VOCALOID曲をアーカイブするには
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デベロッパが乱立しすぎるとアーカイブ機能が失われるっていうのは音楽でも出版でも同じだと思うのね (#GIE_eBook live at http://ustre.am/fH4T )
2010-04-13 20:36:57音楽でも出版でも、知財の分野は、産業としての業界の甲斐性、「食わせていける」力があっちでもこっちでも崩壊しかけてる。なんとかもたせるべきなのだろうか。それとも全く違うやり方を探すべきなのか。
2010-04-13 20:49:40でも本も音楽もなくなってはいけない。作り手と受け手だけじゃ残せないんだ。守る人残す人届ける人育てる人、そしてそれらの番人・管理人が必要。そしてその人達をちゃんとまっとうに「食わせる」ためにお金を回す仕組みが必要。
2010-04-13 20:51:41作り手受け手の間がごてごてと肥大化しすぎて現状の仕組みは崩壊しつつある。でもその仕組がなくなってしまったら、「文化」として生き延びていくことが出来ないんだ。
2010-04-13 20:56:29たとえば20年後に今のボカロの名曲たちを自分の子供に聴かせてやりたいと思ったらどうすればいい?自分が大事に持っているしかない。アーカイブはどこにもない。個人が大事に胸に抱いていればそれで本当にいいのか?
2010-04-13 20:57:31@NezMozz マンガ・同人誌の世界でそのためのアーカイブをしようとした人がコミケの米澤前代表だったりするわけですね。どこかにニコ動のすべてのボカロ動画をアーカイブしている人がいるといいんだろうけれど,その情熱が継続するものかどうか。
2010-04-13 21:00:26@NezMozz レーベルを作って、そこからCDを発行する際、そこに集められた音源はアーカイブされダウンロード配信(有料)システムを作ることで、残していく、とか?
2010-04-13 21:00:47学術の領域でも,娯楽の領域でも,近代以降の書籍のアーカイブの機能はひたすら図書館が担ってきたんだよね。出版社や著者は残すことより売ることが大事だから,容易に在庫も版も原稿も失う。もちろん図書館が担えなかった部分もあるが,書籍の多くはどこかの図書館に残されている。
2010-04-13 21:03:25図書館の思想からいえば,情報を伝えるものはひたすら収集して提供すべきもの。だから本当はレコードも放送も映画もすべてアーカイブすべきだった。しようとした。けれど結局そこには限界があって,図書館はそのアーカイブを担えなかった。結果,それらの作品は,現在では得られないものが夥しい。
2010-04-13 21:05:40@myrmecoleon 個人の情熱だけを原動力としたものが、果たして文化として残り得るかどうか。ニコで言うならば、ドワニワがそういった「文化の番人」として「食って」いけるのか。そこらへんが危ういと思います。
2010-04-13 21:06:23@urahanabi そう、多分それくらいの仕組みでうまく回ればいいなと思うのす。でも一度アーティストの手を離れてそういった配信者に作品が渡ってしまう、この現状の忌避感をどう回避するのか、とか問題は山積み!
2010-04-13 21:07:00@NezMozz 個人の情熱だけを原動力としたものはダメですが,個人の情熱を原動力としないものもまた,文化の番人にはなりえないのだと思うのですよ。食っていこうとするかぎり,アーカイブを焚き火にすることになる。
2010-04-13 21:08:14@NezMozz ピアプロ=クリプトンが現在アーカイブを持ち、配信、携帯サイト運営費などで回しているところはありますよね。あそこを強化していくようなバックアップシステムは?
2010-04-13 21:08:25@NezMozz クリプトンへの信頼性如何の問題などは、クリプトンと作者の間に明確な契約関係(法的効力を持つもの)を敷くことで、忌避感はある程度薄められる気はします
2010-04-13 21:09:45@urahanabi ただもうピアプロはクリプトンの情熱と誠意だけで存在してて、クリのそれが失われたらあの仕組みは瓦解する。いやわかんないですけどね、でもアレが黒字を生んでるとは思えない。だからピアプロを運営することでクリにもきちんと相応の利益が回らないといけない。
2010-04-13 21:10:23学術雑誌が電子化した電子ジャーナルも,図書館がアーカイブしようとし,それなりの成果はないわけではないけれど,Elsevierとかがふっとんだらわからんし,中小の学会の電子のみのジャーナルではもう見られないものもあるんじゃないかな。ビットのビジネスは結局アーカイブには馴染まない。
2010-04-13 21:11:09もしもありとあらゆる情報をかき集めようとしていたら、図書館はいずれかの業界から排撃されたかな? QT @myrmecoleon: 図書館の思想からいえば,情報を伝えるものはひたすら収集して提供すべきもの。だから本当はレコードも放送も映画もすべてアーカイブすべきだった。しようとした
2010-04-13 21:12:16@urahanabi 普通にあの規模の企業として冷静に見ると、クリは相当無理をしてるなという感が。ああいう無料コミュニティサイトが、広告収入を入れていたってバタバタ潰れる昨今、よくぞそこまで…って思います。だからクリの頑張りだけに頼る状況は非常に危うい。
2010-04-13 21:13:13アーカイブねー。残るものは勝手に残るし、逆もまたしかりだと思ってる。消えてしまってもそういうものだと思うだけ。自分が残すならそれはそれ。たぶん自分は固執しない。でも自分ができる限りのことは実行しようと固執する。
2010-04-13 21:13:54「電子書籍」も,国会図書館に無理やりにでも担わせるでもしないかぎり,10年後には何割もの本が読めなくなったりしても不思議じゃない。それは当然予想されること。もっとも,そのやり方をしてビジネスとして成功して電子書籍が一般化するかは知らないが。
2010-04-13 21:13:56@NezMozz 同意です。クリプトンに利益が発生するシステムがあれば、管理システムの存続も見えてきますね。現状は作り手とクリプトンの間に不信感とはいえないまでも、力が付いたらクリプトンの呪縛から逃れたいという感覚が存在していますのでここをなんとかしないと駄目かなあ
2010-04-13 21:14:53@urahanabi だからこそ、作り手受け手の間をちゃんとつないで、文化の番人であることが利益になるのであれば、そこへ他企業なり個人なりの参入が見込める。熱意のある人(企業)だけが身を削って頑張る、というのは危ういなってずっと思ってるんです
2010-04-13 21:15:33