私的メモ:大学の同窓会はどうあるべきか

大学の同窓会はどうあるべきかについてのメモ。批判的なつぶやきで構成されているけど、同窓会は必要だと思っています。
同窓会 大学
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next49 @next49
同窓会について考えたときのメモ。以前も似たようなことをつぶやくかエントリーにまとめた気がする。
next49 @next49
大学側からすると、第一に寄付の源。アメリカの大学や日本の私学などでは顕著な発想。特にアメリカでは寄付文化が税制的にも整えられているらしいので顕著。第二に人材バンク。後述する卒業後のロールモデル紹介や一時的にある才能が必要になったときに問い合わせできる人材プールである。
next49 @next49
卒業生からすれば、同窓会に求める役割は第一に大学関連の情報源。第二に仕事に関連するつて。具体的にいえば顔つなぎ、問題解決のための人材バンク、職の提供元。第三に仕事以外のつて具体的事例は同上。
next49 @next49
在校生、高校生およびその保護者が同窓会(卒業生)にもとめるのは、第一に卒業後のロールモデルの提供、第二に職の提供元。
next49 @next49
一方で、私の半径5mの同窓会が抱える課題というか特徴は、第一に同窓会は強制力をもつ組織でないということ。同窓会の入会・退会は自由なので会員であることと引きかえに何かを強制することをしづらい。結果として、集金、人的動員、卒業生の状況や卒業生の持っているノウハウの調査が難しい
next49 @next49
また、基本的に情報というものは現場から発せられるものが一番正確で提供コストが低い。大学に関する情報は、同窓会が集めるよりも、大学が発した方が簡単だし、品質も良い。また、Webの普及や少子化による宣伝の重要性の上昇、情報公開の流れから大学が率先して情報発信をするようになっている
next49 @next49
(承前)結果として、同窓会経由で情報をあつめる必要性がなくなっている。
next49 @next49
同窓会は飯を食うための生業の他の活動であるため、首脳陣やアクティブメンバーの平均年齢が高くなりがちである。具体的にいえば、定年後メンバーが多い。さらに、進学率が低かったときの卒業生であるため男性が多い。よって、現役学生や若年卒業生と同窓会首脳陣との認識ギャップが広がりやすい
next49 @next49
また、集金や調査、人材バンクとしての能力を整備しようと思ったならば、実働できる人材の常時稼働が求められるけれども、アクティブメンバーはリタイア世代だし、同窓会には基本的に金がないから人を雇うこともできない。
next49 @next49
別の話として、学生時代の大学でのすごし方は 1) 講義、2) 研究室・ゼミ活動 3) 部活やサークル、各種学生委員などの課外活動、 4) バイト、 5) 前記したもの以外の個人的交友 であり、講義を除く他の事柄に関する情報を大学も同窓会も持っていない。
next49 @next49
(承前)このため、卒業生は大学や同窓会経由でそれらを知る術がない。研究室・ゼミの同窓会や部活・サークルの同窓会に別に所属することになる。結果として、大学同窓会の必要性が低下する。
ふぃれ @b_yoshi2
@next49 たしかにそうですね。 以前学科のOB会みたいなのに同期の友人を誘って出席したのですが、自分らの次に若いのが20歳年上とか、話す話題がオイルショック時代とか伊勢湾台風時代とかで驚いた記憶があります。 でも貴重な話を聴くことができたのは良い経験だったと感じました。
next49 @next49
日本の私立大学の場合、大学の事務組織として同窓会の支援する部署があることが多い。よって、実際に動ける人材を安定的に稼働させることができる。また、品質の良い情報を低コストで卒業生に届けることができる。さらに、在学している段階で強制力をもって進路情報を得られるのでフォローしやすい
next49 @next49
国立大学が独立行政法人になり、大学から見た同窓会の重要性が上がったわけだけれども、だからといって簡単に同窓会組織などはできない。
next49 @next49
愛校心という曖昧なものを除くと、卒業生にとって同窓会は利用価値が低い。前述のとおり大学の情報は同窓会を経由しなくても手に入る。むしろ、一番知りたい情報は同窓会では手に入らない。個人情報保護の意識が高くなり、名簿の取扱いが難しくなった昨今においてはつてや人材バンクとして使い辛い
next49 @next49
(承前)理想的には大学の就職斡旋部門が中途採用の求人も扱ってくれていればよいのだけれども、別にそんなこともない。愛校心や恩返しの観点を除くと、同窓会に入っているメリットはほとんどない。
next49 @next49
在校生や高校生にとっても同じ。有名人や突出した人材ではないロールモデルとして卒業生はとっても役にたつはずなのだけど、大学や同窓会が人材提供の機能を果たせないので(また、20代後半から30代前半の一番直近のロールモデルは仕事が忙しくて平日に大学にいけない)その要望に答えられない
next49 @next49
所属学科でもOBや業界の人を呼んで1〜3年生に講義(講演)をしてもらっているのだけど、反応が良いのは20代後半〜30代前半の学科OB。取締役や常務、〜長レベルだと遠い話に感じるのと、基本的にお説教モードになってしまうのが原因だと個人的に思う。
next49 @next49
「大学のブランド力があがると卒業生にとってもプラスですよ」というセールストークがあるけど、プラスの度合いが問題。既に一線で働いている人にとってどこ大学を卒業したのかはもう意味をなさなくなっているはず(中途採用で出身大学がどれほどの意味をもつか?)
next49 @next49
(承前) 今、新卒の就職活動をしている学生にとってはブランド力向上はプラスに働くが、卒業生の主力である40代以降にとってはスモールトークのネタが増えるぐらいのプラスにしかならないと思う。どちらかというと、出身校ががんばっているのがうれしいと本人が思うのが最大のプラス要因では?
next49 @next49
以上より、半径5mで観察した同窓会の動きからすれば、強く同窓会を求めているのは大学だけで、同窓会の構成員である卒業生も、未来の同窓会会員である在校生、高校生も同窓会を必要としていないと考えられる。
next49 @next49
とはいえ「同じ大学出身である」というのは、ところどころで重要視されているのもそれなりの事実。狭い範囲だと顔つなぎの口実として「同じ大学出身である」というのは使い勝手のよい属性。たとえば、大学から遠くはなれた土地とか、会計士、弁護士などの職能的な職種とか、同じ会社内とか。
next49 @next49
あと、今回の東日本大震災の被災者や被災地へ寄付をしたいと思ったときの受け入れ口として、大学というのは案外良いと思う。その大学が被災地にあるのならば大学自身が地域に根ざした組織であるため大学への援助はその地域の経済活性化に利用されるのはあきらか。
next49 @next49
(承前)また、在校生に対する強制力および個人情報収集力は赤十字やNPOなどよりは高いので、寄付金を被災学生への支援に使ってもらえれば、非常に直接的で有益なお金の使い方になる。そして、公共組織なので、逃げも隠れもできないという点よい。
next49 @next49
大学が寄付を受け付けているかどうかという情報は、同窓会に入っていると入手しやすい(勝手にとどけられる)
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