(作業用メモ)巨乳の高価値化は最近でそもそも江戸時代までは割と裸族だったという話

進化論で語るには歴史が浅いと思うの。
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結城由羅@世界忍者国 @yura_yuki

オメガバースやら性的キューやらホモソーシャルやらから、なんとなし「アルファ雄」を調べてたけど、 "人間社会における男性のうち 一家の長や職場のトップや ワシントン つまり 国家の長にあたる人などを アルファ雄と呼びますが チンパンジーに失礼です 間違った呼び方ですから" らしい。へぇ

2019-10-24 18:59:31
結城由羅@世界忍者国 @yura_yuki

ちなみにTEDね。 アルファ雄の驚くべき科学 (フランス・ドゥ・ヴァール | TEDMED 2017) ted.com/talks/frans_de… "アルファ雄の義務は 2種類あります 1つは群れの秩序を保つことです 調整義務といって 群れの争いを調整することです 2つ目は最高の共感者であること 国家を慰める責任者である"

2019-10-24 19:03:44
結城由羅@世界忍者国 @yura_yuki

ドゥ・ヴァール氏はこの辺の本を書いた人らしい。寡聞にして知らなかったでござる。サルだけに(こら。 『動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか』 進化認知学、そして「唯一無二の人間」という見方からの脱却 - HONZ honz.jp/articles/-/442…

2019-10-24 19:19:09
リンク 本しゃぶり 巨乳の炎上に見る進化と文化のミスマッチ - 本しゃぶり なぜ男性向けの巨乳キャラは燃えるのに、その逆はないのか。その理由をデータを基に考察していく。 1810 users 225
結城由羅@世界忍者国 @yura_yuki

巨乳の炎上に見る進化と文化のミスマッチ - 本しゃぶり honeshabri.hatenablog.com/entry/blood_an… なんとなし首を傾げてたんだけど、 twitter.com/cchili_dogg/st… で、確かに江戸時代は違ったらしい、とか中国は纏足が性的じゃなかったっけというあたりからかなり西洋的価値観の影響な気はする。

2019-10-24 19:46:40
ちり @cchili_dogg

この手の事件のたびに「大きな胸が好きなのは古来から変わらない男の本能」という事をいうやつが出るけど全く歴史的に正しくないし、知ったかぶりで他人にものを言える神経はもちろんのこと、それ以上になぜ自分が好きなものに対してそんなに知的に怠慢でいられるのかが分からない。

2019-10-23 22:02:29
結城由羅@世界忍者国 @yura_yuki

我様が性的かといわれると「大変性的ですね!」っていい笑顔で答えますが、その辺がアルファ雄としての特徴だからかどうか、というあたりで元々のアルファ雄の定義(義務としての調整義務と共感義務を果たしている)に近いのは賢王様かな、みたいな顔にはなった。 twitter.com/yura_yuki/stat…

2019-10-24 19:50:34
結城由羅@世界忍者国 @yura_yuki

なお、我様の一番好きなシーンは、 「おのれおのれおのれ」 って雑種に助けを求めながら飲み込まれていくやつです。ふふふ。

2019-10-24 19:52:16
結城由羅@世界忍者国 @yura_yuki

ホモソーシャルの定義に含まれているホモフォビアも日本の江戸時代くらいまでと同様に、中国でもさほど激しくなかったらしいので、この辺も西洋思想の影響じゃないのかなぁ。 『性からよむ中国史 男女隔離・纏足・同性愛』 - HONZ honz.jp/articles/-/416… 明治期から急激に男色は衰退するのよね

2019-10-24 20:00:37
リンク HONZ - 読みたい本が、きっと見つかる! 『性からよむ中国史 男女隔離・纏足・同性愛』 - HONZ 帯に「西洋的概念では捉えきれない、性の視点から中国近現代史を見渡す」とあるとおり、本書は西洋の尺度に対してどのくらい進んでいる、遅れている、という見かたをせずに中国での性のありようを描き出す。同時にその... 11 users
結城由羅@世界忍者国 @yura_yuki

