2019年9月26日

【横山光輝「三国志」講座242「予言」】

横山光輝「三国志」を一話ずつ解説してみようというコーナー。第242話「予言」の巻。 ※解説はbotさんの個人的見解です。 ※今回の話は、大判・横山光輝「三国志」第13巻に収録されています。
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横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座242「予言」01】 第242話です。前回まるまる一話を使って、その人となりを紹介された管輅が満を持して登場します。曹操は管輅を卜聖(ぼくせい)と呼び、早速自分の人相を占ってもらうように言います。そういや、若い頃にも占ってもらって、乱世の奸雄と言われてましたね。

2019-09-26 16:25:58
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【横山光輝「三国志」講座242「予言」02】 管輅は、大王(曹操)はすでに位人臣を極めた人、何を今さら相を観る余地がありましょうと、人相見を断ります。しからば、と自分の病を占えと言いますが、それは気からきたもの、と一言。曹操もそう言われてなんだか気が晴れたと言います。

2019-09-26 16:28:06
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【横山光輝「三国志」講座242「予言」03】 ところで、と今度は呉と蜀を占ってくれぬか、とお願いする曹操。管輅は占いは断っているが、曹操の命とあらばそうも参りますまいと。さすがに三度も断ると自分の命が危険になります。仙人・左慈ならここでからかうところでしょうけど、根は真面目な管輅さん。

2019-09-26 16:30:29
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【横山光輝「三国志」講座242「予言」04】 うやうやしく易を観る管輅。じっと見つめる曹操。何か出たかと尋ねると、東呉は一人の大将を失い、蜀は兵気盛ん、近日他の界(さかい)を侵すこと必然、と答えます。曹操は、よく占ってくれた、としばらく王宮に留まるように言います。

2019-09-26 16:32:34
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【横山光輝「三国志」講座242「予言」05】 占いの結果に素直に信じられないという曹操ですが、ほどなく合肥から急使が。なんと呉の功臣・魯粛が病にかかって死んでしまったという報告が。これには曹操もびっくりです。そして魯粛ファンもこんな形で魯粛の死を知ることになるとは…びっくりでしょう。

2019-09-26 16:35:00
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【横山光輝「三国志」講座242「予言」06】 それから数日もたたぬうちに、今度は玄徳が漢中に攻め込もうとしているという急使が飛んできます。馬超・張飛の二軍を先手として漢中に侵攻の気配という報告。玄徳の人生を賭けたであろう漢中攻めも、予言の的中報告に使われてびっくりです。

2019-09-26 16:37:56
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【横山光輝「三国志」講座242「予言」07】 管輅の予言が二つとも的中したのはいいのですが、漢中をそのままにしておくわけにはいきません。曹操はすぐに出陣準備をするように言います。そして、管輅を呼び、占いの的中を褒めたあと、玄徳との一戦についても占ってもらおうとします。すっかり信頼。

2019-09-26 16:40:04
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【横山光輝「三国志」講座242「予言」08】 ところが管輅。曹操は遠くに出ていくべきではないと言います。来春正月早々、都のうちに必ず火の禍があると。曹操がいる鄴郡ではなく、許都の方です。つまり、皇帝まわりで不穏な動きがあるという予言。

2019-09-26 16:42:45
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【横山光輝「三国志」講座242「予言」09】 これまで、皇帝による曹操排除の動きは全て封じてきた曹操は、管輅の言葉を信じ、自らの遠征は取りやめることに。漢中は曹洪に5万の兵を与えあたらせることに。そして夏侯惇には3万の兵をもって都の郊外にて待機し、不慮の禍に備えるように手を打ちます。

2019-09-26 16:45:01
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【横山光輝「三国志」講座242「予言」10】 そして、他に打つ手は…と考えた曹操。王必を近衛兵の総督するように言います。この発言に異を唱えたのが、司馬懿仲達です。王必は酒にだらしない男で、近衛兵の総督など務まるでしょうかと仲達。曹操は、司馬仲達、心配するなと言います。懿抜きです。

2019-09-26 16:49:02
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【横山光輝「三国志」講座242「予言」11】 王必の短所は知ってるが、長らく自分の下で苦労をともにし、まずまず忠実に勤めてきた者、近衛兵の総督ぐらいに上げてもそう破格の出世ではあるまい、とある意味情実人事。実際の戦争で近衛兵の出番は少ないので、仲達もそういうことであれば、と承知します。

