10周年のSPコンテンツ!
9
マンガ on ウェブ @mangaonweb
漫画家の印税収入の件ですが、少し話題になっているみたいですね。 http://htn.to/cmj9sc でも、このデータって、僕にデータを教えてくれた漫画研究者が特別な調査を行った結果ではなく、出版指標年報という本を読めば、誰でも導きだせる結果なんですよね。。(佐藤秀峰)
村岡ユウ(もういっぽん!5巻11月8日) @yuu1220
@mangaonweb 「漫画家の場合、原稿料は経費で使い切ってしまうか、赤なので」とありますが、僕が直接知っている漫画家(せいぜい2~30人ですが)でそういう人は一人もいません。原稿料だけでサラリーマンの年収を越してる人も結構います。効率よく稼いでる人は結構いると思いますよ。
マンガ on ウェブ @mangaonweb
そういう人は、スタッフを雇っている場合、大体、労働基準法に違反していると思いますよ。(佐藤秀峰)@yuu1220
村岡ユウ(もういっぽん!5巻11月8日) @yuu1220
@mangaonweb ああ、確かに週刊連載だとそうかもしれません。あとはまあ、スタッフなしで食ってる漫画家さんも結構多いという事でしょうか。
マンガ on ウェブ @mangaonweb
僕の職場のスタッフの人件費をぶっちゃけると、月給+賞与年4ヶ月分と、1日2食の食費、保険、で一人あたり年間400万円くらいなんですよ。それって、安いのかな?高いのかな?って、よく考えるんです。どっちですかね?(佐藤秀峰)
カオルさん @fubukick
@mangaonweb 実際の労働時間がどのくらいかがわからないので細かい判別は付きかねますが、かなりしっかり払ってらっしゃるなあと感じますが。賞与も保険もあるのですね。他ではあまり聞かないです。「アシスタント」ではなく「スタッフ」と呼ばれるところにも意味を感じます。
マンガ on ウェブ @mangaonweb
1日12時間週5日勤務で、これだと労働基準法違反なので、年に2~3ヶ月、有給が強制的にあります。保険は社会保険じゃないけど、通院代なども出るやつですね。アシスタントは、自分がスタッフの時、「アシ」と呼ばれるのが嫌だったので。。(佐藤秀峰)@fubuki_kaoru
マンガ on ウェブ @mangaonweb
漫画家のスタッフになる人って、元々は漫画家を目指している人が大半だし、漫画家さんから見ると、スタッフ=弟子、漫画家>スタッフという感覚は今も根強く残っていると思うんですね。でも、それが正しいのかな?ってずっと思っているんですよ。(佐藤秀峰)
マンガ on ウェブ @mangaonweb
漫画家とスタッフの間に、雇用関係以外に上下関係はないし、フェアに接したいと思うんだけど、フェアってどういうことだろう?と思うとよく分かんなくなっちゃうんです。先日から、背景のデータベース化問題についてつぶやいてるのも、それはフェアじゃない、と感じるからなんですね。(佐藤秀峰)
マンガ on ウェブ @mangaonweb
漫画家のスタッフは、元々は漫画家になりたかった人たちなんだけど、漫画家ってなかなかなれるものじゃないので、何年かスタッフを続けているとおかしなことになる人も、時々いるんですね。まず、もっともよくあるパターンは、自分の漫画を描かなくなります。(佐藤秀峰)
マンガ on ウェブ @mangaonweb
自作の漫画を、何度か出版社などに持ち込んで上手くいかないと、妙にいじけてしまうというか、土俵に立たなくなります。「まだ修行中」とか「傑作以外、描きたくない」とか、様々な理由をつけて、漫画を描かなくなってしまうんですね。(佐藤秀峰)
マンガ on ウェブ @mangaonweb
妙に自分でハードルだけ上げて、描かない理由を並べるのですが、本当は、ちょっと努力したくらいじゃ漫画家になれない、と分かってしまったので、更に努力するのはめんどくさいし、自己弁護をしているだけなんですね。(佐藤秀峰)
マンガ on ウェブ @mangaonweb
で、そういうスタッフが、職場にいると、職場の空気が淀みます。一生懸命、自作の漫画を描いているスタッフに対して、無駄なことをしているかのように蔑んでやる気をそいだり、逆に、「仕事をまじめにやれ」と怒ったりするようになります。(佐藤秀峰)
マンガ on ウェブ @mangaonweb
