【twitterと文学】

twitter文芸部のtwitter利用企画第一弾です。 部員以外の外部の方も巻き込んで、 「twitterと文学」 というテーマについて語っています。
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叢雲 綺 @aya_kumo

21:00になりました。twitter文芸部イベントを開催します。今回のテーマは「twitterと文学」。twitterの登場により文学にも大きな転換がおきたのではないでしょうか?各自、TLの空気など気にせず、自分の意見を自由に語ってください!#twibun

2011-05-27 21:01:29
叢雲 綺 @aya_kumo

twitterの登場によって文字を見るということが日常化したように思う。その中で文学が果して多くの人にとって身近になったのか、といえば疑問だ。もともと文学に興味のあった人は、そういうやり方でtwitterを利用しているから、文学というものがより身近になっただろう。 #twibun

2011-05-27 21:03:37
叢雲 綺 @aya_kumo

たとえば好きな作家をフォローすることで、以前よりもずっと多くの文学情報を入手することができるようになった。これは大きなことだと思うし、作家と作者の距離が縮まったことを意味する。同じ作家を好む人同士の横のつながりも作りやすくなった #twibun

2011-05-27 21:05:28
叢雲 綺 @aya_kumo

私自身twitterは多くの同志(文学スキー)との連携のために始めた側面がある。もちろん、他愛のない日常会話が大部分を占めるが、自分の作品の宣伝などをすることで、周りを意識し、自分のやる気がだいぶアップする。 #twibun

2011-05-27 21:08:39
イコ @ikoriheeeee

おれは作家や編集、小説(とくに純文学)が好きだとプロフィールで明言している人しか基本的にフォローしないんだが、そういう人たちのつぶやきを読むことで、たしかに文学をより身近に感じられるようになった。 #twibun

2011-05-27 21:06:52
イコ @ikoriheeeee

twitterを始めたことで、カゲに追いやられているように見えていた文学にも、まだまだ熱心な読者や勉強家がたくさんいることを実感した。それはtwitterに「文学」めいたものを求めてきた人には、幸せなことだったのではないか。 #twibun

2011-05-27 21:08:50
イコ @ikoriheeeee

読書は基本的に孤独な愉しみであって、いかにひとつの領域に対して広く深く揃えられた書棚を作ろうとも、他人の目をひくことは少ないが、twitterでは、検索システムによって同じ時期に同じ本を書棚に差した者の、整えられていない正直な感想をあっさりと見ることができる。 #twibun

2011-05-27 21:16:34
イコ @ikoriheeeee

twitterは、その同好の士のつぶやきを読むことだけでなく、交遊することも容易だ。これは文学に限らず、同じ方面に興味をもつ者同士で、ゆるやかなつながりを作ることが非常に簡単なツールであるといえる。1クリックで広がっていく。 #twibun

2011-05-27 21:19:54
叢雲 綺 @aya_kumo

1クリックっていうのがミソですね、twitter。それで文学の世界がガンと広がる。そういう点では非常に便利なツールであるように思う。ただし、それはもともと文学に興味があった人だけの使い方だろう。 #twibun

2011-05-27 21:29:27
叢雲 綺 @aya_kumo

勿論、気軽に創作に関われるようになったことは良いことかもしれないけれど。 #twibun

2011-05-27 21:39:54
叢雲 綺 @aya_kumo

文学の定義ってなんだろう、って考えた時、そこには作者の意思が必ずかかわってくるものだと感じる。それがTL上で断片化されてしまっては、やはり意味がないのではないか。#twibun

2011-05-27 21:40:44
イコ @ikoriheeeee

twitterを始めたことで、それまでの文学観にとりわけ変化が起きた、ということはない。ただ、ときに意見をまじえながら、さまざまな価値観があることを認めつつ、自分の考え方を強固にしていった感じだな。意見がだいぶ整理された。 #twibun

