3rd全国立海公演(後編)考察メモ

思いついた順なので時系列が前後します。公演が終わるまで随時追加されていきます。※3rd手塚国光論文も追加しました。
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あず @azzs

「鼓動のときめきが聞こえる ボールを打ち返したいと」をそれぞれの視点で捉えると幸村は「生きているのにボールを打ち返したいのに体が動かない」、リョーマは「ラリーが続くことが嬉しくて心が躍る もっとボールを打ち返したい」という意味になる

2019-10-22 19:26:19
あず @azzs

2人の共通項は「1度テニスができなくなった」点にあるけど中身が違う 幸村は「肉体面でのテニスの喪失」なので思い通りにテニスが出来た頃の記憶は残る 故にボールを打ち返せない悔しさが募っていく リョーマは「精神面でのテニスの喪失」のためボールを打ち返せるとその喜びや楽しさが募っていく

2019-10-22 19:26:49
あず @azzs

そして幸村は試合中に五感を奪うことでリョーマに自分と同じ思いをさせるわけです 肉体面でのテニスの喪失を 今までこんなことをする相手はもちろんいないので普通は幸村のテニスを克服できずに終わってしまう でもリョーマは1度テニスを喪失して取り戻す過程を踏んでいる

2019-10-22 19:28:03
あず @azzs

「ボールを打ち返したい」という気持ちはプラスのものであることを知っている なので幸村のテニスを克服できる可能性が高かったんじゃないでしょうか

2019-10-22 19:28:40
あず @azzs

思い出せ越前で青学レギュラーがリョーマに「テニスは俺らの全てじゃないか 俺たちはテニスで繋がる仲間 テニスにかけたあの日々を テニスに委ねた熱い命を」と必死に訴えるあの場面がまさに「テニスの王子様」 テニスの王子様(リョーマ)がテニスを忘れたらそれはテニスの王子様(リョーマ)ではない

2019-10-22 19:31:34
あず @azzs

原作の「Genius テニスの王子様たちへ」というタイトルが私はとても好き 「テニスの王子様」というとリョーマを指すけどテニスの王子様「たちへ」は作品内すべての子たちを指し、結局南次郎が最後に言った最初は誰だって天衣無縫で誰もが天衣無縫になりえるという意に帰結するので

2019-10-22 19:34:44
あず @azzs

私は体育の授業でしかテニスしたことないド素人だけど始めの頃ってラリー続いたときが1番嬉しいし楽しくない?幸村のテニスは普通にラリーをさせてくれないから苦しいんだろうな思う 手塚は零式があれど基本ゾーンで永遠にラリーしたいタイプだからやっぱりテニス大好きだしそれなりに楽しいんでしょ

2019-10-22 20:28:26
あず @azzs

クルム伊達公子の連載記事、最近読んだ中でダントツに良い読み物だった 「子どものときは、ただただ、ボール打ってること自体がたのしかった。それだけでした。もう、ただひたすら、ボールと触れ合ってたい」 1101.jp/LfXtrX

2019-10-26 12:14:57
あず @azzs

「万全だったからこそ」「ラリーがつながるよろこび」「ダブルスをやる理由」が特に面白かったです私は

2019-10-26 12:16:25
あず @azzs

先日ツイートしたクルム伊達公子の記事で当たり前だけど盲点だったのが「ラリーが続くのは楽しいがラリーは相手がいないとできないし相手が上手くないとラリーが続かない」「なので逆にラリーが上手い人は試合では相手が返せない場所が見え、そこに打つことでゲームを終わらせようとする」ということ

2019-10-28 20:37:56
あず @azzs

各位、後編が始まる前にお願いだから四天公演の「こいつをやっつけたい!」を聞いておいて下さいお願い この曲に今回のS1の真髄が凝縮されているので これは連日私が言っていた「テニスを始めた頃はラリーが続くことが楽しい」という話と「天衣無縫」に関係があります

