柿木伸之『ヴァルター・ベンヤミン』読書メモ集

柿木伸之『ヴァルター・ベンヤミン』(岩波新書、2019)の読書メモをまとめました。
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荒木優太(本が出たよ) @arishima_takeo

柿木伸之『ヴァルター・ベンヤミンーー闇を歩く批評』(岩波新書)をご恵投いただきました。ありがとうござます。色々な顔をもつ思想家ですが、目次を見ると、広く著作をフォローしている、新時代の入門書のようです。「危機の時代」がクリシェではなく響きます。拝読します。 pic.twitter.com/0OVAtuQZa0

2019-09-27 12:04:59
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荒木優太(本が出たよ) @arishima_takeo

目次はこんな感じ。ベンヤミンは、思えば在野研究者のスターみたいな人でもありますよね。 pic.twitter.com/9ETDVIx48C

2019-09-27 12:07:46
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荒木優太(本が出たよ) @arishima_takeo

このベンヤミンももちろんのこと、フーコーも期待できそうですよね。iwanami.co.jp/book/b473158.h…

2019-09-27 12:10:11
荒木優太(本が出たよ) @arishima_takeo

「彼は糊口を凌ぐことすら難しいフリーランスの文筆家となって、このエッセイを書いている」(柿木伸之『ベンヤミン』)。フリーライターの星☆彡

2019-09-27 20:02:14
荒木優太(本が出たよ) @arishima_takeo

「「ベルリン年代記」のなかでベンヤミンは、四十歳を過ぎてもコーヒーを淹れることすらできないのを母親のせいにしている」(柿木伸之『ヴェルタ―・ベンヤミン』)。コーヒーいれられないベンヤミン萌え。

2019-09-27 20:03:44
荒木優太(本が出たよ) @arishima_takeo

「ベンヤミンは、社会のなかでの娼婦の生きざまを正視することを主張する。そこから投げかけられる「すべての人間は売春婦か否か」の問いに、いまこそ向き合うべきなのだ」(柿木伸之『ヴェルタ―・ベンヤミン』)。存在論的娼婦だな。

2019-09-27 20:06:44
荒木優太(本が出たよ) @arishima_takeo

ヴェルターじゃなくてヴァルターです…(先行二つ)

2019-09-27 20:10:55
荒木優太(本が出たよ) @arishima_takeo

私はあまり肩書としての「批評家」に対するこだわりってないのだけれど、メディアの側が批評家の代わりに(大学に所属をもった)専門家を求めていくようになると、議論のなかに大学内論理が無意識に反映されることはままあるのかなとかは思うね。

2019-09-27 20:21:27
荒木優太(本が出たよ) @arishima_takeo

批評家の出口にある「知の巨人」(byメディア)というのはだいたい信用ならんものだ、というのは割と人々の共通感覚だと思うけど、別にすべてのタイプの批評家が「知の巨人」に類するような仕事をしているわけでもない。

2019-09-27 20:24:22
荒木優太(本が出たよ) @arishima_takeo

たとえば、それこそベンヤミンって全然「知の巨人」っぽくないんだよな、いい意味で。

2019-09-27 20:25:46
荒木優太(本が出たよ) @arishima_takeo

全然巨人感がないのに、あんなに尊敬されるベンヤミンのポジションって不思議だなあと常々思う。

2019-09-27 20:27:08
荒木優太(本が出たよ) @arishima_takeo

アレか。一発必中でクリティカルをバシュッと攻めるスタイル+体系化された総決算の仕事みたいのがない不可抗力=謎のオーラって感じだろうか。

2019-09-27 20:29:41
荒木優太(本が出たよ) @arishima_takeo

「ベンヤミンは、「この論文でなら六人が教授資格を取れよう」とまでショーレムに豪語していた」(柿木伸之『ヴァルター・ベンヤミン』)。ちょっ、泣いちゃうからやめろよ、オレが。

2019-09-28 12:21:58
荒木優太(本が出たよ) @arishima_takeo

「しかし、この教授資格申請論文は、当時のアカデミズムの世界には受け容れられなかった」(柿木伸之『ヴァルター・ベンヤミン』)。言わんこっちゃない…。

2019-09-28 12:24:13
荒木優太(本が出たよ) @arishima_takeo

ベンヤミンは『失われた時を求めて』の翻訳も進めていたそうだ。これは知らなかった。へぇー。

2019-09-28 12:25:49
荒木優太(本が出たよ) @arishima_takeo

「ベンヤミンがアーシャと最初に言葉を交わしたのは、彼女が島の広場へ買い物に出たときのことである。買い求めようとしたアーモンドをイタリア語で何と云うか分からずに困っていたときに、助けてくれたのがベンヤミンだった」(柿木伸之『ベンヤミン』)。俗にいうアーモンド・ナンパの始まりである。

2019-09-28 12:33:05
荒木優太(本が出たよ) @arishima_takeo

ベンヤミンは48歳で死んだそうだ。私の場合だとあと16年。さて、何が書けるだろうか。

2019-09-28 16:17:07
荒木優太(本が出たよ) @arishima_takeo

ポピュリズムはコンフォーミズムの別名か。メモ。

2019-09-28 16:24:51
荒木優太(本が出たよ) @arishima_takeo

柿木伸之『ヴァルター・ベンヤミン』読了。アウラとか法維持暴力とか、私ふくめ断片的にベンヤミンに接近する読者は多いと思うが、幅広い彼の思想をかなり手広く拾ってる印象(ただし遊歩者の話はない)。あと、ちょっとしたエピソードがキュートに感じられて、こういうのはいいよね。

2019-09-28 16:59:49
荒木優太(本が出たよ) @arishima_takeo

哲学研究者が羨ましいなあと思うのは、哲学者のちょっとしたエピソード、人間っぽかったり、マヌケだったり、変人だったりする諸々の小話がとても魅力的にうつって、入門としてきちんと機能する瞬間なんだよね。文学者は元から変人扱いなので、こういうのがあまり機能しない感。

2019-09-28 17:02:48
荒木優太(本が出たよ) @arishima_takeo

アウラからショックへ、という話で、当然といえば当然なんだろうが、第一次世界大戦の帰還した兵士の経験に重ね合わされているという指摘は、成程感。アガンベンは確か「アウラの回帰」みたいな話をしていたと思うけれど、ショック論はまだ堀りがいがある気がする。

2019-09-28 17:08:06
荒木優太(本が出たよ) @arishima_takeo

YouTubeとか明らかにアウラじゃなくてショックを目指しているよね。

2019-09-28 17:08:41
荒木優太(本が出たよ) @arishima_takeo

逆に映画館という物理的空間に宿るアウラも今日あるはずで、技術環境が変化すると、アウラ皆無と思われてたものにアウラが回帰する現象が生じることも合わせて考えたい。

2019-09-28 17:10:27
荒木優太(本が出たよ) @arishima_takeo

あと、改めて、ベンヤミンとは言語「で」語る人じゃなくて言語「が」語る人なんだな、というのを強く思った。そう考えると、日本でテクストテクスト言ってる連中は(つーか私は?)もっとベンヤミンに積極的であっていい気がするけど、どうなんだろうね。

2019-09-28 17:17:06
荒木優太(本が出たよ) @arishima_takeo

しかし、ベンヤミン本はいいかげんクレーの『新しい天使』引用しすぎじゃないか? もう分かったよ、っていうか、ベンヤミンの説明読んでも、「ふーん、お前はそう感じたんだね」で終了、絵図自体は別になんとでもいえるというかなんというか…私だけだろうか。

2019-09-28 17:20:07
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