2011-05-27 21:41:32
叢雲 綺 @aya_kumo

意見を整理する上でのtwitterですか。なるほど。それは一理ある。自分の考えを文字にして見える化することって意外と難しいんだけど、重要なことなんですよね~。それは今もひしひしと感じているw #twibun

2011-05-27 21:44:56
叢雲 綺 @aya_kumo

個々の文学観を文字にして吐き出すことで、自分の文学観が固まっていく。そしてそれが時に他人に影響を及ぼすこともある。こういうtwitterの使い方は本当に有意義だと思いますね。 #twibun

2011-05-27 21:47:16
イコ @ikoriheeeee

twitter上で小説を書こうとするのは、おれもあまり賛同できないな。けれど和合亮一さんのように、「詩」を「礫」として投げつけるのは、twitterというツールを生かした、すぐれた実践だと思う。 #twibun

2011-05-27 21:46:09
叢雲 綺 @aya_kumo

小説を書くなら、やっぱり一つの「塊」として全体をとらえたい。断片だけではどうしても伝わらない。だから私は未完成の小説には基本的に感想は述べないのだけど(苦笑) #twibun

2011-05-27 21:49:02
イコ @ikoriheeeee

和合さんは同じ短い言葉、断片を、少しずつ変化させながら、何度も繰り返し使う。ひとつの選び抜かれた言葉がフォロワーの流れるTLに挟まっていく。同じ言葉を繰り返し使うなど、作家のやることではないようにも思えるが、実はその言葉に責任をもつからこそ繰り返すのだ。 #twibun

2011-05-27 21:51:37
イコ @ikoriheeeee

今、東日本大震災、福島原発事故の「責任」が問われる時代において、和合さんの言葉は、そこに宿る「責任」を引き受けようとする者の言葉だと感じる。フォロワーは、そんな和合さんのひとつの言葉を、新鮮な形で激流の中、ぽつりぽつりと見出すことができる。 #twibun

2011-05-27 21:57:38
イコ @ikoriheeeee

ただし激流の起きやすいtwitterだから新鮮に読めるのであって、「詩の礫」が「礫」でなく、誌面で連続掲載、ということになると話は別である。twitterにおける言葉と、誌面における言葉は、別のものになっているのではないかという気がする。 #twibun

2011-05-27 21:59:29
叢雲 綺 @aya_kumo

twitterというツールを活かした「文学」の発信方法は今後模索されていくでしょうね~。まぁ、一つの楽しみでもあるわけなんですが。 #twibun

2011-05-27 21:52:10
叢雲 綺 @aya_kumo

「言葉」に対して無責任になりやすい点がtwitterの難点かなぁ、と思いますね。なんせ自由度が高いうえに気軽に発言することができる。変な話、twitterの世界では「うんこなう」がまかり通っている。 #twibun

2011-05-27 21:54:53
叢雲 綺 @aya_kumo

まぁ、説教がましいことは嫌いなので、「発言に責任をもて!」とか叫ぶつもりは毛頭ない。ただ、言葉を操る書き手である以上、自分の言葉に自信は持ってほしい。#twibun

2011-05-27 21:55:51
イコ @ikoriheeeee

責任じゃなくて自信ね。自信は大事だね。おれはやっぱり、作家を名乗る以上、「責任」をもつべきだとも思うけれど。たしかに説教臭いかもなァw #twibun

2011-05-27 22:02:31
905 @905_905_

短歌、俳句のたぐいはTwitterにも自然となじめるように思う。TLで流れて行くところも、言葉が発せられた途端に虚空へと放たれるところと、固執せず瞬間に生きる部分は共鳴できるように思う。 #twibun

2011-05-27 21:57:25
叢雲 綺 @aya_kumo

「瞬間に生きる」なるほど、いい表現ですね。twitterの瞬間性を活かした形で短歌や俳句という形式があるわけですか!たしかに、これなら全体を140字で表現できますしね。短歌や俳句はtwitterにおいてかなり適した立ち位置にいるように思う。 #twibun

2011-05-27 22:00:20