茂木健一郎(@kenichiromogi)さんの連続ツイート第2327回「ダイアログ・イン・ザ・ダークの「まっくらな中での対話」

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茂木健一郎 @kenichiromogi

連続ツイート2327回をお届けします。文章はその場で即興で書いています。本日は、感想です。

2019-09-08 06:59:57
茂木健一郎 @kenichiromogi

ダイアログが常設のミュージアムをつくるためのクラウドファンディングをしている。readyfor.jp/projects/dialo… 私も支援させていただいたけれども、多くの方にお力をいただけたらと思う。ダイアログ・イン・ザ・ダークを始めとする活動は、本当にすばらしくて、これからの日本、世界に必要だと思う。

2019-09-08 07:01:15
茂木健一郎 @kenichiromogi

ダイアログ・イン・ザ・ダークは、日本でトライアルで行われた時に参加させていただいて、その後、青山の常設や、大阪のグランフロントのプログラムにも何度も参加させていただいた。「まっくらな中での対話」という本もある。 amazon.co.jp/%E3%81%BE%E3%8…

2019-09-08 07:03:17
茂木健一郎 @kenichiromogi

ダイアログ・イン・ザ・ダークの中心プログラムの一つは、暗闇の中で、視覚障がい者の方と一緒に歩いたり、テーブルに座って飲み物やたべものを頂いたりといった体験。この時間の中での気づき、発見、そして変化していく自分がかけがえがなく、すばらしい。

2019-09-08 07:05:04
茂木健一郎 @kenichiromogi

ものを見るということは便利で、例えばどこかの空間に入ったら、一覧で何があるか把握できてしまう。一方、視覚に頼らないとすると、何があるかわからない。極端は話、自分の手が動いた範囲の1センチ横に何があるかわからない。暗闇は多くの秘密やサプライズをかかえているのだ。

2019-09-08 07:06:17
茂木健一郎 @kenichiromogi

ダイアログ・イン・ザ・ダークで視覚障がいの方とさまざまな活動をすると、普段使っている脳の回路には頼ることができず、使っていない回路が活性化して、さらに、思っても見なかった世界の様相が見えてくる。想像力をかき立てられると同時に、違った自分が立ち上がってくる。

2019-09-08 07:07:59
茂木健一郎 @kenichiromogi

暗闇の中の経験が終わって、明るい場所に来たとき、そのコントラストに驚くけれども、ずっと導いてくださった視覚障がいの方にとっては、明るい場所と暗闇の場所は同じでつながっていて、その中にずっといらっしゃるのだと気づいたことも、かけがえのない発見であり出会いであった。

2019-09-08 07:09:08
茂木健一郎 @kenichiromogi

ダイアログ・イン・ザ・ダークは、ふだん当たり前だと思っていることをもう一度問い直し、感じなおすことで、脳が活性化して、新しい自分に出会えるプログラムである。企業の研修などでも使われることが多いと聞くが、子どもたちや旅行者たちも参加できたら、さらにそのすばらしいメッセージが広がる。

2019-09-08 07:10:32
茂木健一郎 @kenichiromogi

ダイアログがダイヴァーシティのミュージアムを常設で設置できたら、すばらしい体験をする機会が増えるし、障がいを持つかたにとっても継続的に働いてその導き役としての専門性を高めていく経験となる。ぜひ、できるだけ多くの方々に支援していただけたらと思う。  readyfor.jp/projects/dialo…

2019-09-08 07:12:34
茂木健一郎 @kenichiromogi

以上、連続ツイート2327回「ダイアログ・イン・ザ・ダークの「まっくらな中での対話」へのご支援をよろしくお願いします」をテーマに、8つのツイートをお届けしました。

2019-09-08 07:17:36