そういえば、この辺買ったけど積んで読んでない。 粘菌で有名な熊楠さんは男色の研究でも割と有名だったらしいよ! 【シミルボン】南方熊楠の男色知識の凄さを見よ!( 南方熊楠男色談義 岩田準一往復書簡 | 月川 和雄, 南方 熊楠, 長谷川 興蔵, 岩田 準一 ) shimirubon.jp/columns/1686627

2019-10-24 20:15:30
結城由羅@世界忍者国 @yura_yuki

そういえば、少なくとも江戸時代までは、お歯黒が広く普及していて、綺麗に染まっているほど魅力的だったらしいので、その辺も大分違うよなとふと。白い歯が魅力的とされるようになったのはいつ頃からだろうね。 歯医者さんのこの記事面白す。 jda.or.jp/park/knowledge…

2019-10-24 22:26:59
リンク www.jda.or.jp お歯黒について - 歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020 歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020
とらさん or 虎山 元紀 @torasang001

巨乳(という言葉も新しいんですが)、ボインという言葉を生み出したのは朝丘雪路の胸を指したジャズ評論家の大橋巨泉だ。というのは有名な話で(巨乳は松坂季実子)、その後は細川ふみえ、そして雛形あきこなどのイエローキャブへ、という流れがあり……と大きい胸部の価値化、は新しいですよね。

2019-10-24 23:25:17
とらさん or 虎山 元紀 @torasang001

(巨乳の価値化、といえば古代の多産と豊穣を司る女神像が胸も腰もお尻も大きく作られるとか、胸が何十個もついた女神像のほうで、そこからのアニメ側への言及としては、理想の男性像化ともいえる金剛力士像がマッチョなようにビキニアーマーを着た女戦士は巨乳だ、みたいのは古くからあると思います)

2019-10-24 23:30:22
とらさん or 虎山 元紀 @torasang001

で欧米で見ても、例えば美術では、文化が花開いたと言われるルネッサンス美術の時代のビーナスを見たり、近代でも巨乳に価値は持たせていません。ぽっちゃり好きのルノワールと、日本では悪名高く(笑・サイードにも批判された)アングルの『トルコ風呂』がまぁ巨乳かなくらいです。 pic.twitter.com/MToVrQ3BPU

2019-10-24 23:36:28
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とらさん or 虎山 元紀 @torasang001

で欧米で巨乳の代表格といえば、マリリン・モンローなわけですが氏が活躍したのは戦後です。巨乳と戦争といえば、米軍の航空機などに書かれたピンナップガールの絵でありこれは多くが巨乳でした(女戦士の巨乳とも繋がります)。このころにスリーサイズというものが男の間でも一般化された、と言います

2019-10-24 23:50:41
とらさん or 虎山 元紀 @torasang001

スリーサイズとはいわば女体の数値化=スペック化であり、このスペックという概念は兵器のスペック(を求めることと)と重なります。

2019-10-24 23:54:06
とらさん or 虎山 元紀 @torasang001

写真が発明された当初すぐにヌード写真が現れますが(笑)、その中心はパリであり、被写体は女優を目指す女性たちなどが副業としてやっていました。ここでも巨乳は必ずしも強調されていませんでした(詳しくは『裸体の森へ』に書かれています)。

2019-10-24 23:57:31
とらさん or 虎山 元紀 @torasang001

というわけでこういった面で見ると欧米でも、巨乳の価値が高くなるのは戦中〜戦後くらいからで比較的新しいものですね(巨乳の豊穣の女神が、性になるまで時間がかかりました。どちらも”生/性”ではありますが)。

2019-10-25 00:00:26
とらさん or 虎山 元紀 @torasang001

(巨乳の価値化と資本主義の発展を関連させて語る人も結構います。)

2019-10-25 00:02:02
とらさん or 虎山 元紀 @torasang001

なので巨乳が性的キュー云々とか遺伝子云々いうのは間違っています。おっぱいは大きくても小さくても無くてもいいものです。

2019-10-25 00:06:40
結城由羅@世界忍者国 @yura_yuki

とらさんによると欧米でも巨乳の価値が高くなるのは戦中~戦後らしい。 twitter.com/torasang001/st… はて?とぐぐってみるとなんかあった。 その昔、巨乳は悪だった? “大きなおっぱい”は日本ではどのように扱われてきたのか「巨乳の誕生」著者に聞いた nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/17…

2019-10-25 00:10:39