ミステリにおける直観と論理性

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逸見文 @ItsumiAya

なかなか示唆に富んでる。…推理って本質的にはそういうものだよね。ホームズだって、複数のストーリーを想定しつつ、データを集めるわけだから、前提として「なにか」が存在しているはず。

2011-05-27 01:36:30
逸見文 @ItsumiAya

伏見つかささんの『名探偵失格な彼女』の門崎も同じことをやってるんだけど…解答自体は直感的に把握できる。ただ、それを論理的に証明できないという。…興味深いね。

2011-05-27 01:38:24
逸見文 @ItsumiAya

直観で探偵やられたらたまらないというのは当然としても…こう直観に意識が向かってるのは、それこそ新本格以降のなにかなんじゃないのか、とか。

2011-05-27 02:00:33
氷川透 @toru_hikawa

島田荘司さんは「新本格」に対して「論理の面では前代未聞の達成度」と言うけど、ぼくはそうは思わない。むしろ論理よりも直観にすがる傾向が強かったような… QT @ItsumiAya //こう直観に意識が向かってるのは、それこそ新本格以降のなにかなんじゃないのか、とか。

2011-05-27 02:16:11
氷川透 @toru_hikawa

……あ、決して矢吹駆をピンポイントでdisってるわけではありません(汗)。

2011-05-27 02:16:45
逸見文 @ItsumiAya

@toru_hikawa なるほど。田所博士じゃありませんが、直観とインスピレーション、それ自体は必須でしょうが…確かに「新本格」以降のイメージ(あくまで個人的なですが)では氷川さんの表現のように「すがる」という印象が強いです。後期クイーン問題の影響も考えうるのかもしれませんが。

2011-05-27 02:21:59
逸見文 @ItsumiAya

直観は、たぶん今日のミステリを見るのに一つのキーではあると思いますが。しかし、そこからどう分析するかですね。

2011-05-27 02:23:31
氷川透 @toru_hikawa

完全同意。批評が求められているテーマだと思います(チラッ RT @ItsumiAya 直観は、たぶん今日のミステリを見るのに一つのキーではあると思いますが。しかし、そこからどう分析するかですね。

2011-05-27 02:25:19
Utsunomiya @Sensitiver

@toru_hikawa 「論理よりも直観にすがる傾向が強かった」のは新本格じゃなくて脱格系の作品ではないかと思いますが、それは違いますか?新本格もですか?

2011-05-27 02:26:03
逸見文 @ItsumiAya

ですねー、お願いします!…誰か(…今、勢いのあるせんたんのメンバーとか現役の学生にも)QT @toru_hikawa: 完全同意。批評が求められているテーマだと思います(チラッ RT @ItsumiAya 直観は、たぶん今日のミステリを見るのに一つのキーではあると思います//

2011-05-27 02:28:42
逸見文 @ItsumiAya

さておき、一応、自分のテーマにも響きそうだから、直観についてはもう少し考えてみないと…。

2011-05-27 02:31:04
Utsunomiya @Sensitiver

新本格の作品は少なくとも初期は論理性に拘っていた気がするんだけどなあ。

2011-05-27 02:32:52
河豚 海豚@5.5th両日! @d0lphin_s0ng

探偵小説なら、直感で解決するのもありだが、推理小説と名乗るなら直感で解決するのはだめだと思う。

2011-05-27 02:33:04
マトリ・ゴロリ @matorEne

それと似たようなこと流水先生も言ってたは!!!!! RT @d0lphin_s0ng: 探偵小説なら、直感で解決するのもありだが、推理小説と名乗るなら直感で解決するのはだめだと思う。

2011-05-27 02:33:57
逸見文 @ItsumiAya

確かに。でも、推理の根拠を直観に置くというパターンは比較的よく見られるかと思います。QT @d0lphin_s0ng: 探偵小説なら、直感で解決するのもありだが、推理小説と名乗るなら直感で解決するのはだめだと思う。

2011-05-27 02:34:46
河豚 海豚@5.5th両日! @d0lphin_s0ng

清涼院流水さんだっけ? RT @matorEne: それと似たようなこと流水先生も言ってたは!!!!! RT @d0lphin_s0ng: 探偵小説なら、直感で解決するのもありだが、推理小説と名乗るなら直感で解決するのはだめだと思う。

2011-05-27 02:35:10
逸見文 @ItsumiAya

ああ、字変わってる。けど、特に他意はないです。変換の問題だけで…。

2011-05-27 02:35:30
河豚 海豚@5.5th両日! @d0lphin_s0ng

あくまで探偵が直感で、ってんならありだと思うんだが。RT @ItsumiAya: 確かに。でも、推理の根拠を直観に置くというパターンは比較的よく見られるかと思います。QT @d0lphin_s0ng: 探偵小説なら、直感で解決するのもありだが、

2011-05-27 02:36:25
河豚 海豚@5.5th両日! @d0lphin_s0ng

謎解きの中心が直感である小説だと、本文中に謎を解くヒントがないのがちらほらあって、それは、読者が推理できないから「推理小説ではない」という俺のスタンス。小説としては楽しく読むけどね。

2011-05-27 02:37:55
河豚 海豚@5.5th両日! @d0lphin_s0ng

探偵には謎解きの材料が見えてないだけで、複線アリ・探偵は直感で解決、ってんなら推理小説かな。

2011-05-27 02:38:57
逸見文 @ItsumiAya

@d0lphin_s0ng 私もなしだとは思いませんし、別に悪いとは思わないんです。ただ、直観的なものに頼ってる印象が強いかな、という印象が少し前からのミステリには感じますね。…なんていうか、自分の足場がないから、直観って小さな足場に立って大声で理を解いてるような。

2011-05-27 02:39:28
マトリ・ゴロリ @matorEne

うん、それ登場キャラに言わせた作品で偶然トンネル効果で密室が出来てたよ RT @d0lphin_s0ng: 清涼院流水さんだっけ? RT @matorEne: それと似たようなこと流水先生も言ってたは!!!!!

2011-05-27 02:40:02
逸見文 @ItsumiAya

ロジックの展開自体は確かに、いかにも論理的に見える。そう見えるように描かれてるから…けれど、その根本で探偵がすがってるのは科学的に分析し得ない直観だったりするんですよね。…演繹的推理とはこれはまた別の問題で。

2011-05-27 02:41:40
鉄文(隠居中) @te_ho_603

帰納のプロセスには、構造上、結論を出す時点で、常に大なり小なり恣意が入りますし、それは、直感とも言い換えられるかと。教科書的ですが。

2011-05-27 02:43:27
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