、それが結果としてギャグまで面白くするってのがハガレンや荒川弘のアシスタントした人の作品のすごいところなんだけども、これはねぇ…ハガレンというよりもむしろ百姓貴族や銀の匙にこそその面白さが詰まってるから…やっぱりハガレンの話にはならない。

三沢文也 @tm2501

ぼくがハガレンから受けてる影響って多分、他のオタクだと攻殻機動隊、カタギならジブリに受けてる影響や教訓で「ベースがしっかりしてると、それがギャグにぶれようが過去作に行こうとオリジナル展開にしようと強い」という荒川弘最大の強みって互換性のある巨匠がいる分野なのよね。

三沢文也 @tm2501

だからこそ、ハガレンという作品を例に出しにくいといいますか、他の作品で説明したほうが説明が手っ取り早くなっちゃうから、ハガレンの話で一発と言われてもしにくい。 いや、ハガレン独自の話に行くと細部の話になっていきがち

三沢文也 @tm2501

細部というとハガレンは細身のやつの割合が少ない（タッカーやキンブリーなど痩せてる・痩せこけてるやつは高い確率でイカれてる）、これも「食べてないみたいで可愛そうでしょ」という作者の趣味と職業柄みたいなのが出てる。 この系の手法はハガレンが最大手になるのかな？

三沢文也 @tm2501

というのも、マンガ読んでいると、下調べやメタファライズがしっかりしてて、なおかつ作者の趣味がキチッと絵に出せている作品はハズレが少ない。（どころか最高な作品多い） 異世界薬局やホリエモン式経営なんかは原作付きだけど、絵にこだわりが詰まってることで底上げがなされている。

三沢文也 @tm2501

マンガ読んだ時に知識やストーリーを絶賛する以上の愛着…絵がもたらす力みたいなものを荒川弘はキチッとハガレンの中に盛り込むことに成功してて、この基準で他のマンガ見るとより親しみやすい作品を見抜くのに役立ってる。 この話する時にはハガレンは最高の題材だと思うが、マニアックすぎるよね

三沢文也 @tm2501

戦国武将に例えるとか、食べ物に例えるみたいなのってすごく軽薄だし、与太者っぽいんだけど、共通項としてそれが一番大手だからそういう説明が一番手っ取り早い。 ハガレンに関する話もそうで、ハガレンの良さを語ると悲しいかなもっと人気作で説明したり、より突き詰めた荒川弘の別作品の方が早い

三沢文也 @tm2501

【ブログ更新】何年もしつこくリクエストする人がいるから書きました。すげー長いですので、読む覚悟のある人だけどうぞ。 「鋼の錬金術師のすごさ・面白さを語れ」と言われても…難しいんですよ – 青二才は振り向かない！！ tm2501.com/entry/post-236…