2019-10-28 20:40:38
あず @azzs

今思うと「ラリーが楽しいこと」の象徴が四天公演の「こいつをやっつけたい!」だった 「来い無我の境地が破れるか」「なんやそれ打ち返せばいいんやろ」「どこまでも着いてこれるか俺のテニスに」「見えん球でも見つけ出してやる」 この応酬がラリーでテニスの楽しさで天衣無縫で幸村に勝つ方法

2019-10-28 20:41:38
あず @azzs

ここでわたしの四天公演の一球勝負と全立のS1に関する地獄の下書き晒しておくね pic.twitter.com/wzyD8NdMNP

2019-10-28 20:44:23
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あず @azzs

幸村が五感を奪うの、味覚とか奪う必要あるか?といつも思ってたんですが「五感」はあくまで概念的な意味であって「テニスにおける身体面の象徴」と解釈すればいいのかと気づきました

2019-10-30 21:02:37
あず @azzs

そうすると「五体(これも五感と同じ解釈)がテニスで出来てる」金ちゃんと「テニスそのもの」であるリョーマが差別化できる気がするし、この金ちゃんは幸村と当てはめることもできるので結果今回のS1の勝敗の理由にもなり得る気がする これこの前の下書きスクショの1つ目のヤツです

2019-10-30 21:03:51
あず @azzs

テニスの身体面と精神面の話は以前ツイートしたけど(コイツ何言ってんの?って感じだな)幸村はとても身体面に偏ってテニスをしている人物だと思う 1度病気でテニスが出来なくなったからこそ、テニスは楽しいという感情を捨ててでも身体が動く限りは絶対にテニスをするんだという意思が強い

2019-10-30 21:18:36
あず @azzs

そんな幸村の気持ちを知ってるから、決勝での真田や柳や赤也は顕著にそうしてたじゃないですか 必死で感情を捨てようとしていたし、身体が動く限りテニスをしようとしてた 結果試合には勝てたけど満足のいくものとは言えたかは分からない

2019-10-30 21:22:04
あず @azzs

幸村は奪おうと思って相手の五感やテニスへの楽しさを奪っている訳ではないらしいけど、同じように無意識に立海レギュラーの「テニスの楽しさ」も奪っていたのかもしれないな まだ稽古も入ってないのに内容が重すぎる

2019-10-30 21:28:15
あず @azzs

リョーマは真田VS手塚を記憶喪失な上に軽井沢にいたのでまったく見ていない訳なんですが後でこの勝敗の意味を理解したときどう思ったんだろう やっぱり「俺に勝っといて負けんな」かな それとも「青学の柱になる」かな (自分で打ちながら泣いてる)

2019-10-30 21:31:18
あず @azzs

エッこれって最初のリョーマは記憶がないまま彷徨っててライバルズのことも分からないからみんな仮面をつけたまま 真田のところで扉が開く=無我の扉が開く(リョーマの無我の扉が開いたのは関立)ってことですか?幸村出てからもヤバいもう試合見た気分

2019-11-16 15:11:24
あず @azzs

改めてちゃんと公演PV見てきたけどテニスしてないのに完璧に全国立海S1を表現出来ている 記憶がない形だけの王子様の格好をしたリョーマが扉を開けようと彷徨ってる そこに現れる仮面着けたライバルズ(リョーマの記憶が戻っていないので顔は見れない)→

2019-11-16 21:55:05
あず @azzs

→真田の後ろで1つ扉が開く(リョーマは関立で無我の扉を開けている) そしてライバルズに導かれて着いた先にいる幸村 幸村の前では手も足も出ないリョーマ さあどうする?そんな感じ

2019-11-16 21:55:07
あず @azzs

ここに来てようやく本当の意味での"テニスの王子様"を見れる気がしてメチャメチャ興奮してる

2019-11-16 21:58:26
あず @azzs

こんなにテニスを使わずにテニスを現せるなんて素直に感心してしまったんだけど、もしかしてわざと直接的なテニス表現を控えた説もある リョーマがテニスを忘れているので

2019-11-16 22:15:34
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