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Hiromitsu Takagi @HiromitsuTakagi
ウイルス作成罪に関する衆議院法務委員会の質疑(5月25日)のビデオ中継 http://t.co/VJdVbpB
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質問に立った与党民主党辻議員曰く:「多々大きな問題があると感ぜざるを得ません。慎重な審議をしないとけないし、成立した場合には捜査機関が乱用しないような歯止めが重要」と発言。
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民主党辻議員:「人が電子計算機を使用するに際して その意図に沿うべき動作をさせず、またはその意図に反する動作をさせるべき不正な指令を与える」という行為だが、これだけを読めば、例えば個人のプログラマが自宅でソフトの開発を行っていて、まだ外界に出していない段階は、思想表現の…
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…思想表現の自由の一環としてプログラムの作成にあたっている。それはまだ外からは知ることができない状態であるときに、プログラムの作成が、正当な理由がないのにとか、意図に沿うべき動作をさせないようなものの作成だったのだということは、捜査機関はどうして覚知できるのでしょうか。」
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江田法務大臣:「コンピュータウイルスの社会的危険性は今広範囲に秩序が乱されていて大きい。ウイルスが実際に悪さをする段階に至るまで待ってから取り締まるという方法もあり得るが、ウイルスの社会的危険性を考えると危険犯として処罰の対象とすべきということ。委員おっしゃるようなこともあるの…
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…で、供用の目的でと、正当な理由がないのにとの2つの縛りをかけたが、それをどうやって認識するのかとのご質問、行為の態様で具体的に見ておくほかないが、作成の際のメモがあったり、人との会話で「やってやろう」だとかいろんなことがある。そういった周辺の様々な事情から判断できると考えて…
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…考えており、単にコンピュータウイルスがあったというだけですぐ処罰ということではない。」
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辻議員:「刑法犯として処罰されるには現実に法益が侵害されるという結果が重要。作成罪というのは、趣味でプログラマが自宅で開発していたときに、それ自体は外界との接触がなくて、妨害的なウイルスを開発していたとしても、まだ使うかわからないし、使用すれば実害だろうが、それ以前の段階で、…
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段階で、これは以前3つの法案として出されていた共謀罪と通底する考え方がこの法案にはあるのではないか。本来内心の自由や表現の自由は保障されている。コンピュータソフトの開発にあたって自らの知識を、自分の手元で作業している、それはまだ内心の自由の範囲の行為だと思うのだが、外界との接触…
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…外界との接触がないのだから、具体的な法益の侵害が発生していない、こういう段階を作成罪として処罰するのは、やはり内心の意識を処罰するのと近似した考え方ではないか。そういう段階の行為を重罰の対象にしているのは、犯罪の端緒はどこで得られるのか。プログラマで怪しげな人がいれば、…
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…プログラマで怪しげな人がいれば、「こいつはきっと何かやってるだろう」と目を付けて、メモがあるとかガサ入れをして、コンピュータを開けて、「作成してるじゃないか」と覚知することになるのであって、捜査機関の極めて恣意的な捜査権の乱用を誘因する危険があるのではないか、この構成要件を…
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…この構成要件を認めること自体が。外界に対する危険性が生じていない段階を処罰できるというのは、そもそも定義自身が一義的でなく、曖昧で不明確、いつ何時そういうふうにガサ入れされて、実はウイルスソフトを作成してたんだと逮捕される危険、捜査機関の恣意、プログラマに萎縮効果が発生する…
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…する。本来自由であるべき表現の自由や内心の自由の表出活動の一環としてのプログラムの作成が抑圧される危険がある。この点を危険を払拭できるように、捜査機関を戒めるべき節度、大臣どうお考えか。」
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枝法務大臣:「ウイルスの定義、私もこういうところ詳しい知識を持っていないので、定義を定めるのは難しいことだなと思いますが、様々な文言を使って定義をしており、ウイルスの社会的危険性は看過できない状況になってきている。国内だけでなく国外にも広がって、社会生活(どうでもいいので略)…
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…(略)通貨偽造であっても、子供のおままごとでも、なかなかよくできたねと、しかし一見明らかに通貨の偽造ではない、単なるおもちゃだと、そんなものにまでは捜査機関が入ってくることは、これは認められない。同じようにコンピュータウイルスであっても、そういう意図はなくて、あるいは正当な…
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…正当な理由がないとか、おかしな目的を持っているとか、全く関知できない状態なのに、捜査機関があえて入って行くということはこれはあってはならない。元々の案に加えて「正当な理由がないのに」を念のためということですが付け加えておりますので、濫用の危険は歯止めを付けていると思っている。」
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辻議員:「コンピュータ犯罪というものは多くは、児童ポルノを巡るもの、著作権侵害を巡るものであって、個人のレベルでのプログラム作成全般について作成罪の対象として考えるというのはやっぱり非常に包括的過ぎると思うし、そこに捜査機関の権限の濫用の危険があることを指摘しておきたい。次に…」
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ウイルス作成罪以外の話題の部分はスキップ。
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私の感想:個人のプログラマが萎縮するという指摘が出るようになった点は進歩(前回提出法案時の審議では事業者の話ばかりだった)。「捜査機関を戒めるべき節度、大臣どうお考えか」に対し、「『正当な理由がないのに』を念のために付け加えていることが、濫用の危険の歯止め」というのは、どうなの?
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私の感想:大臣答弁で、通貨偽造罪との対比で、子供の作ったおもちゃ銀行券でガサ入れするわけがないことを引き合いに、「同じようにコンピュータウイルスであっても」というのは、まるで理屈になっていない。なぜなら、不正指令電磁的記録の定義の曖昧性は、偽造通貨の定義と比べて雲泥の差だから。
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次の質問者、民主党橘秀徳議員:「昨日の昼に明日質問しろとのことで役所の皆さんにご迷惑をおかけした。日付変わってから資料を頂いた。この法案には私は慎重というよりむしろ懸念、疑義を持っている一人。民主党の法務部門会議ではそうとう異論や反対が相次いでいたのに、いつの間にか決まって提出…
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