日本地球惑星科学連合2011年合同大会:イトカワ試料初期分析中間成果発表
- SubaruTakeshima
- 4703
- 0
- 4
- 0
【26日AM1口頭(8:30〜10:30)】… Science of "HAYABUSA" recovery sample@国際会議室 GLP@201A proxies for Biogeosciences@201B … <2/4> #JpGU2011
2011-05-26 08:07:11【26日AM2口頭(10:45〜12:45)】… Science of "HAYABUSA" recovery sample@国際会議室 GLP@201A proxies for Biogeosciences@201B … <2/4> #JpGU2011
2011-05-26 10:48:53今日は私の学会参加最終日。今日は大会場での「はやぶさ」サンプル分析のセッション。現在、阪大・土'山先生のご発表。
2011-05-26 09:09:49今回はLPSCへ行っていないので、このセッションで内容を聞くことになる。ただ、会場はそれほど多くの人がいるわけではなかったのは意外だった。
2011-05-26 09:13:13土山先生なので、このあと何か出てくる…んじゃないかな… QT @C_ma_rand: あっ!スプリング8での分析結果でたのかな!!!
2011-05-26 09:14:29土山さん、サンプルを九州から北海道まで(飛行機を使わず)持っていったというところで会場から笑い。なお、彼自身が持っていったわけではない。
2011-05-26 09:20:1140個のサンプルを分析。大きさは15~120μm。衝突による溶解の特徴は発見されず。大きさ分布はlog-log分布で傾き-2.
2011-05-26 09:36:41レゴリスの起源はイトカワ表面への小天体の衝突。しかし、小さな破片は脱出した。その後、別の衝突によりその振動でより小さな粒子は平らなところに移った…
2011-05-26 09:43:38さすがに具体的な内容の講演になると非常に多くの質問が出ている。サイズ分布から推定される粒子起源やなどについての問題についての議論がかなり活発に行われた。
2011-05-26 09:50:07現在は見つかった微粒子の輝石鉱物についての成分分析。この解析によって、鉱物の生成環境=小惑星の生成環境がわかる(←寺薗コメント)
2011-05-26 09:59:46イトカワの親天体は球形だった。熱源としては26Al。この計算をもとに熱平衡計算を実行。イトカワの母天体はいまのイトカワよりはるかに大きかったのではないかとのこと。
2011-05-26 10:05:09結論=イトカワは大きなLLコンドライトと考えられ、S型小惑星が母天体。それが割れて現在の姿となっているだろう。
2011-05-26 10:08:07イトカワにも宇宙風化の様子は認められた。それがどのような影響によるものかを微小粒子を使って解析した。
2011-05-26 10:17:39イトカワの微粒子にも、宇宙風化の特徴であるなのスケールの鉄粒子の存在が認められた。太陽風による風化作用がもっとも可能性が高い、とのことだ。
2011-05-26 10:27:05なお、各発表については、以下のページを参照して、予稿を読んでみて欲しい。ただ、ほとんどが英語なので、それなりの覚悟を。http://is.gd/i84izN
2011-05-26 10:29:18