せっかく、漫画家を目指す人たちが集まっている職場なのに、漫画を描いたり、議論をしてはいけない空気になってしまうんですね。馬鹿みたいだけど、どこの職場でもよくある話だと思います。(佐藤秀峰)
マンガ on ウェブ @mangaonweb
どこの職場でもよくあること、と言いましたが、僕の職場でも過去にあったんですね。大体、この「漫画描かない現象」は長年勤務しているスタッフに起こるので、先輩スタッフが「漫画の話はするな」というオーラを出すと、新人スタッフが困惑するんです。(佐藤秀峰)
マンガ on ウェブ @mangaonweb
で、職場の空気が腐るのが嫌だったので、僕はある時、ある提案をしたんですよ。漫画を描かないスタッフに「じゃあ、原作を描いてあげるから、漫画を描いてみなよ。編集部とも交渉して、雑誌に掲載されるように話をつけるから」って。(佐藤秀峰)
マンガ on ウェブ @mangaonweb
なんと、僕は原作を描くのは、先日の「ボクマン」が初めてじゃなかったんですよ。漫画を描かない作画スタッフのために、原作を描いたことがあるんです。6,7年前のことかなぁ?(佐藤秀峰)
マンガ on ウェブ @mangaonweb
で、原作を描いた結果ですが、ちょっと頭が回らなくなってきたので、また明日つぶやこうかと思います。。(佐藤秀峰)
マンガ on ウェブ @mangaonweb
お、明日になった。 でね、漫画を描かないスタッフに原作を描いてあげたんですよ。 在りし日のヤングサンデーの編集長と交渉して、スタッフの作画原稿料は¥15,000円にしてもらったかな? 作画期間は僕のほうの仕事は完全に休んでもらって、そっちに集中してもらうことにして。(佐藤秀峰)
マンガ on ウェブ @mangaonweb
制作に必要な時間を自由に設定してもらって、僕の方の仕事は完全に休んでもらい、それに合わせて編集部に台割も組んでもらって、彼がいない間は、僕が自分で背景を描いて、穴を埋めましたね。(佐藤秀峰)
マンガ on ウェブ @mangaonweb
結末はですねー…、無惨でした。 作画がまったくスケジュール通り進まず、新人の短気連載にも関わらず、締め切りを守らず(守れず)、3度も編集部に台割を書き直させて、僕の仕事にも影響が出るし、編集部からは、「二度と原作企画はやってくれるな」と言われました。(佐藤秀峰)
マンガ on ウェブ @mangaonweb
散々な結果でしたが、始まりはここからだったんですね。 さすがに僕も、「これじゃ、二度と原作は振れない」という話を彼にする訳ですが、彼は自分の実力不足を省みず、なぜか僕を恨むようになります。「スタッフがいなければ漫画も描けないクセに」と賃上げ要求が始まりました。(佐藤秀峰)
マンガ on ウェブ @mangaonweb
後は裏目裏目ですよね。 賃上げ要求にも真面目に取り合いましたが、結局、彼は「こんな下らない職場、皆でやめようぜ!』と他のスタッフにまで言い出して、手がつけられなくなったので、スタッフを全員解雇しました。(佐藤秀峰)
マンガ on ウェブ @mangaonweb
ちょっと説明が駆け足で乱暴になってしまいましたね。。 本当はこの何倍かいろいろとあったんだすけど。。 その一件で、実力のない人に情けをかけてはいけないんだな、ということを僕は学んだのですが、逆に「漫画家とスタッフの適正な関係」というものを深く考えるようになりました。(佐藤秀峰)
マンガ on ウェブ @mangaonweb
でね、最初に戻るんですが、背景画の共有は、作家側からスタッフへの暴力だと思います。 暴力はやめた方がいいと思いませんか?(佐藤秀峰)

コメント

ミィム@糖質制限中 @happylab 2011年5月30日
「このままじゃ食っていけない」っていうのは、いい意味でも悪い意味でも環境を変えるきっかけになってしまうのですね。
D.D. @m_d_d_b 2011年5月30日
スタッフ全員解雇て…問題の身の程知らずスタッフ以外のメンバーはとんだとばっちりのような。(たしか佐藤先生とこでは3年で必ず出ていってもらう方針だったかと記憶。なら早かれ遅かれ辞めてもらうには違いないんだが)
偽教授 @tantankyukyu 2011年5月31日
話が落ちてない気がするんですけど。続きは?
ログインして広告を非表示にする
ログインして広告を非表示にする