20110528日本地理学会震災対応緊急集会&ハザードマップ

地理学会のシンポジウム「緊急集会 東日本大震災と地理学」まもなく始まります。携帯しかないのでつだりきれませんが、追って、記録をアップしようと思います。
2011-05-28 14:57:01
中林一樹先生「東日本大震災からの復興と地理学への期待」:震災からの復興が全国の地域づくりに影響を与えたかということで歴史的に評価されよう
2011-05-28 15:14:41
地理学会主催の緊急集会「東日本大震災からの復興と地理学」(於:明治大学)に来ています。ただいま話題提供が進行中。資料としてもらった月刊「地図中心」の地形図+空中写真が見やすい。
2011-05-28 15:39:29
東日本大震災からの復興は、従来の開発理念の延長上で行うのではなく、自然と人間とが共生する災害に強い国土構造と地域社会に再構築する必要がある
2011-05-28 15:44:30
宮城大学宮城豊彦先生の話題提供。報道もされていた、居住地(七ヶ浜)での地域防災に積極的に関わってきた方。今回も津波到達のど真ん中にいた研究者の一人。現場では皮手袋が重要だったとのこと。私も車にしか積んでいないな。
2011-05-28 16:01:31
宮城先生は東北学院大の間違い。地理学者は地域の「いろいろなことを調べる」のが好きで、地域に対する提言、主張には控えめだ、というのは同感。
2011-05-28 16:05:51
「マニュアルや地図を作ること自体が大事なのではなく、その過程で地域固有の防災イメージや危機管理の感覚が養われることが大事」「機転の利く地域社会をつくる」
2011-05-28 16:24:51
宮城の沿岸部は宮城県沖地震が想定されていた地域。津波も想定されていた。啓発、教育活動もよく行われていた。「防災マップづくり」が目的ではなく、その家庭で地域の災害に対するイメージが構築されることが重要との指摘。大変同感で、かつ難しいと考えていること。
2011-05-28 16:29:39
今回の震災では忘れられがちな地盤災害の話から導入。1978年の宮城県沖地震の時と全く同じ場所の盛り土地で同じように変動が起こっている事例がかなりあるとのこと
2011-05-28 16:31:32
津波、活断層、発電所の立地、耕作放棄地・・・ 一応これら全部、地理学で対象にされている話。勿論、活断層やっている人に耕作放棄地の事を聞いても(農業地理は専門じゃないので…)という返事だろうけど。ただ、横断的に捉えて話ができるのは、それこそ学会(界)ならではだと思うのだよね。
2011-05-28 17:54:43
でも、なにもコントリビュートしてないよね って総合討論で話されています RT @sat124799: 津波、活断層、発電所の立地、耕作放棄地・・・ 一応これら全部、地理学で対象にされている話。横断的に捉えて話ができるのは、それこそ学会(界)ならではだと思うのだよね。
2011-05-28 18:00:40
@kentaoki 地理学は事実を事細かに記述するのが仕事で、ここをどうするこうするという事はしない、という、地理学科学生だった時の教授の話を思い出します。そういうものかと学者ではない僕は思いつつも、であれば、膨大な量の基礎資料となりうる成果を上手く提供できたら、と思うのです。
2011-05-28 18:16:32
中林先生は,復興の対象と主体として「ヒューマンウェア(生活の安定・尊厳など)」「ハードウェア(住宅,産業,都市など)」「ソフトウェア(地域コミュニティ,産業コミュニティ)」の観点が必要と指摘.
2011-05-29 15:08:52