箱庭ゲーム的なボードゲームを考えてみた
- hisuipanda
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箱庭ゲームといえば、「人口を○以上にする」「□産業での収入を○以上にする」「住民の△を○以上にする」など、クエスト的な目標が設定されていてそれを満たすミッションモードと、サンドボックス的に自由に発展させるフリーモードがある。ボドゲ的にはミッションモードのほうがよさげ
2010-04-12 23:07:21箱庭的ボドゲとして、鉄道ゲームがある。この手のゲームは他プレーヤーとの「開発競争」をメインテーマとして扱っているが、「路線」という要素で他プレーヤーとのわかりやすい競争を演出している。仮に、東京・名古屋・大阪のローカル鉄道をそれぞれ担当するなら全く別のゲームになる
2010-04-12 23:15:25コンピュータゲームの箱庭の楽しみは他プレーヤーとの拡張競争というわけではない。基本的にはソロゲームで、プレーヤーの敵は自分の作り上げた「環境」にある。
2010-04-12 23:20:39シムシティのフリーモードにおいては、自分自身が1から作り上げた街に発生する問題を解決することがプレーヤーの短期的な目標となる。ミッションモードでは、あらかじめ問題のある街の問題を解決することがクリア条件だ。つまり、「蓄積」して作り上げた「環境」こそが敵となるわけだ。
2010-04-12 23:26:52「行動の累積」>「累積に伴う環境の変化」>「問題の発生」>「解決のための行動」を繰り返すシステムがボードゲームとして作り上げられれば、箱庭ゲームとしてとりあえず成立するのではないかと思う。
2010-04-12 23:38:48「拡大再生産」は「行動の累積」つまり箱庭ゲームなら建物の増設や、規模の拡大などで自然に起こると思います。 RT @yamada_titi: @hisuipanda 「拡大再生産」の要素もおながいします
2010-04-12 23:47:57ボードゲームの要素として、箱庭ゲームだからということでさっき廃除した、プレーヤー間の対立をどうするかという問題は残る。さっき提示システムは明らかにソロゲー。複数で競争しても、マルチソロになるだけであまり意味が無い。
2010-04-12 23:44:09アナログ箱庭ゲームにおいての敵を環境したなら、他プレーヤーをどこに配置すればいいか。シムシティとして考えると、市長(プレーヤー)、市民、アドバイザーなどが登場する。プレーヤー同士は同格とするべきだから、他プレーヤーを市長とすると、マルチソロになる。
2010-04-12 23:52:15マルチソロを避ける方針だから、プレーヤーの格を1段階落して、市会議員とすればどうだろう。この場合、1つの「箱庭」をプレーヤー全員で共有する。それではパンデミックのような協力ゲームかというとそれでは蓄積だけではなくもっとダイナミック環境変化が必要となる。
2010-04-12 23:55:19あくまでテーマは「箱庭」なのでプレーヤー自身によって起こる環境変化を主に扱いたい。とすると、プレーヤーはそれぞれ別党派の議員として、それぞれがそれぞれの思惑で箱庭に介入するとしたほうが良いだろう。
2010-04-12 23:58:45それぞれの思惑で介入する方法は奇数人数にしてプレーヤー同士が実際に多数決をとるとしてもいいし、それぞれが勝手に動いても良いだろう。わたしとしては、多数決としたほうが時間はかかるが面白い気がする。また勝手に動ける部分と動けない部分と分けても良いかもしれない。
2010-04-13 00:02:46箱庭ボードゲームのまとめ。ポイントは、1つの環境を全員で共有し、個人の資産などを持たない。環境はプレーヤーの行動の累積によって変化発展し問題点を発生させる。プレーヤーの目的は環境を自分の独自の目的の状態へともっていくこと。
2010-04-13 00:10:59ちなみに箱庭ボードゲームを考えるきっかけは、「ビオトープ(生態系)をテーマにしたボードゲームを作るとしたら?」と自問自答した結果です。
2010-04-13 00:14:15