【R18】絶倫ペアの情交模様・ＥＰ２０・愛の休息

夢乃 @iamdreamers

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「あ」 愛の交歓の後の、いつもより長い口付けを終えて頭を上げたあたしは、気が付いた。あたしたちを待っている人がいるんだった。 「ごめんね。没頭しちゃって。ちょっと待ってね」 いつもはこのままピロートークに入るから、ちょっと名残惜しいけれど、猛くんから肉体を引き剥がした。 #twnovels

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腕を立てて上体を上げると、胸を押さえられていた感触がなくなり、おっぱいが揺れる。膝を立てて腰を上げる。 「あ、うん」 ずるりとおチンポが抜け、それでもなお、いきり経勃っているそれは、勢い良く猛くんの腹を打つ。あたしのおマンコからは、二人の体液がどぼどぼと溢れ落ちる。 #twnovels

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猛くんを跨いでいた脚を片側に寄せて、ベッドに女の子座りで座る。猛くんも起き上がり、あたしの隣に胡座をかいた。その股間から生える立派な逸物を見ると、ただそれだけで、女性器から愛液が流れてくる。さっきまで、あんなにシていたのに。また喰べたくなっちゃう。 #twnovels

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でも、今日は他に人がいる。あたしは猛くんのセックスフレンド二人に向き直った。意識の半分はおチンポを向いたまま。あたしたちがシている時、二人はお互いの身体を支えるように寄り添っていたけれど、今は拳一つ分くらいの間を開けて並んで座っている。 #twnovels

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二人とも、猛くんとのセックスの余韻覚めやらず、といった趣で、まだ頬が上気している。 「どうだった？　あたしたちのセックス」 あたしはビーチベッドの傍に置いておいた二枚のバスタオルを堰脊さんから受け取って、一枚を猛くんに渡し、もう一枚で汗を拭いながら聞いた。 #twnovels

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しかし、恋人とのセックスの感想を、その愛人に聞くってどうなんだろう。聞いているのはあたしだけれど。 「あの、えーと、その、凄かった、です・・・」 堰脊さんが上気した表情のまま、言う。 「本当に、この人とだと、射精るんだ・・・」 朱藤さんも半ば呆然としている。 #twnovels

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「そうでしょ。えへ。猛くん、凄いの。何回も射精してくれるし、あたしのことも何回もイかせてくれるの」 あたしは髪を纏めて右肩から前に出し、バスタオルで包みながら言った。猛くんは身体を拭き終えたバスタオルを股の上に掛けて、照れたようにしている。 #twnovels

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「あ、あの」 おずおずと堰脊さんがあたしを見る。 「なぁに？」 「その、どうすれば鹿古下く・・・猛くんをイカせられるんでしょう？」 おっと。また凄いことを聞いてくる。朱藤さんが横で（ライバル宣言した相手に聞くかよ）って呟いている。 #twnovels

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しかし、あたしもどうやっているのか、自分でも解らない。 「あたしは、普通にシてるだけだからねぇ、うーん。一応、膣を締めたり緩めたりとか、それを小刻みに繰り返したりはすることあるけど。後はほとんど無意識だからなぁ」 あたしは猛くんを見た。 #twnovels

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「挿れてみた感じ、どうだった？　みんなの膣の違いとか」 「え？　あ、うーんと」 突然の問に慌てる猛くん。まあ、こんなこと聞かれたら困るよね。でも、ちゃんと答えてくれた。流石は猛くん。 「うーんと、せき・・・依子ちゃんのは、キツイんだけど呑み込まれていく感じ、かな」 #twnovels

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猛くんは顔を赤くして、話にくそうに言う。 「で、天袮ちゃん、て呼んでいい？」 「あ、おう」 朱藤さんも顔真っ赤。堰脊さんが一番落ち着いている感じ。 「天袮ちゃんのは、押し出される感じ。なかなか挿入らない。その分、挿す時に感じ易いみたい」 #twnovels

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ふうん。そんな膣なんだ。 「それって、どっちがいいの？」 「どっちって言うか、どっちも気持ちいい。あ、それと、二人とも、失神しちゃうとなかなか離してくれない」 「そ、そう・・・あの、じゃ、耶麻女さんのは？」 堰脊さんがあたしの顔色を伺いながら言う。 #twnovels

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答える猛くんもあたしを見ながら──でも、顔色を伺うのではなく、慈愛に満ちた瞳、なのかな──言った。 「華純さんの中は、なんて言うか、襞の一つ一つがペニスを愛撫しているような感じ。細い何本もの指で愛撫されてるような」 #twnovels

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あたしの膣内って、そんな感じなんだ。自分では解らないものね。 「それって、アタシらのより、イい？」 「それはもう、別格」 やだな、もう。擽ったくなっちゃう。嬉しいけれど。 「そ、そうなんだ・・・」 まじまじとあたしを、あたしの股間の辺りを見つめる堰脊さん。 #twnovels

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そんなにしんみり見つめられると恥ずかしいけれど、敢えて隠さない。髪を拭いたバスタオルを畳んで傍に置く。 「でもよ、た、タケル、依子とヤってる時、イキそうじゃなかった？」 朱藤さんが聞く。実は、あたしにもそう見えたのよね。朱藤さんとの時も。 #twnovels

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「えーと、うん、実は、そう。依子ちゃんとの時も、天袮ちゃんとの時も」 「アタシの時も？」 「うん。射精る前に、二人とも気を失っちゃったけど」 「じゃ、わたしたちも、もうすぐ？」 「うーん、それはどうかなぁ」 猛くんは首を傾げる。 #twnovels

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「どうして？」 不満そうに、堰脊さん。こんな、いかがわしい話をしているというのに、目が真剣。根が真面目なんだろうな。 「ヤったのがさ、この部屋だったから、だと思うんだよね。華純さんの薫りで充満してて、それだけでチンコびんびんになっちゃうから」 #twnovels

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うふ、嬉しい。あたしも猛くんの部屋に行った時 、それだけで濡れちゃったもの。似た者夫婦、ね。まだ夫婦じゃないけれど。 「そうなんか。道のりは遠そうだな」 「でも、諦めないもん。セフレのままでもいいから、いつかわたしの身体だけで満足させるんだから」 #twnovels

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あれ？　トーンが下がったような。 「いいのかよ、依子。恋人の座を奪わなくて」 「そう思っていたけれど、耶麻女さん、凄く素敵なんだもの。耶麻女さんなら、猛くんの恋人でも納得できる」 「それは・・・解る。アタシも、セフレでいいや。タケルが選んだのがこの人なら」 #twnovels

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こそばゆいなぁ。 「ありがと。あたしも、二人のこと好きになっちゃった」 二人に微笑みかける。 「あ、あの、耶麻女さん」 控え目に、堰脊さんがあたしを見る。 「なぁに？」 「あの、その、“お姉様”って呼んでも、良いですか？」 わお。また思いもかけないことを。 #twnovels

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「あ、アタシも、そう呼ばせて欲しい、かも」 ちょっと恥ずかしいけれど、悪い気はしない。 「いいよ、二人が呼びたければ。あたしも、依子ちゃんと天袮ちゃんて呼ばせてもらうね」 「はいっ」 「お、おう」 #twnovels

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飛び跳ねるように喜ぶ堰脊さん改め依子ちゃんと、照れながらも満更でもなさそうな朱藤さん改め天袮ちゃん。可愛いんだから、もう。 「あ、ぼくの方は名前呼びはセフレとして付き合ってる時だけにしよう。普段はこれまで通りに名字で呼ぶよ」 #twnovels