2019-09-26 16:52:07
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【横山光輝「三国志」講座242「予言」12】 こうして、曹洪は漢中へ向かい、夏侯惇は許都の郊外に、そして、王必は近衛兵の総督として禁門や市外の警備に当たります。これは曹操にとっては禍を未然に防ごうとする消極的な方法でした。この時点ではまだ反乱の気配はなかったわけです。

2019-09-26 16:53:59
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【横山光輝「三国志」講座242「予言」13】 しかし、曹操の行動を深読みした者がいました。正月を迎えた時、耿紀(こうき)と韋晃(いこう)が密談。近衛兵の司令官を変え、郊外に三万の兵を待機させているのは、曹操がついに皇帝の位を望んでいるからだと考えたのです。そ

2019-09-26 16:59:22
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【横山光輝「三国志」講座242「予言」14】 漢朝の臣として許せないとこの二人、同志を集めて曹操打倒をするのは今しかないと考えます。まず近衛兵を味方につけ皇帝を守らせ、劉備玄徳と連絡して外から援助してもらえば曹操は討てると皮算用。それにはまず、王必をどうにかしないといけません。

2019-09-26 17:02:04
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【横山光輝「三国志」講座242「予言」15】 そのため、曹操を討つ心も持っており、かつ王必と仲がいい金褘(きんき)という人物を味方に引き入れようということになります。金褘が友を選ぶか忠を選ぶか、その心をためそうと、二人は金褘の屋敷を訪ねます。

2019-09-26 17:05:16
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【横山光輝「三国志」講座242「予言」16】 金褘に対し、二人は王必の出世にあわせて、王必と親しい金褘も昇進するだろうから、その時には自分たちも引き立ててくれ、と頼みます。それを聞いた金褘は、机の茶碗を床に投げ捨て、お前たちに出す茶はない、帰れと言います。

2019-09-26 17:07:33
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【横山光輝「三国志」講座242「予言」17】 自分がお前たちの久しく付き合ってきたのは、漢朝の臣下の子孫と信じてきたからだ。それが君(皇帝)の大恩に報いようとせず、謀反人に媚びようとは何事!と烈火のごとく怒ります。その様子を見た二人は、これなら大丈夫と顔を見合わせます。

2019-09-26 17:09:35
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【横山光輝「三国志」講座242「予言」18】 そして、跪いて、すまぬ、今のは本心ではないと言い、曹操を討つ腹を決めた、と曹操打倒の真意を打ち明けます。金褘はどうやってそのようなことができるのか、と問いただします。

2019-09-26 17:11:13
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【横山光輝「三国志」講座242「予言」19】 まず、金褘の友の王必を討ち、近衛兵を味方につけ、蜀の玄徳と連絡を取り、外から援助を受ければ、曹操を討つことは可能かと、という計画を聞いた金褘、ふむうと一考しますが、よしやろう、と決心します。割とあっさり大事なことを決めちゃいます。

2019-09-26 17:13:09
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【横山光輝「三国志」講座242「予言」20】 お互いに同志を集めると言う三人。決行の日は正月の十五日がいいだろうと金褘。この日は城内に灯籠をかけ連らね、老人も童も遊び楽しむのが例となっており、王必も酒をのんで警備はゆるいだろうと言います。

2019-09-26 17:15:07
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【横山光輝「三国志」講座242「予言」21】 まず、王必の陣屋に火を放ち、火の手を見たらなだれ込み、王必を殺すと同時に城外にも火を放つ。さらに天子(皇帝)には百官に賊を討てと直々のお言葉を賜るように申し上げよう、と金褘。曹操打倒の勅命を得るということです。これがあれば大義が立ちます。

2019-09-26 17:17:09
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【横山光輝「三国志」講座242「予言」22】 しかし、これまでも董承の時のように未然に露見した例があります。準備は用心深くしようと確認し合う三人。こうして手はずは決まり、金褘、耿紀、韋晃はひそかに同志を集め、新春15日の決行日を前に、着々とその準備を整え始めます。

2019-09-26 17:19:46
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【横山光輝「三国志」講座242「予言」23】 三人の行動のきっかけをつくったのは、管輅の予言です。結果的に予言どおりの動きを見せているので、管輅の予言はまたしても的中することになりますが、マッチポンプ的展開でもあります。この後の展開を見ると、管輅の予言は罪深いものと言えます。

2019-09-26 17:22:55
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【横山光輝「三国志」講座242「予言」24】 はたして、かなり甘い見通しの計画ではありますが、三人の企てはうまくいくのでしょうか。この続きは、また次回となります。 今回はここまで。

2019-09-26 17:23:48

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