【R18】絶倫ペアの情交模様・EP25・リゾートの夜
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エピソード25・リゾートの夜
こんな凄いホテルに泊まることがあるだなんて、思いもしなかった。いいんだろーか、一庶民に過ぎないぼくがこんなところに泊まってしまって。 #twnovels
2019-10-20 11:15:03ゴムボートとパラソルを返したぼくたちは、そのまま歩いてホテルに向かった。パーカーを羽織った華純さん、前開けっ放しで、こんなセクシーな格好をしていたらホテルの入口で止められるのじゃないかな、と思ったけれど、考えてみれば、考えなくても、ここは謂わば、リゾート地。 #twnovels
2019-10-20 11:15:26他のお客さんもみんな似たような格好だし、中には華純さんの水着より面積の少ない超マイクロビキニで闊歩しているグラマーなお姉さんもいるし、まったく問題はなかった。そんな、艶かしい格好でホテルに入ったぼくたちは、フロントで預けた荷物を受け取ろうとして・・・ #twnovels
2019-10-20 11:15:50・・・受け取ろうとしたら、荷物を載せた台車を押すポーターさんが、そのまま部屋に案内してくれると言う。従業員への教育は徹底しているらしく、彼は、エレベーターの中でぼくにしなだれ掛かる華純さんに、ちらとも視線を送ることはなかった。 #twnovels
2019-10-20 11:16:48「こちらでございます」 案内された部屋に通されて、ぼくは目を剥いた。広いリビングに簡素だけれどキッチンが付き、寝室は別になっている。窓からは海が一望できる、素晴らしい景観。奥の方のバスルームとトイレはガラス張り。 #twnovels
2019-10-20 11:17:16いや、これ、ここ、高級過ぎない? そりゃ、大して多くもない荷物を運んでくれる筈だよ。ここ、一泊いくらするんだろう。 「どう? この部屋、気に入った?」 部屋と外を見回しているぼくの背後から、華純さんが話しかけた。 #twnovels
2019-10-20 11:17:40「気に入るも何も、こんな部屋、初めてで・・・あの、わざわざこの部屋をとったの?」 「うん、猛くんとの初めての旅行だから・・・って言うのは冗談」 華純さんは優雅に微笑んだ。 「今、行楽シーズンでしょ? どこのホテルも塞がってて、この部屋しか空いてなかったの」 #twnovels
2019-10-20 11:18:03と言うことは、普通の部屋に泊まるつもりだったんだろう、最初は。 「それにしても、良く空いてたよね、日にちを決めてから二週間くらいなのに」 華純さんが言ったように、この行楽シーズン、海水浴シーズンに、半月前に宿泊の予約を取るなんて、ほぼ不可能な気がする。 #twnovels
2019-10-20 11:18:34「一般には公開してない部屋でも、技術顧問してる会社の名前出すとね、取れることあるのよ。提携していて社員用に確保してあったりね。それでも、この一部屋しかなかったんだけどね」 それって、凄い大企業だけなんじゃ。いや、ぼくが知らないだけで、どこの会社もそうなのかな。 #twnovels
2019-10-20 11:19:03「それより、温泉入ってからお散歩行かない? ここにもお風呂あるけど、こういう所に来たら、やっぱり大きなお風呂に入らないとね。猛くんと別なのは残念だけど」 「そうだね。でも、その前に」 ぼくは華純さんの腰に腕を回し、身体を引き寄せて唇を重ねた。 #twnovels
2019-10-20 11:19:30華純さんはもちろん拒まない。それどころか、自分から舌を挿れてくる。パーカーを脱がせる。ぼくのパーカーも華純さんの手で床に落とされる。誰の目も気にすることのない部屋の中で、ほぼ全裸で抱き合い、貪り合う。 #twnovels
2019-10-20 11:19:55温泉に浸かり、ホテルのレストランで夕食を食べて昼の疲れを癒したあたしたちは、夜のリゾート地の散策に出掛けた。ここ、昔は海水浴場だけだったそうだけれど、今は山側──そんなに標高はないから丘かな──にアスレチック場もできていて、冬もそれなりの客入りがあるとか。 #twnovels
2019-10-20 11:21:17そのアスレチックコースも、陽の暮れた今は人は少なくなっている、と思う。昼の様子を見ていないから、想像だけれど。その、海水浴場とアスレチック場の間に広がる公園を、猛くんとあたしは歩いている。さっきまでは土産物屋さんの並んでいる通りでお土産の目星を付けていた。買うのは明日。 #twnovels
2019-10-20 11:21:46「結構良い風吹くね」 猛くんが言う。 「そうね。思ったより涼しいね」 あたしは着ている浴衣の胸元をぱたぱたさせながら言う。思いのほか冷んやり空気が乳首を撫でて、気待ち良い。因みに、浴衣の下には何も着ていないよ。ブラジャーもショーツも無し。 #twnovels
2019-10-20 11:22:16だから、よく見ると勃っている乳首が薄っすらと見えたり見えなかったり。人とすれ違う時、気付かれないかと、ずっとどきどきしていた。ここは人が少ないから、あまり心配はない。街灯は点々と設置されていて、真っ暗な場所はないけれど。 #twnovels
2019-10-20 11:22:48猛くんがあたしの胸元を気にしている。そのためにぱたぱたしたのだけれど。視線を感じると、ますます滾ってくる。風を心地良く感じるのは、気持ちが昂ぶって肉体が熱くなっているからなのかもしれない。浴衣の下で、愛液が太腿を伝って流れてゆく。 #twnovels
2019-10-20 11:23:16猛くんも昂ぶっている。彼は流石にブリーフを穿いている(それはそうだ。穿かないと、大きく立派に勃ったペニスが浴衣の合わせ目から覗き出しかねないもの)けれど、それでも判るほどに、股間が膨れ上がっている。視線をあげると、猛くんと目が合った。 #twnovels
2019-10-20 11:23:44互いにどこを見ていたのか解って、二人とも苦笑してしまう。二人でいると、いつも似たようなことを考えている気がする。頭の中はピンク色。 向こうから、カップルが歩いてくる。青い浴衣と赤い浴衣。ホテルや旅館のではなくて、自前のかもしれない。 #twnovels
2019-10-20 11:24:17それより、あたしの乳首と猛くんの逸物、気付かれないかな。大丈夫だと思う。もう、暗いし。ちょうど街灯と街灯の間の暗い場所、明かりは猛くんがホテルで借りた、提灯型の電気ランタンと、間もなくすれ違うカップルの男性が持っている懐中電灯だけ。 #twnovels
2019-10-20 11:24:46何事もなく、すれ違う。うん、気付かれなかった、はず。気付かれていたら、何かしら反応があっただろう。と思ったら、後ろで「いてっ」と男声が聞こえた。何かあったかな? 後ろをこっそり窺ったけれど、特に何事もなさそう。つまづきでもしたのだろう。 #twnovels
2019-10-20 11:25:15