クルセイダーキングス2:ジョージア王国興亡記(2)暴威王バグラト5世

Crusader Kings 2のAAR。Sunset Invasion以外は2019年10月までのDLC全部入り。 次回:https://togetter.com/li/1423842 前回:https://togetter.com/li/1414953
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ぴろき @piroki_wod

バグラト・バグラティオニ5世の治世は、母王が始めたルーム朝との全面戦争で幕を開けました。 敵はアナトリア十字軍との戦いに主力を割かれている(はず)と見て、領土要求しているアゼルバイジャン沿岸部を問題なく占領しますが、ここで、同じスンニ派として中央アジアを制するスィナン朝が参戦。 pic.twitter.com/ZY1wsQiVSR

2019-10-09 22:03:07
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そこに、正教の守護者ビザンツ帝国がジョージア側に立って参戦。アナトリアとザカフカスを舞台に激戦が繰り広げられます。 pic.twitter.com/jHwyLPGGzw

2019-10-09 22:08:16
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ぴろき @piroki_wod

ムスリム勢に対して兵力で劣るジョージアは、ロシアとブルガリアの傭兵に頼らざるを得ません。つまり、お金が要る。 そんな中、書庫で見つかった母親の自分史保存にカネをかけられるでしょうか……? pic.twitter.com/DvFRs1GIKf

2019-10-09 22:10:44
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ぴろき @piroki_wod

嫡男ギオルギが成人。父バグラト王と母アレヴィグ王妃との間には5人の息子が生まれています。弟4人はなかなか重荷になるかも。 (長子相続制だと他の弟たちは領地がないと不満を持ちます pic.twitter.com/cn3kzetU6v

2019-10-09 22:13:54
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そしてまたまた王妃は懐妊。めでたいことなのですが、問題があります。アレヴィグ王妃は初産以来難産のたちで、出産のたびに半狂乱や鬱になってしまうのです。 pic.twitter.com/hUYzs2ETiM

2019-10-09 22:15:27
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1231年、十字軍はルーム朝に勝利。アナトリアの西半分は教皇領に編入されました。エジプトといい、小アジアといい、この世界の十字軍大活躍だな! ともあれ宿敵の衰弱はジョージアにとっては朗報です。 pic.twitter.com/5YFrvqd1tB

2019-10-09 22:19:39
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ルーム朝の残兵を倒して、先王以来の宿願だったアゼルバイジャン回収を完了。 pic.twitter.com/tIOBqxES0P

2019-10-09 22:22:35
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ぴろき @piroki_wod

問題はこのアゼルバイジャンを奪取しようと大軍で攻めてくるスィナン朝。ジョージアの将軍たちが軒並み微妙な武力なので(先代が重用した女将軍ケケラは女性ということで軍から外されてしまっています。 やむなく、将軍招聘ディシジョンを連打!カネが!カネが消えていく!

2019-10-09 22:24:43
ぴろき @piroki_wod

武力20代の将軍をひっさげたジョージア・ビザンツ連合軍15000は、アゼルバイジャン首邑近くでスィナン朝遠征軍15000と激突。我が方の勝利! 戦績値が50%を超えたのでいそいで白紙和平を提案。これにて4年近くに渡ったムスリムとの戦争が終わりました。 pic.twitter.com/SQVF4rsPh1

2019-10-09 22:28:25
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1233年3月。アナトリア大戦終結直後のジョージア。ようやく国土が一続きにつながりました。 pic.twitter.com/m36VXVdKYl

2019-10-09 22:30:40
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ぴろき @piroki_wod

・・・ところでお気づきいただけるだろうか。39歳になったバグラト5世、母王が見たら嘆くような特徴がいくつもついてきています。 ・Adultery(不倫:相手は魔女と噂される美人の女医)→人気低下 ・Fat(肥満)→Hard Dietによる能力低下 まあ、君主としては普通か・・・ pic.twitter.com/OXPVToi5zA

2019-10-09 22:35:28
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ぴろき @piroki_wod

