2019年9月12日

茂木健一郎(@kenichiromogi)さんの連続ツイート第2331回「ジョーカーから強引なコワモテに転じたボリス・ジョンソン英国首相。高いはずの知性で見通すその先は悲劇なのか喜劇なのか」

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茂木健一郎 @kenichiromogi

連続ツイート2331回をお届けします。文章はその場で即興で書いています。本日は、感想です。

2019-09-12 07:13:27
茂木健一郎 @kenichiromogi

昨日の、文化放送、斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI!  @sakidori_joqr のオピニオンで、英国のジョンソン首相の話をした(以下ボリス)。ボリスは不思議な人で、もともとはリベラルな側面もあったが今は合意なきEU離脱を辞さないという強硬派で、ネオリベラリズムの政策を強引に推し進めている。

2019-09-12 07:16:01
茂木健一郎 @kenichiromogi

ボリスはイートン校からオックスフォードにすすんだエリートで、かなりIQが高く恐ろしく頭がいいと推定される。そのボリスは、最初は記者としてEUを取材するなど親和的だったが、ある時期からEU離脱に方針を転換してそのキャンペーンをする。その方が権力に直結すると判断したと思われる。

2019-09-12 07:17:19
茂木健一郎 @kenichiromogi

ボリスは、その類まれなる知性でマキャベリ的に英国の政治をハックして、自分が首相になるための道筋を開いた。今でも、ボリスが、本音の部分では本当にEU離脱を求めているのか怪しいと思っている。その意味ではファラージとは全く違う。むしろ権謀術数としてそんなふりをしていると疑われる。

2019-09-12 07:18:53
茂木健一郎 @kenichiromogi

ボリスを嫌う人は多いが(私の英国の友人はほとんどが反ボリスである)、一方で不思議な人気がある。今のガールフレンドは英国のリベラル系の新聞インディペンデントの創業者の孫である。英語のウィキペディアには、ボリスの子どもは「5人ないしは6人」と書かれている。要するによくわからないらしい

2019-09-12 07:20:24
茂木健一郎 @kenichiromogi

ボリスは、イギリス議会の議決によって、合意なき離脱の道を封じられたはずだけれども、閉会前の発言で、それを無視する趣旨の主張をしている。このように、従来のやり方に従わないで、勝手に何かをやってしまうというスタイルが穏健派の顰蹙をかうと同時に一部の指示を得ているようだ。

2019-09-12 07:21:48
茂木健一郎 @kenichiromogi

ボリスは、ロンドン市長時代、旗を持ってつりさげられてアピールしようとして途中でとまったり、日本に来てラグビーのデモで小学生を突き飛ばしてしまったり、メディアの中では「ジョーカー」的扱いを受けてきた。それが、首相になって以来反対する保守党の議員21名を除名するなど、コワモテに。

2019-09-12 07:22:57
茂木健一郎 @kenichiromogi

かつてジョーカーだった男が、強引でコワモテなスタイルになった時に、その結果は喜劇になるのか、悲劇になるのか。何をやるかわからないというボリスの存在感が、英国政治において新風を巻き起こしているが、その高いはずの知性で本当に着地点を見据えているのか、ボリス本人じゃないとわからない。

2019-09-12 07:24:21
茂木健一郎 @kenichiromogi

以上、連続ツイート2331回「ジョーカーから強引なコワモテに転じたボリス・ジョンソン英国首相。高いはずの知性で見通すその先は悲劇なのか喜劇なのか」をテーマに7つのツイートをお届けしました。

2019-09-12 07:25:36

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