アゼルバイジャン回収を見届けた安堵からか、先代以来の重臣で、王妃の父であるアゼルバイジャン公ヴァフタンクが83歳(!)で薨去。これで旧世代の役者は全員いなくなりました。 pic.twitter.com/cCco2UdLub

2019-10-09 22:42:32
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大きな戦争は終わりましたが、この頃からジョージア国内で盛んに異端・魔女狩りが行われるようになります。 pic.twitter.com/UGbOSBJgvZ

2019-10-26 19:19:53
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ぴろき @piroki_wod

異端狩りを主導するのは、王の評議会に座する狂信的な大主教シモン。その矛先は大貴族にも容赦なく向けられます。バグラト王も反抗的な老公爵の没落に利用しますが、この後も弾圧運動はやまず、だんだん国内の不和の種になっていきます。 pic.twitter.com/JbfLI5up2n

2019-10-26 19:22:07
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国と国との戦いこそないものの、北方の彼方からは頻繁に遊牧民の略奪団がやってくるため、王軍に休む間がありません。 pic.twitter.com/1EHVgbo7nG

2019-10-26 19:24:35
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この頃、王は四男二女をあげ、後継には心配がないのですが、愛人ルスダンとの間に庶子が生まれたのを境に、王妃との関係が悪化します。 pic.twitter.com/QtbDBktT79

2019-10-26 19:26:26
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1238年、十字軍に領土の西半分を奪われて以来衰弱するルーム朝は、ビザンツ帝国の攻撃を受けます。バグラト王はこれをアルメニア征服の好機と見て宣戦。5年ぶりに対外遠征が開始・・・ pic.twitter.com/m6od3fK0lL

2019-10-26 19:29:12
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その途端、カフカス山脈の北アラニアで反乱が勃発! アブハジアの公爵がビザンツの公子をアラニア王に擁立したのです。 やむなく、ルーム朝とは白紙和平を結び、叛徒討伐に。ぐぬぬ…… pic.twitter.com/s8My9CVzsR

2019-10-26 19:32:29
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討伐自体は順調に進み、首謀者であるアブハジア公爵がストレスで頓死したことで終息。それだけにアルメニア侵攻が頓挫したのが悔しい。 pic.twitter.com/hYRliqpokK

2019-10-26 19:35:46
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ぴろき @piroki_wod

さて、魔女狩りはヒートアップするばかり。君臣の仲が悪くなるばかりなので、とうとう評議会からシモン老師を追放しました。 串刺し好きで臆病、猜疑心が強くて好色、っておまえ・・・・・・ pic.twitter.com/IKgxXDsWH9

2019-10-26 19:38:59
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長男の皇太子ギオルギが「物狂い」で「悪魔憑き」になっとる・・・・・・!なんでやー! pic.twitter.com/zJCiWe6Rhc

2019-10-26 19:41:47
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ぴろき @piroki_wod

そして王自身にも「暴君」の異名が。まあ、確かに評議会の意見ををぶっちぎったりしたからなあ・・・・・・(たぶん「頑固」で「ねたみ深い」性格だからだと思われ pic.twitter.com/no5jT8r4dZ

2019-10-26 19:47:06
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ぴろき @piroki_wod

まあ、そんな暴君バグラト5世ですが、1243年、西部の大貴族タオ公が独力でルーム朝に戦争をふっかけます。 老スルタンの賢王バスブガが癌で崩御した模様。これでジョージアとの休戦も失効します。再戦!! pic.twitter.com/jVIrFuF4Bk

2019-10-26 19:50:05
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ぴろき @piroki_wod

新王トガイ率いるルーム朝軍に、昔日の面影は全くありませんでした。アルメニア地方を制圧されて2年で屈服。ジョージアが先代以来の宿願を果たしました。 pic.twitter.com/ORroz20tel

2019-10-26 19:53:39
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ぴろき @piroki_wod

この勝ち戦によって拡大したジョージア王国。ルーム朝はばらばらに引き裂かれています。一方、シリア地方を制するアイユーブ朝と国境を接しました。 pic.twitter.com/YJtBgOyAqF

2019-10-26 19:55:16
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